年末大掃除。

外さなくてもいいものはそのまま。BBはこの前フェーシングしたし、取り外すのが面倒くさいので放置。長瀞でタイヤについた泥は、いつものところを半日走ったらほとんど落ちた。

久々のひとり山走行を楽しめるかと思ったが、駅を出たところから寒くてうんざりした。途中の自販機でココアを買って飲んだら急に暑くなり、その後は寒さを感じることはなかった。
大晦日の朝早くからこんなところを走っている奇特な人間はいないだろうと思っていたら、2組5人とすれ違った。

休憩中に食ったパンがまずい。賞味期限当日だということより、冷えた上にバックパックの中でもみくちゃになったことが原因だろう。途中で食うのが嫌になったが、一度手をつけたら捨てることができない貧乏性のため無理に完食。

先日の長瀞での転倒が原因か、フォークのデカールがちょっぴりめくれた。だいたいこんなところに傷がつくような転び方ってどうなんだよ。

ブレーキレバーにも新たな傷が増えた。だいたいこんなところに傷がつくような転び方ってのがまったく想像つかない。ハンドルバーにも何カ所か擦り傷が。転倒時にブレーキレバーのクランプが回っても、削れるのはクランプの方だ。それくらい丈夫なバーの表面を削るような転倒なので、その様子は結構派手だったはずだ。左膝は強打したし、肩胛骨の内側が少々痛む。ニーパッドとグラブのおかげで体表部はほぼ無傷で済んだのはありがたい。

このレバー、バーに取り付けずに単体で操作するとサーボウェーブのためか、握り初めの抵抗が大きい。本当にこんな機構が必要なのか?

チェーンステー裏側に傷が。これも多分長瀞だろう。チェーンもよく当たるが、もう少しBB側になるので、この傷はガレ場でついたものだろう。


まあ、こんな感じで来年ものんびり走って行こう。

シンサレートの保温性は高い

自転車用の手袋は、どれをとっても防風性が今ひとつ。操作性を重視した物は特にその傾向が強く、指先の冷えはどうにもならない。
そこで、巷で評判の良い Napa Glove の作業用安全手袋を使ってみた。

予想していたより保温性が良い。風が通らない。ほどほどの厚さで、ブレーキングも問題ない。
ただし、シンサレートライニングが掌側にもあるため、手の収まりが悪い。手袋はグリップによく食いつくが、手袋の中で掌が滑る。指が短めでシフティングがしづらいが、通勤で変速することはないので問題なし。
昔はパッド入りが良いかと思っていたが、太めのグリップを使うようになってからは、パッドなしの方が疲れにくく感じる。

販売店の注意書きにあるが、商品タグを留める太いホチキス針が、手袋本体をブチ抜いている。右手首の内側に0.5mm程の醜い穴が残ったままだ。作業用手袋とは言え、日本での売値は5000円を超える。日本の会社なら、こんな大雑把な売り方は多分しないだろう。たとえ機能に全く影響がないとしてもだ。

裁断処理・縫製処理はかなり雑。余った革は切ってしまえば良いが、縫い目がほつれ始めたら使えなくなる。ある程度は自分で直せるが、ライニングは後付けなので、きれいに野郎と思うと結構面倒くさそうだ。

Guru のチタンフレーム、「コンタミネーション」がちょっとした議論に

Guru の工場見学第3弾、チタンフレーム制作現場。初稿に対する反響が大きかったため、それについての回答が追加されている。


ビードの色については、あちこちのサイトで説明してくれているので、素人でも何となく良し悪しの想像が付く。だが、所詮素人、こればかりは実際に乗って試してみないと分からないものだ(その結果、壊れて大怪我ということもあり得る)。そうでない場合、専門の業者に頼んで非破壊検査をしてもらうか。

表面に現れた「コンタミネーション」は、溶接中に避けられないもので、その影響範囲は表面の数ミクロンのもので、ナイロンたわし(スコッチブライト)でこすって消せる程度だそうだ。さらに、Guru の場合は放射線と顕微鏡で検査をし、また、10年以上の無事故実績があるので心配することはないとのこと。


軽くて錆びにくいチタンフレームだが、やっぱりこの手の不安はいつになっても消えることがない。Slackline Ti についても、まだ1年もたたないので、外観からは分からない何かがあるのかないのか、心配するときりがない。

なんか違う2

久々の長瀞ツアー、70mmステムと20mmライズのバーで参加。ホイールとタイヤの調子はとても良かったが、どうも前のめりになる感じが抜けず、前回危なげなく通過できたところで派手に転倒。ペダルには靴底がなじんでいないような違和感というか、錯覚みたいな。

さっそく、ステムを50mmに戻し、ついでに30mmライズのハンドルバーに交換。
次回はこれで試してみよう。

余談だが、こちらは本日の偽物。
本日時点で、X4 1.125インチの50mmと60mmはくびれがなく、強度重視で重量が重め。X4で最も軽量なのは70mm、60mm は 130mmとほぼ同じ、1g差で2番目だ。
Thomson のステムは見慣れているし、公式に発表されている製品の仕様表をみれば、これくらい分かりやすい贋物はすぐに分かるが、精巧に作られている物に関して見分けが付くか自信がない。


