Tomac 2012 が追加されてた

Tomac の2012年モデルが公開されていた。2011年で、画像が2010年のものは相変わらずそのまま。Automatic 120 や Snyper 140 を例に挙げてみると、 2010→2011ではシートステー~チェーンステーの補強が左右対称に近くなった。Automatic 120 は、ヘッドチューブが1.25ZS..1.5TR のテーパードになった。画像の差し替えはいつやるんだろうか?

リンクした画像は、Primer 200、Tomac 久々のDHバイクだ。近頃あまり見かけない色使いで、これといって目新しい技術もなさそうだし、"World Cup level performance at relatively reasonable pricing"をうたい文句にした価格(158,000円)だけか。
Primer 200に限らず、6069アルミ合金を使っているフレームはなかなかない。台湾生産で品質も高そうだし、安くて手軽なフレームが欲しければ Tomac で十分だろう。目新しさはまるでないけど...。

で、これ以外は、やはり 29er が増えた。
XC用HTは、SilverとType X が廃盤になり、Flint 29 が継続でType X 29 が追加、XC用FSのCarbide SLに、29er が加わった。Type X は、26er が1100gだったが、29erはさらに軽く1000gとなっているらしい。

ところどころリンク切れだったり画像が間に合わなかったりしているが、2012年も引き続きがんばっていくようで安心。

日本の代理店も、Dirty Bikeに更新されている(ただし、ページ上部の日の丸からは、昔の代理店の方へ行ってしまう)。Diplomat 29 の入荷情報もあるし、やっぱり売れて欲しい!

ガレ場でもHT

うまい人ならバイクを選ばないと思うが、私の場合はいろいろなスキルが欠けているため(練習を怠けているからに他ならないが)使っているパーツに大きく左右される。
昨日は長瀞で結構荒れたガレ場を鉄HTで走ってきた。相変わらず普通の人なら超えられる岩に引っかかったり、足下不注意で切り株につま先がぶつかったりして、進歩のないところを開陳してしまった。それでも、アルミHTに比べると、以前の2倍走ったのに膝の痛みはなかった。
で、スキル不足を補うパーツのひとつがこのタイヤ。Continental Mountain King II 2.4 UST。コンディションが最高だったため、路面にかなり引っかかる感じがして走行中の安心感が大きかった。ターンでも流れないし、先日の台風でひどく掘れてしまっている斜面にサイドを当てた状態で走っても滑り落ちない。ノブの間隔が広いので泥捌けも良さそうだ。ProTection なら、チューブ込みで重さがだいたい釣り合うし、さらに Black Chili でドイツ製だ。今のUSTに寿命が来たら ProTection も試してみよう。
ゴム女王の代打のつもりだったが、意外といいかもしれない。こっちのほうが100gほど軽いし。

UST規格の チューブレスタイヤ

USTチューブレスタイヤのはめ込みが非常につらい、ビードも上がらない、あきらめて自転車屋に持ち込んだ、などという話を時々ネットで読む。
本当だろうか?




