年末大掃除。

外さなくてもいいものはそのまま。BBはこの前フェーシングしたし、取り外すのが面倒くさいので放置。長瀞でタイヤについた泥は、いつものところを半日走ったらほとんど落ちた。

久々のひとり山走行を楽しめるかと思ったが、駅を出たところから寒くてうんざりした。途中の自販機でココアを買って飲んだら急に暑くなり、その後は寒さを感じることはなかった。
大晦日の朝早くからこんなところを走っている奇特な人間はいないだろうと思っていたら、2組5人とすれ違った。

休憩中に食ったパンがまずい。賞味期限当日だということより、冷えた上にバックパックの中でもみくちゃになったことが原因だろう。途中で食うのが嫌になったが、一度手をつけたら捨てることができない貧乏性のため無理に完食。

先日の長瀞での転倒が原因か、フォークのデカールがちょっぴりめくれた。だいたいこんなところに傷がつくような転び方ってどうなんだよ。

ブレーキレバーにも新たな傷が増えた。だいたいこんなところに傷がつくような転び方ってのがまったく想像つかない。ハンドルバーにも何カ所か擦り傷が。転倒時にブレーキレバーのクランプが回っても、削れるのはクランプの方だ。それくらい丈夫なバーの表面を削るような転倒なので、その様子は結構派手だったはずだ。左膝は強打したし、肩胛骨の内側が少々痛む。ニーパッドとグラブのおかげで体表部はほぼ無傷で済んだのはありがたい。

このレバー、バーに取り付けずに単体で操作するとサーボウェーブのためか、握り初めの抵抗が大きい。本当にこんな機構が必要なのか?

チェーンステー裏側に傷が。これも多分長瀞だろう。チェーンもよく当たるが、もう少しBB側になるので、この傷はガレ場でついたものだろう。


まあ、こんな感じで来年ものんびり走って行こう。

シンサレートの保温性は高い

自転車用の手袋は、どれをとっても防風性が今ひとつ。操作性を重視した物は特にその傾向が強く、指先の冷えはどうにもならない。
そこで、巷で評判の良い Napa Glove の作業用安全手袋を使ってみた。

予想していたより保温性が良い。風が通らない。ほどほどの厚さで、ブレーキングも問題ない。
ただし、シンサレートライニングが掌側にもあるため、手の収まりが悪い。手袋はグリップによく食いつくが、手袋の中で掌が滑る。指が短めでシフティングがしづらいが、通勤で変速することはないので問題なし。
昔はパッド入りが良いかと思っていたが、太めのグリップを使うようになってからは、パッドなしの方が疲れにくく感じる。

販売店の注意書きにあるが、商品タグを留める太いホチキス針が、手袋本体をブチ抜いている。右手首の内側に0.5mm程の醜い穴が残ったままだ。作業用手袋とは言え、日本での売値は5000円を超える。日本の会社なら、こんな大雑把な売り方は多分しないだろう。たとえ機能に全く影響がないとしてもだ。

裁断処理・縫製処理はかなり雑。余った革は切ってしまえば良いが、縫い目がほつれ始めたら使えなくなる。ある程度は自分で直せるが、ライニングは後付けなので、きれいに野郎と思うと結構面倒くさそうだ。

Guru のチタンフレーム、「コンタミネーション」がちょっとした議論に

Guru の工場見学第3弾、チタンフレーム制作現場。初稿に対する反響が大きかったため、それについての回答が追加されている。


ビードの色については、あちこちのサイトで説明してくれているので、素人でも何となく良し悪しの想像が付く。だが、所詮素人、こればかりは実際に乗って試してみないと分からないものだ(その結果、壊れて大怪我ということもあり得る)。そうでない場合、専門の業者に頼んで非破壊検査をしてもらうか。

表面に現れた「コンタミネーション」は、溶接中に避けられないもので、その影響範囲は表面の数ミクロンのもので、ナイロンたわし(スコッチブライト)でこすって消せる程度だそうだ。さらに、Guru の場合は放射線と顕微鏡で検査をし、また、10年以上の無事故実績があるので心配することはないとのこと。