この日は7人参加で、搬送時に前輪を外して積み込み。裏側があらわになったエロ魔人様のフォークを見ると、ステアリングコラムにキャップが。ここから入り込んだ埃や泥水で、プリロードボルトがジャリジャリになるのは以前から嫌だったのだが、すぐに忘れてしまいなんの処置もしないで来た。

処置後はこんな感じ。バーエンドキャップがぴったり収まるとのことで、試してみたところ確かにあつらえたようにはまった。FR/DH用のバーに使用した使い古しだと、キャップのヒダが潰れてスカスカになるが、XC用ならバーが薄く、内径が大きいので、ヒダの潰れが少なく、なんとか使い回し可能。これは非常に良い。

ホイールはいつもの Crossmax SX。どこかにぶつけたらしく、地金がむき出しになっていた。スポークは予備もあるし、MTBなのでこういう感じで傷物になっていくのが良い。ただし、通勤途中で転けたりして入る傷へこみは我慢がならん。


そうそう、Race Face Narrow/Wide 、フロントは全然外れない。RDはスタビライザーON状態で、リアが数回隣のギアに飛んだりしたが、フロントが外れなければ問題ない。

余談だが、高校の頃、フロントの変速でチェーンがクランク側に外れてRDがブチ壊れかけたことがあった。今考えてみれば、実に低技術のクソ自転車屋だったことが分かる。ディレーラーの可動範囲など、ちょっと本を読んでちょっとやってみれば分かることなのに、そのバカ店員は救いようのないクズだったなあ。今度別のところに店を出すんだ、とか言っていたのを覚えている。こんな初歩的な調整もできない奴は自転車屋など辞めちまえ。もうやってないだろうな。

こんなリムが出ているとは知らなかった


Mavic EN821 Disc。左右非対称、450g、内径 21mm、UST。Crossmax SX に相当するのだろうか、リムに切削加工が施してある。EX823 に比べると200g近く軽い。今更ながら、26インチ USTリムを発売してくれる Mavic はありがたい。USTにしてはちょっと軽すぎる気もするが、SXのリムだと思えば問題ないか。

側面のロゴは相変わらず地味だ。せめて Stan's ZTR シリーズくらいだと見栄えがするんだが。

なんか違う

同じ被写体に同じ構図
以前試してみたSEL50F18を久しぶりに引っ張り出して何枚か撮ってみたが、やはり何か違う。狙ったところにフォーカスが合っているのかどうか分かりづらい。緑色とか紫色の縁取りができたり、どうにも扱いづらい。私の技術では、全体的に白っぽい感じになることが多い。
F1.8というのは捨てがたいのだが、値段もそんなに安くないし(型番にZがつく方と比べれば高くもない)、等倍で確認したがる変な素人には無理だ。

やはり60mm F2.8 DNと19mmか30mmのどちらか1本、あるいは割り切ってキットレンズのSELP1650にするか。


ところで、今使っているフォークをそろそろ代理店オーバーホールに出したい。買ったのが2011年の8月。毎日乗っているのでその間どうするか。新しいのを買う金もないし。

新しい奴の候補は、27.5用を考えていたが、本当にそんな物必要なのか?と再考中。どうせホイール径を変えるなら29、27.5などという中途半端なサイズにどれほどの意味があるのか分からない。楽をしたければ26フルサスにすれば良い。

フルサスとHTの違いは明確で非常に分かりやすいが、それに慣れてしまうとありがたみがよく分からない。HTを乗り直してみてようやく感じ取れる。27.5HTに乗り換えたところで、体が慣れたらもうなんだか分からなくなりそうだ。
フルサスじゃないから登りも下りも突き上げがひどい。ただ楽に走りたい以外の何かを求めても、29ならともかく、27.5からは多分得られない。


[2014/01/04 追記]
Stanton Bikes もやはり 650B に手を出すようだ。まあそれが業界の流れなのだろうから、そんなもんだろう。
Thomson が、しばらく前にこんなブログを書いていた。35mm ステムについての話で、31.8と比較して、ほとんどわずかな違いしかないが、市場がそういう方向になり、ユーザーがそれを求めれば、Thomson も35mmステムを作るとのこと。
650Bが今そんな感じだが...やはり私は26でなければ29と考えている。

三脚持って平日の山

日差しが弱々しい
昨朝からやたらと電話が鳴りまくり、落ち着かない代休の平日。今朝は予定通りいつものところへ。

今回は、ゴリポではなく、小型だがまともな三脚で撮影することに決め、ベルボンのウルトラマックスアイMを用意。雲台はQHD-33Qに交換し、自由雲台の使い勝手を試す。それから、山中での中望遠レンズのテストのため、Sigma 60mm F2.8 DNを追加したため、今回は普段より少し荷物が多くなった。

焦点距離が長いため、被写体から距離を取る必要があるが、背景がぼけやすくてなかなか好印象。もともとこのレンズは値段の割に高性能であるため、うまく扱えば想像以上に良い画像を作ってくれる。