  1. はめ込みについて
    UST規格のチューブレスタイヤは、ビードを傷めると即空気漏れにつながり、修復不能になるため、はめ込むにはタイヤレバーを使用しない、という原則がある。というかタイヤレバーなど絶対に使うな。使う必要もない。説明書には、石けん等で滑りをよくするとはめやすいとある。滑りが良いと、はめ込みやすいだけでなく、ビードが楽に、また、均等に上がりやすいという利点があるので、タイヤやリムを傷めないのであれば、潤滑剤を積極的に利用すべきである。
    私はこれ。
    kure シリコングリースメイト
    こいつを食器洗い用スポンジにスプレーし、ビードに薄くまんべんなく塗る。アホみたいに簡単にはまる。中性洗剤の場合、水分が飛ぶと潤滑性が落ちるが、シリコングリスは乾燥とか関係ないので、ごく薄く塗ってゆっくり作業ができる。2.4インチのタイヤが1分ではまる。
    これのいいところは、片方のビードをはめた後でラベルの位置合わせができるところ。それでいて走行中にタイヤがずれることはない。Mavic XM819とContinental Race King 2.2との組み合わせにおいて、2年で空気漏れスローパンクはゼロ。これに限らず、合成ゴムに対する攻撃性がない潤滑剤であれば問題ないだろう(シリコングリースメイトは、天然ゴムとシリコンゴムには使用不可)。
  2. ビード上げについて
    一度に大量の空気を注入できるポンプを使えば良い。コンプレッサーは不要。
    私はこれ。
    JoeBlow Mountain
    ポンピングにはそれなりの力が必要で、片手で入れる前提にはなってないみたい。
    両側のビードをリムにはめたら、少し押さえつつ床の上でタイヤを1周させる。終わったらポンプの口金をバルブにはめ、一気にポンピングを行う。15PSIを超えたら、じわじわと、ビードラインが上がり切る音(例のパチン音)を聞きながら40PSIまで上げ、すべてのビードラインが適切な位置にあることを確認して作業終わり。ここまでで約5分。一晩放置し、スローパンクしていなければ完了。乗るときには適切な空気圧に調整する。
要は、いい道具をそろえて適切に使えば誰でもはめることができるということ。
今回紹介したフロアポンプを買う前は、パナレーサーの携帯用ポンプを使っていた。これだと慣れない頃は20分くらいかかった。一度に入る空気が少なすぎて、15PSIに達する前に、入れるそばから空気がどんどん漏れていくので、チューブレスタイヤなどやめようかと思ったくらいだ。

ロードバイクの場合は適正空気圧が違うだけで、要領は変わらんと思うが、やったことがないのでわからん。

繰り返すが、ポンプは高圧ではなく高容量のものを。ビードはきちんと潤滑する。コンプレッサーは不要です!


[2011/10/22 追記]
で、出先でのパンク修理を想定して、久々に携帯用ポンプ「Topeak Mini Morph」でやってみた。やはり、これはつらい。40PSIまでやっぱり20分かかった(つまり進歩がない)。とはいえ、実際にパンクした場合はタイヤの修理はせずに予備のチューブを使うつもりだが。
このポンプは軽くて小さい割に、パナレーサーのポンプより楽に空気圧が上がったのは驚き。かかった時間は変わってないが。

SixSixOne 2012 カタログ

気づかなかったが、SixSixOne も 2012 カタログを出していた。2011より少し垢抜けたデザインのボディ・アーマーが追加になり(Riotシリーズ)、EVO はちょっとださくなった感じ。

ひさびさにTomac Automatic 120

久々の Automatic 120 ライド。Slacklineは、新タイヤが届くまで休憩。前回のパンクでできた傷が目立つのでワックスを塗ってみたりしているが、タッチペイント処置はまだしていないので次ぎ乗るときまでに何とかしよう。

今日は朝から大雨で、家から駅に向かうまではちょうど雲の切れ間の下にいたらしく、駅に着いたらもうびちゃびちゃとうんざりするような音が。予報では一応晴れになっているので、そのまま出発する。

本来のルートはどうせまだ倒木が片付いていないだろうと思い、前回の迂回路へ直行。今回は前回気になった場所で何枚か撮影してみた。

こういうところを乗って進むのがなかなか楽しい。左は崖といってもそれほど急斜面でもないから、もし落ちてもたくさん生えている木に途中で引っかかりそうだ。
いつもの休憩地点。ここからは基本的に下り基調で、ローラーコースターな感じに進める。登り斜面に張り出した木の根をうまく乗り越えていければ上級者の仲間入りだが、相変わらず足が持たないのですぐに下りてしまう。

今日は1回だけクラッシュしかけた。前輪が滑り、ハンドルを取られ、木の根に前輪が斜めに入った状態で前に飛んだ。幸い下り始めたばかりでスピードが出ていなかったのと、木の間を抜けるような場所だったので、うまく木に飛びついて転落は避けられた。


おまけトレールの終盤あたり。ここからちょっと下ったら住宅地、神社の正面に出る。
ここもまだ倒木が片付いていなくて、最後の草むらに突入する前に3本、草むらに1本、木がぶっ倒れたままになっている。