場所が山なだけで、写真の傾向は近所の公園と変わらない

絞り開放でくっきり

ここはいつも静かで良い
もう12月なので、山の方は銀杏がだいぶ散っているだろうと思っていたが、まだ散り始めで少し早かった。週末は天気が良くない予報なので、次回は再来週になるが、それではもう葉が傷み始めている頃だろう。

ゴリポと比べてはいけないのだが、やはりちゃんとした物は使い勝手が良い。自由雲台はこういった静止物の撮影には十分である。目一杯高くしても1385mm、だいたい小学生くらいの目線になるが、ゴリポは基本的に地面から見上げるしかなかったので、この違いは大きい。これで重さが半分くらいだったら最高なんだけど。


先日リーミング/フェーシングをした後、ヘッドセットを Cane Creek 40 ZS に戻して2週間になるが、ヘッドの緩みは今のところ発生していない。それなりに効果はあったようである。
Rubber Queen 2.4 UST は相変わらず空気漏れが甚だしい。シーラントを60mlほど注入したがほとんど効果がなく、一晩で15PSIくらいは抜ける。650BのタイヤのほとんどがTLRで、USTはもう時代遅れなのか?

なぜベストを尽くさないのか

たとえ意味がなくても断面を磨け
本日配信されたDMによると、Stanton Bikes は、衣類も充実させているようである。これなど、結構気に入ったので、Ti のRDハンガーと一緒に6月に注文し、まだ届かない。11日ほど前に催促のメールを出したが返事がない。やる気があるんだかないんだか、なんだかよく分からないが、なんというか、変に気を許せる間柄(?)になると、Dan も油断して放置する傾向があるようだ。

[2013/12/03 追記]
FBから送ったメッセージには返信が来た。先週入荷したから送るとのこと。相変わらずだなあ。

Slackline Ti 経過観察中

作業中の画像はなし。切削油でドロドロで写真など撮影する気にならない。

下の写真は、作業後のカッター(リーマー/フェーサー)。付着したクズは歯ブラシでそれなりに落としている。

削りクズは予想より多く出た。リーミングは、最初のうちかなり抵抗を感じたが、根気よく続けていくうちにスムーズに回転するようになった。

リーミングの抵抗もあったため、初期段階ではフェーシングがうまく行かず、断面に放射状の溝ができたりしたが、最終的にはほぼ平滑に仕上がった。


その後、通勤で舗装路を20km、テストで階段下りや段差上り下りを含めて3時間、前輪に負荷がかかるように意識して乗ってみたが、以前のようなガタつきは発生しなかった。ただ、フロントブレーキだけで停止した際のきしみや、その後のフロントアップでの異音は完全にはなくなっていない。

異音はおそらく、フロントフルブレーキでフォークコラムがボトムパーツを支点に前方へ傾き、その状態が、フロントリフトでフォークが急速に伸びる力でまっすぐに戻ることで発生しているように思える。

フレームに対してはもうこれ以上やることはないはずなので、後は精度の高そうなヘッドセットに交換してみるか。候補は、Chris King InSet 1、もしくは Cane Creek 110 ZS。


そういえば、BBの断面も今ひとつ。BB共締めで使用している MRP AMG は、10kmほど走っただけでずれる。853の時に使用していた Blackspire Stinger がずれることはなかった。

こちらのフェーシングもやってみるか。

Slackline Ti の治療について

IceToolz E181(リンク先は E185、BBツールとのセット)を使用した。ただし、44mmヘッドチューブのフェーシングには対応していないため、E18H リーマー/フェーサーを別途購入(日本では入手不可)。


セットのうち、今回使用した一式はこれ。本体、脱着式ハンドル2本、クイックリリース、プレッシャースプリング、センタリングコーン、そして別売りの ZS 44mm対応リーマー/フェーサー。


たまに見かける「チタンフレームは硬くて削れない」というのはウソ。ピカールで磨いた感じでは全くそのようなことはない。アルミ合金のブレーキレバーがちょっとこすっただけでも表面に傷が付くし。実際にチタンの切削を行っている企業はたくさんあり、それほど特殊な訳ではなさそうである。
硬いとか傷が付きにくいとか幻想を抱いている人は、TiNコーティングと混同して勘違いしてるのか?

いくつか調べたところ、粘り強く熱伝導率が低いため工具が摩耗しやすいことが、チタン切削の難易度を上げているとのことである(ほかにも低ヤング率でびびりやすい、焼き付き易いなどなど)。工具が摩耗しやすいということは、カッター(リーマー/フェーサー)の寿命を縮めることになる。E18Hひとつで9000円近くする。

それから、チタンは削りクズから発火して火災になる危険もある。この削りクズは消化剤が使えないため、消火には乾燥砂を用いる必要がある。水をかけると水素爆発を起こすこともあるらしい。「チタン 切削 火災」で検索すると、なかなか恐ろしい事例が山ほど出てくる。


で、チタンのような難切削材には、それなりの切削油が必要である。今回はこれを使用した。
なんとも間抜けな商品名だが、チタンは豆腐になったりはしない。
「ステンレススチール」を「ステン」と省略した表記をあちこちで見るが、意味がわからない。せめて「ステンレス」にしてくれ。「チューブレス」は「チューブ」で、「セックスレス」は「セックス」なのか?アホか。とはいえ、この切削油の失笑的商品名は「ステンレス」では成り立たないが。

実際の潤滑性能がどうかというと、よく分からない。前回は別の切削油で Slackline 853 のBBをちょびっと削っただけで、リーミングなどは今回が初めてだ。

やってみると、なかなかカッターが入っていかない。やる前にノギスで寸法を確認しているので、バカみたいにチューブを広げすぎることはなさそうだったが、やはり不安である。このまま進めて、ヘッドセットがスカスカで取り付けられなくなったら、Slackline Ti はただの置物になってしまう。


それにしても、日本国内の素人通販ショップでは、Park Tool 788 を、外径43.95mmとかバカなことを書いている、と思ったら、Hozan の誤記をそのまま引き写しているだけか。「規格対応表」では、788の仕様は正しいのに、サムネールでは内径(ID)を外径(OD)と勘違いしたままだ。

で、Park Toolで、44mmの治療をする場合、カッターだけで定価ベース6万弱。これじゃチタンフレームのフェーシング/リーミングをやりたがらない店が多いのは無理もない。IceToolzでも十分行けると思うが、やはりプロなら Park Tool なんだろうなあ。


Slackline Ti のヘッドがいやん

Slackline Ti のヘッドが今ひとつで、853 と同じ感覚で取り付けるとすぐにガタが出る。規格はZS 44mm 。今まで、ZS44/EC49、ZS44、EC34 の取り付けを行ってきたが、どれも特に問題がなかったため、作業ミスの疑いはない。

そもそも、このヘッドチューブの誤差はちょっと大きい(Gary Fisher Wahoo 2009比)。

トップチューブ方向は、チューブが余る。

右側はヘッドセットが余る。縁が白く見えるのは、はみ出したボトムパーツに付着しているアンチシーズグリス。

トップパーツを別の角度から。拡大してよく見ると、結構はみ出しが大きいことに気づいた。

こんなのはよくあることかもしれないが、ヘッドの面出しは今ひとつのようだった。今まで乗ってきた3台のバイク(Gary Fisher Wahoo 2009、Tomac Automatic 120、Slackline 853)は、いずれもフェーシングなしで十分な精度が出ていた。ガタが出たことなど一度もない。それに比べ、HTとしては最も高価なこのTiの精度は残念な感じだ。

山へ行かずとも、近所の河原を半日走り回るだけでずれが生じ、フロントブレーキをかけると停止する少し前に振動が発生する。段差を越えるためにフロントを引き上げるとヘッドが動く音がする。降車してハンドルを5mmほど持ち上げてもはっきりと分かる。
メンテナンススタンドにシートポストを挟んでつるしておくと、ハンドルが右に切れる。まっすぐに直しても、しばらくすると右に切れている。

853 や Automatic 120 より高めのトルクでプリロードボルトを締めても無駄。どんなに調整しても、フォークコラムがまっすぐ入っていないので意味がない。
ヘッドセットを2種類、ステムを5種類試したが、どれも結果は同じ。


フレーム素材は325チタン合金で、ごくありふれたものだが、あちこち探しても「チタンお断り」ばかり。長瀞ツアー参加者に教えてもらった店にコンタクトを取ったところ、フェーシングはやってくれるとのことだったが、症状を説明するとリーミングも必要で、そうなると対応できないとのことだった。


さて、どうしたものか...。

続きは後日。

ねむい

また仕事が詰まり過ぎ。次の更新は来月の予定。Slackline Ti の治療道具がようやくそろった。

今月はなるべく走る

ここまでなかなか快調
今月は普通の勤務なので、お客さんからの電話を気にせずに過ごせるのがありがたい。思い立って登りばかりが長い例のところに行ってみた。今回は降りる駅を変更し、登りを1時間ほど短縮した。
グリップは通勤仕様のErgon GX-1。平地と下りには効果的で、疲労度が圧倒的に違う。これは楽だ。登りでもそんなに違和感がない。手首を鍛えずに物に頼る。





トレールヘッドからも快調。下り始めたらすぐに終わるのは分かっていたので、なるべくゆっくり、時々道を間違えながら進む。


始発には乗らなかったので、この時点で10時を過ぎていたが、日差しがだいぶ弱い。少々蒸し暑く、まだ蝉の鳴き声がちらほら聞こえたが、もはや夏ではない。

この日はフロントに Conti Rubber Queen 2.4 UST、リアに同じく Mountain King II 2.4 UST。RQは新品、MKIIはほとんど使い込んでいないため、非常に安定感があった。路面の状況が良かったせいもあるが、かなり寝かせても滑る心配がない。調子に乗ると骨折しかねないので油断は禁物。