湿度が高いせいで、土埃ではなく細かい水滴でチンダル現象が起こっている(たぶん。キノコの胞子じゃないと思う..)。

道も覚えたので、今回は最速記録(2時間20分)となった。そろそろ誰かを連れて来て案内できるくらいになったが、MTB人口が少なすぎてどうしようもないな...。

それにしても、XTR。RDのシフティングが非常に軽い!そんなの当たり前なんだが、緩いのではなく、軽い。比較対象が最後の9速XTなのであまり良くないかもしれないが、指に余計な力が必要ないことのありがたさが今更分かった。シフトダウンだけでなく、シフトアップも軽い。XTが「ぐびち、ぐびち」だとすると、XTRは「びし、びし」である。シフターにかけた指に力を込めてから変速するまでの抵抗が少ないのである。もっとも値段もバカみたいに違うが。

MTB

That's Real MTB」。なにが「Real」なんだかよくわからんが、ざっとながめるにはいい。写真もきれいだし、なにより私が好きなシマノXTRをここでも絶賛している(リンク先は特設サイト。製品情報は非常に使いづらい最低のデザイン)。MTBの流れは戻ってきているのか、そうでもないのか。

ところで116ページ、Hopeはイギリスの会社である。アメリカの会社ではない。買うと付いてくるステッカーにも「MADE IN UK」が入っている。

それはそうと、ここのQR Steel Skewerは値段の割に非常に良い。CRC価格でChromagの半額にも満たない。デザインは好みが分かれるだろうが、Chromag同様、レバー受け部分に真鍮を使用しているため、グリスが切れても極端に動きが渋くならない。


おまけ:Inspired サポートライダーの皆さんが Hope 本社の見学会(Danny MacAskillさんも少し出てるよ!)

値引き合戦中

CRCWiggleが値引き合戦中。どちらもカートの合計額からの割引で、割引適用の合計金額も近い。
で、Mavicホイールに限って言えば、今のところbike24が最安。送料無料はやってないが、たとえば、2012 Crossmax SX(送料込み価格) の場合、CRCがGBP569.24、bike24がEUR548.52。日本円で1万円くらいの差になる。
bike24は注文受付状況も履歴もよく分からないので、発送まではどきどきしながら待つばかり。注文によって日本での運送会社がDHLだったり日本郵便だったりするので、トラッキングは発送メールに書いてあるドイツ本国の英語サイトで行う必要がある。DHL配達出ない場合、DHLグローバルやDHL日本ではトラッキングできないので、ちょっとだけ戸惑う。

それにしても、Crossmax SX が6万しないのか。これは...、いや、ホイールばかりたくさんあっても意味ないしなあ...。去年買ったCrostrail はまだまだいけるし。ただ、Crosstrail は、ちょっとヤワで、きしめんスポークがたわみやすく、フロントロックしてリアを上げて方向転換するとパリーンと鳴る。

Stanton Bikes Slackline 853 (6)

 MTBに乗り始めて初めてのパンク。「カキーン」「プシュー」という不愉快な音がしたので、ああやっちまったと、すぐにあきらめた。

せっかくいい感じで下りを楽しんでいたのに。仕方なく現場から2時間弱バイクをだらだら押して下山。空気がひんやりして、まさに初秋の陽気だったのに、非常に残念な結果となってしまった。
まあ、帰路の多摩川土手で、曼珠沙華をたくさん見られたから良しとするかな。天気もまずまずだったし。

多摩は、今日もまだ台風15号による倒木がそのまま残っていて、トレールは完全にふさがれていた。倒木はだいたい50mくらい先まで、数m間隔で続いている。先週は3セット超えてみたが、その次がもうどうしようもなくて断念した。バイクは担げないし、木を越して投げるスペースもない。左右は崖と河原で、崖の方からはいつ崩れてくるか分からない雰囲気満点。
仕方ないので墓場の駐車場裏手に迂回してみると、意外にも面白いシングルトラックがあることが分かった。左が崖で、タイヤ3本分くらいの幅しかないところや、木の根だらけの登り返しなど、練習には最適な裏道である。

左の写真はシングルトラック手前のダブルトラック。ここまでは車で走れるが、関係車両以外は進入禁止。墓場入り口からここまで約30分。気合い入れてバイクの乗ってくればもっと早いんだが、GPSに入れた地図では道が途切れていたため、引き返す事態も考慮してだらだら押し登り(という言い訳)。


ともかく、パンクもあったが今日も楽しいHTライドだった。


あ、そうそう、CRCの10%値引き、Wiggle対抗なのか、またやってる。


Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...