フロントホイール+タイヤを手で持ち上げると明らかに重い。せっかくの軽量ホイールが、1kg超のタイヤで台無しだが、走っているときは全くそのような感じがしない。853と比較してフロントが軽い印象があるのでそのせいかもしれない。登り返しで木の根に押し戻されるようなことがないので結構楽である。

前回は後半にガレ場をつないでいたが、今回はそんな気にもなれなかったため、峠の方へ戻るつもりでまた道を誤る。
今回の迷走では、どちらにも大きめの連続した段差(最大80cm前後)があったが、チェーン落ちはなし。チェーンリングが摩耗してきた際にどうなるかはまだ分からないが、今のところスタビライザー付きのRDと組み合わせればテンショナーは完全に不要という状況だ。見た目も含め、これは非常に良い。

で、結局こっちの方に戻ってくるわけで、この時点でだいぶよれよれな状態。

駅へ向かう道で、フロントタイヤのブリブリ音が低くなっていたため、空気圧を測ってみると25PSI。前の晩に32PSI入れたので、かなりのお漏らしだ。ふかふかした乗り心地はこれが原因だったか。フロントにはサスペンションがあるが、それでもここまでスローパンクが進んでいるとだいぶ違う。

でまあ、翌日がひどいわけで、朝起きて、飯食って寝て、これじゃいかんと河原へ積極的休養に出る。通勤仕様に戻し、だら~んと流しながら走るつもりが、登りをリア何Tまで行けるか試してみたくなる。34Tx25Tで階段横のコンクリ部分を上れることが分かった。この感じだと、もう1枚重いギア(22T)も踏めるような気もする。軽いギアを長い時間回すのは苦手だ。上り坂はぐいぐい踏んでさっさと終わりにしたい。

帰宅してブリーディングをし、ビールを飲んで寝た。

その翌日は筋肉痛がさらに悪化し、朝起きてちょっと出かけて昼飯食って寝たら夜だった。結局4時間以上外へ出たのは連休の初日だけだった。

通勤仕様

新しいギアはちゃきちゃきして良い
交換品の11-32Tカセットが届いた。前が34Tなので、これで山道を登るのはきつい。ロードならコンパクトのインナー程度なので、普段から鍛えていれば何ともないのだろうが、私は完全な運動不足の中年。賓客貧脚の上に肺活量も低い。過労のために頭の中から体の隅々まであちこちおかしい。

ロードと言えば、最初に乗った本格的自転車はプジョーの鉄フレームロードレーサーだった(当時「ロードバイク」なんて単語は使ってなかった)。
前2枚後5枚の計10段。ダウンチューブバンド式のWレバーでフリクション変速、ホイールはでかい蝶ネジみたいなやつで固定する。カンパの鉄レコードやらなんだかとんでもない部品満載の骨董品で、そんな物に乗って塾通いをしていた。今なら間違いなく盗難に遭うだろう。今度写真でも撮りに行くか。


ボルトは黒じゃない方が良いかも
30Tと違い、34Tは普通の取り付け方法で、FC-M770でいえば「Y-1J1 98100」で締結する。30Tのようにスレッドが切っているわけではないので、スモールパーツは捨てないように注意。

ちなみに、上の写真は取り付け方法が間違っている。チェーンリングは30Tと同じように、クランクアームの裏側(BB側)に取り付ける。模様がある面を表にする場合はスペーサーが必要だが、手持ちがなかったため裏返して取り付けた。

正しい向きはこちら。Bikeradar の絶賛記事から。


面倒なのでガイドは外さなかったが、チェーンリングとほぼ同じ大きさなので全く意味がない。

全く更新の暇がない

仕事のしすぎで体調が悪い。時間もないので走りに行けない。ようやく少し休めると思ったら天気が悪い。

結局何もできない。

ということで、フリーハブのメンテナンスをしてみた。

Hope のフリーハブボディもアルミ合金で、弱い。鉄(多分ステンレススチール)製のボディが別売りしているので購入してみた。
手元には Nexus7 2013、こいつでメンテナンスマニュアル動画を見ながら作業を行う。こういう時はタブレットの便利さを実感する。
動画の冒頭で、スペーサーを外すとあるが、外れない。Nukeproofの場合、こいつは6角レンチで締結してあるが、Pro 2 Evo はシールの摩擦でくっついているだけ。ボディを外す際に一緒に外れたから良かったが、何とも違和感がある仕様だ。

貧弱アルミボディの代わりに、鉄ボディをはめようとあらかじめ購入しておいたのであるが、"Pro 2"用を誤って購入していたことに今ごろ気づいた。"Pro 2 Evo"の方がアクスル径が大きいため使用不可。CRCを覗いたら、やはり"Evo"用のものが売られているのであった。

仕方なく元に戻す。その際にグリスを多めにブチ込んでおいたら、高速回転時のラチェット音がほとんどなくなった。やり過ぎると爪が引っかからなくなってひどいことになるためほどほどに。

最近は通勤での利用がメインであるため、余っているクランクに34Tのシングル用チェーンリングを装着予定(ブツは未着)。リアをローに入れるとチェーンの長さが足りなくなるので、CS-M771(11-32T)を注文したが、届いたものはなぜか CS-6700(12-30T)。たまにはこういうこともあるか。11-30Tという設定であったらそのまま使っていただろうが、こいつは返品する。

通勤用に、ナタジゴさんから頂いた Continental Race King 2.2 は装着済。

通勤でロー側のギアはほとんど使わないので、フロントだけでかくしても問題はない。ちょっとクロスレシオにしてみたかっただけだ。ロードから見たら11-32Tでも相当ワイドだろう。


「クロスレシオ」という単語を初めて見たとき "cross" だと勘違いした。wide には narrow、close には distant という先入観があったためかも知れない。

関係ないが、つま先を「トゥ」と書くのはやめて欲しいなあ。"toe"は「トー」だろ。「トゥ」なら"two"だ。トークリップ、トーキック、ヒールトー。「クイックレリーズ」にも悪寒が...。

Hope Pro 2 Evo ハブは幅が狭い

Mavic Crossmax SX のハブや、Nukeproof Generator と比べると、Hope Pro 2 Evo ハブは幅が狭い。全体に狭いのではなく、ディスクローター側の高さが不足している。

そのため、Crossmax SX できっちり位置決めをした状態で、Hope のハブを使ったホイールをはめると、ローターが右側(ドライブトレイン側)に寄る。ホイールを変えるたびに再調整するのは気分が悪いし、フロントフォークのキャリパーはポストマウントなのでなるべくいじりたくない。

どうにかならねえもんかとCRCを物色していたら、こんなものがあった。
ディスクブレーキという構造で1mmは相当な距離である
ロータースペーサー。最初から作っていたのか、客から苦情を言われて作ったのか分からないが、この1mmのスペーサーで位置がぴったりと合った。1枚あたりGBP2。300円ちょっとなので、まあ妥当な価格だが、最初からこんなもの必要ないようにしてくれるといいのだが。

こんな感じで野暮ったく挟む
とはいえ、これがなければ自作するしかなかったので、製造して売っているだけでもありがたい。

これがセンターロックだったらどうなのだろうか?構造上、スペーサーでの調整は不可能である。そもそもこのようなことは発生しないのか。

シフト勤務なので平日に休むのだが、お客さんはそんなこと知らないので電話を私にかける

青空を背景にモクモクした白い雲はいつ見ても良い
明日は雨、ということで、午後から川っぺりを走ってきた。8月末頃から空の色が私好みになって気分が良い。

出かける前にお客さんから電話が。シフト勤務であることは知らせていないので、普段通りに対応。その後同僚からも連絡があった。私も同僚が休んでいるときに電話をしたり、真夜中に叩き起こしたりしているのでお互い様、というより私の方が借りが多い。


MTBを買って間もない頃、ほとんど部品の交換をしていない状態で100km程走り、くたくたになったことがある。今回は当時よりだいぶましな構成ではあったが、やはり衰えは疑いようがない。自宅に近づいた頃には左膝がじんわり痛み、ちょっとがっかりだ。


空を撮るのにはやはり広角が良い
往復60km、バイクの設定はこの投稿とほぼ同じ、グリップだけを Ergon GX1 に交換した。見た目は今ひとつだが、少し長い距離を走るにはやはりこれが良い。
道具に頼る前に手首を鍛えろ、と言われれば反論のしようもない。すいません。

X-King は湿った路面がかなり苦手

前回の中級ツアーが一体いつだったか思い出せないくらい久しぶりの参加。システム本稼働が水曜だったので、土曜はどうかと心配していたが、そちらの方は特に何もなかったようだ。
別のお客さんからは、前日の晩から当日の早朝に書けて何度か連絡があったものの、土日当番の同僚に任せて、24日は一日走りまくった。

前日に降った大雨のため、路面は湿った状態。ぬかるみは全くないので、普通に走る分には問題ないが、岩盤が露出している部分はどうしようもない。とにかく滑りまくるし、フロントブレーキはかけられない。
そんな状態で失敗したのは、リアにはめていた X-King だ。ほんの少し、緩くかけただけでリアがスリップ。フロントの Mountain King II は相変わらず路面に突き刺さる感じで十分なグリップがあったが、X-King はどうにもならなかった。
結局、路面が緩んだ急坂で前転し、茂みにダイブ・右前頭部から着地。翌日の今日も首が痛い。

コーナーや下りはそんな感じだが、登りは抜群に調子が良い。トラクション不足で空転はするものの、Crossmax SX の剛性感+回転の良さの効果で、下りで置いて行かれても登り返しで追い抜けるくらい快適。


で、本日タイヤを交換。泥はあらかじめ たわしで洗い落とし、フロントのMKIIをリアに、そして、フロントにはついに Rubber Queen 2.4 UST を装着。
幅も高さも1段上のゴム女王
でかくて重い(約1150g)このタイヤではせっかく軽く組んだ Slackline Ti にちょっと残念だが、フロントが上がりやすい傾向があるので釣り合いが取れるのでは、と期待している。
ちなみに今回のRQはスローパンクがひどい。40PSI充填から2日でブカブカ。

これでいつになるか分からない次回は、今回の5割引の不安で戦える(はず)。

ちなみに、この "Rubber Queen" という品名は、2013年を持って終わり。2014年1月からは北米で使用している "Trail King" に名称を一本化するので、"Rubber Queen" を買いたい人は今年中に集めておこう。


それと、Zee + Race Face Narrow/Wide 30T、これは実に良い。ガレ場を2本走り、転倒が大小1回ずつ、リアは3回ほど隣のギアに入ったことはあったが、フロントのチェーン落ちは全くなかった。
過去に同じコースを走った際は、フロントがミドルからインナーに落ちたりすることはよくあったので、RDのスタビライザーが相当よくできているようだ。
もっと分析的で分かりやすい説明はこちらをご覧下さい


ところで、Renthal Duo Stem 写真で見るより幅が広く頼もしい。一緒に走った人がつけていた実物を見て物欲がまた湧き上がってしまった。


走行会欠席

せっかく hubgejapan の方からお誘いを受けたのにもかかわらず、gary がひどく無念の欠席。4時に起床しても厠との往復ばかりで外出もままならず、洗濯を終えた後、午後までダラダラ寝床で過ごす。


ということで、昨日撮った写真をいつもの調子で垂れ流し。


グリップがおじさん、
ODIでは最も太いという評判の Rogue Lock-On 。しかし、エルゴノミックな仕様ではないので、GE1から乗り換えるとなんとなく収まりが悪い。見た感じはこちらの方が良い。
少し長い距離を走るのであれば、Ergon GX-1 が最も良い。見た目はクロスバイクっぽくなってしまうが、手首の疲労が格段に違う。GX-1は生産終了で、いまはGS-1になっているようだ。

ODIはロックオングリップの元祖とのことだが、ロックオンリングの取り付け方法が大胆である。リングには左右(バーエンド側/ステム側、左右グリップ)の区別はなく、ボルトの締結方向は右グリップから上下上下、となる。後発のメーカーの場合、上上上上という留め方があるが、ODIはそんなことはお構いなし。細かいことを気にせずに取り付けられるし、交換部品をセットで買うと、ステム側のリングだけどんどんたまっていくということがなく、これはODIグリップの良い点ではある。作業性は悪い。

サドルがSDじいさん、
もうひとつ、コンタクトポイントとして重要なサドル。定番の SDG Bel Air RL、こいつにもだいぶケツがなじんできて、休み休み4時間くらいの登り、あるいは40kmくらいの走行であれば腿の内側が痛くなったりしない。ケツへの当たりも悪くない。シートポストを上げすぎると尿道圧迫は多少あるが、乗り方次第である。

RDがおじいさん。
それにしても、大人になったらフルXTを装備したMTBに乗るぞと言っていた私が Zee などを使うとは。色々安っぽいところはあるが、お値段以上の出来である。実売2万前後のホイールセットがUST対応になってるなど、シマノ製品の価格と仕様のバランスには時々たまげる(MT68/MT66については、スポークホールプラグとテープ、つまり実質TLR系となるが)。
シフターとブレーキレバー/キャリパーがXTR、ブレーキローターとクランクがXT、RDがZee、チェーンはXT(時々XTR)と、グレードがごちゃ混ぜだが、適材適所と自己満足で部品を選んでいる。
RDのスタビライザーによるシフティング抵抗は無視できるレベルで、常時オンで問題なし。

安心と信頼の Answer Rove FR
そしてこれが、Race Face Narrow/Wide 30T である。やはり舗装路を走るとどうしても脚が回りすぎる。もう1段あると思ったらすでにトップに入っていて、それ以上の加速を諦める場面が増えた。
もっとも、そんなにスピードを出す必要もないのでこれくらいがちょうどいいか。
ちなみに、河川敷では小径車に追い抜かれることがある。クロスバイクもどんどん私を追い抜いていく。

で、写真はピントをチェーンリングに合わせているが、気になるのはやはりペダルである。PD-MX80のノイズが余りにもひどいので、また Answer Rove FR に交換。一度ばらして具合を見てみるか。

2.4タイヤの最大空気圧制限は35PSIくらい
ホイールのたわむ感じがなかなか良い。力が逃げる感じはあるが、突き上げに対してうまくいなしている気がする。まだシングルトラックで試していないのでよく分からないが、4段ほどの階段を上った際にリアから感じた衝撃は、EX823+DT Champion2.0と比較するとだいぶまろやかであった。

久々の山と、フロントシングル導入記

クルトさんからご連絡をいただき、久々に1000m超の山へ。アプローチに5時間近くかかり、やたらと虫が多い山だったが、走りやすさは格別。クソ暑い中でも諦めずに登って正解だった。
中腹からはさすがに気温が下がり、冷たい空気が断続的に吹いてきて少し気分も和らぐが、湿度は下がる気配がなく、汗は止まることがなく、山頂付近からはハエやらアブやらがたかってきて鬱陶しい。
山頂からはとにかくいい感じで、終盤でペダルにふくらはぎをやられたことも含め、また印象に残るライドとなった。


そして、帰宅後に飯を食いながらこちらの取り付け。


Evans の入荷メールを見て速攻で注文、意外と早く届いたので、疲れていたがなんとか作業を終えた。

Zee RD-M640 のスプリングがXTR/XTと比べると強めで、チェーン接続時にちょっとだけ勝手が違った。いつもはケージをクランク側に目一杯倒した状態でボロ布をRDに挟んでチェーン位置を維持するのだが、こいつはなかなかの反発力でいつもの5割増しくらいの布が必要だった。

そしてプーリーがやけにでかい。

Race Face の Narrow/Wide の効果は未知数だが、これからしばらく様子を見ていこう。

ところでこのチェーンリング、ボルトがついてこないのでクランクに付属のものを使用するわけだが、XT(FC-M770)の場合、ミドル用のものは使用できない。ミドル用ボルトは頭の下に円筒部があるため、今回はインナー用ボルトを使用した。pinkbike の記事によると、こういった純正シムがあるようだ
それにしてもちょっと汚い。せめてピカールで磨くとかしてから取り付けた方が良い。また、クランクは色が黒い方が合うような気がする。

バッシュガードは MRP AMG の BBマウントタイプ。ISCG5タブと干渉するため取り付け角度の自由がほとんどきかず、上側ガイドは使用不能に。これでクランク側にチェーン落ちするようであれば、ISCG5タイプに交換だ。それにしてもこんな板きれが1万とは、ちょっと値段が高すぎるなあ。

これでだいたい11.6kgくらいになった。


[2013/08/12 追記]
なんだこれ?段差を超えてもチェーンの音がしないぞ!

今日は会社帰りに2m/8段くらいの階段を下り、いつものでこぼこコンクリバンクを上り下り。その後70cmくらいの段差、40cmくらいの車止めを下りたが、チェーンがチェーンステーをひっぱたく音は皆無。ディレーラーが暴れる感じもなし。

ほとんどがRDのスタビライザーのおかげだろう。今度はスタビライザーオフで乗ってみるか。

Stanton Bikes フレームとアパレル以外でいくつか

FBで、ステムとハンドルバー・シートポスト・サドルの試作品が公開されている。多分このままプロダクションリリースになるんじゃないかと推測。

バーとサドルの製造元はFBに書いてあったが、シートポストがちょっとよく分からない。ステムは、Loaded AMX の旧版(?)のようだ。65mm..70mmくらいならいいんだけど、50mm のみなので、こちらは見送りかな...。
シートポストもひょっとしたら Loaded Xlite か。だとすると、あっちこっちでひどい言われようなのが気になる。

SM-RT86 マイナーチェンジ

6穴面倒くせえ
ローターがだいぶ薄くなったので、SM-RT86を購入。やはり新品に交換するとブレーキストロークがだいぶ短くなった。

従来は、ローター→固定間座→緩み止め板→ネジの順だったが、新しい製品は固定間座が省略された。緩み止め板の端がめくれていて、左回転に対してネジ頭の裏側の溝に引っかかる構造になっている。取説は以前のままで更新されていない。

何度やっても6穴ボルトローターは取り付け・取り外し作業がちまちまちまちま鬱陶しい。センターロックの方が構造的に単純でハブが軽く作れる。シマノのやり方がまずかったのか、採用しているメーカーは少ない。特にローターの方はシマノのほかに製造しているところは何社あるんだろうか?

物欲に全敗中

同僚が忌引きのため、休みのはずの月火が休みにならず、彼が戻る前日の水曜まで出勤となった。9日連続出勤、おまけに今日は朝8時から電話鳴りっぱなし、ようやく今頃になって落ち着いた。


Stan's Notubes Arch EX + Hope Pro 2 EVO + DT Competition 。強度は劣るが、重量は Crossmax SX と同じ。主に通勤用だ。

リムテープは 25mm だというから、同時購入して頑張って貼り付けようとしたら失敗。作業中にお客さんから電話があり、4回ほど中断、途中で一度巻きかけのテープをだめにした。

あまりにもうまくいかないので、旧版の Arch かと思い、ノギスで内径を計測したが、やはり新版の EX に間違いない。約21mm 程度までカットした時には既にテープが残りわずかで、フロントホイール分しかなかった。
やむを得ず、丸めて捨てるつもりだったテープの細切れをまた21mmくらいまでカットしてつぎはぎ。

当初、チューブドでテープを密着させてからUSTタイヤに変えようと思っていたが、これじゃだめだ。1周できたフロントはともかく、リアはまた貼り直し。

自分の考えを信じるべきだったなあ。いくらテンションかけて引っ張っても、25mm幅のテープが4mmも狭まるわけがない。


ヤスリみたいなコンクリの土手で遊ぶからタイヤがすぐに傷む

それにしても、リアタイヤがいよいよまずい。回転方向に対して直角に4センチほどの裂け目と、サイドに直径5mm程のほつれが。都内を走っているだけなんだが、これはもう50kmも走れないかも。幹線道路を走行中にバーストしたら怖いので、裏道を行くことにするか。

Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...