軽くて錆びにくいチタンフレームだが、やっぱりこの手の不安はいつになっても消えることがない。Slackline Ti についても、まだ1年もたたないので、外観からは分からない何かがあるのかないのか、心配するときりがない。

なんか違う2

久々の長瀞ツアー、70mmステムと20mmライズのバーで参加。ホイールとタイヤの調子はとても良かったが、どうも前のめりになる感じが抜けず、前回危なげなく通過できたところで派手に転倒。ペダルには靴底がなじんでいないような違和感というか、錯覚みたいな。

さっそく、ステムを50mmに戻し、ついでに30mmライズのハンドルバーに交換。
次回はこれで試してみよう。

余談だが、こちらは本日の偽物。
本日時点で、X4 1.125インチの50mmと60mmはくびれがなく、強度重視で重量が重め。X4で最も軽量なのは70mm、60mm は 130mmとほぼ同じ、1g差で2番目だ。
Thomson のステムは見慣れているし、公式に発表されている製品の仕様表をみれば、これくらい分かりやすい贋物はすぐに分かるが、精巧に作られている物に関して見分けが付くか自信がない。


この日は7人参加で、搬送時に前輪を外して積み込み。裏側があらわになったエロ魔人様のフォークを見ると、ステアリングコラムにキャップが。ここから入り込んだ埃や泥水で、プリロードボルトがジャリジャリになるのは以前から嫌だったのだが、すぐに忘れてしまいなんの処置もしないで来た。

処置後はこんな感じ。バーエンドキャップがぴったり収まるとのことで、試してみたところ確かにあつらえたようにはまった。FR/DH用のバーに使用した使い古しだと、キャップのヒダが潰れてスカスカになるが、XC用ならバーが薄く、内径が大きいので、ヒダの潰れが少なく、なんとか使い回し可能。これは非常に良い。

ホイールはいつもの Crossmax SX。どこかにぶつけたらしく、地金がむき出しになっていた。スポークは予備もあるし、MTBなのでこういう感じで傷物になっていくのが良い。ただし、通勤途中で転けたりして入る傷へこみは我慢がならん。


そうそう、Race Face Narrow/Wide 、フロントは全然外れない。RDはスタビライザーON状態で、リアが数回隣のギアに飛んだりしたが、フロントが外れなければ問題ない。

余談だが、高校の頃、フロントの変速でチェーンがクランク側に外れてRDがブチ壊れかけたことがあった。今考えてみれば、実に低技術のクソ自転車屋だったことが分かる。ディレーラーの可動範囲など、ちょっと本を読んでちょっとやってみれば分かることなのに、そのバカ店員は救いようのないクズだったなあ。今度別のところに店を出すんだ、とか言っていたのを覚えている。こんな初歩的な調整もできない奴は自転車屋など辞めちまえ。もうやってないだろうな。

こんなリムが出ているとは知らなかった


Mavic EN821 Disc。左右非対称、450g、内径 21mm、UST。Crossmax SX に相当するのだろうか、リムに切削加工が施してある。EX823 に比べると200g近く軽い。今更ながら、26インチ USTリムを発売してくれる Mavic はありがたい。USTにしてはちょっと軽すぎる気もするが、SXのリムだと思えば問題ないか。

側面のロゴは相変わらず地味だ。せめて Stan's ZTR シリーズくらいだと見栄えがするんだが。

なんか違う

同じ被写体に同じ構図
以前試してみたSEL50F18を久しぶりに引っ張り出して何枚か撮ってみたが、やはり何か違う。狙ったところにフォーカスが合っているのかどうか分かりづらい。緑色とか紫色の縁取りができたり、どうにも扱いづらい。私の技術では、全体的に白っぽい感じになることが多い。
F1.8というのは捨てがたいのだが、値段もそんなに安くないし(型番にZがつく方と比べれば高くもない)、等倍で確認したがる変な素人には無理だ。

やはり60mm F2.8 DNと19mmか30mmのどちらか1本、あるいは割り切ってキットレンズのSELP1650にするか。


ところで、今使っているフォークをそろそろ代理店オーバーホールに出したい。買ったのが2011年の8月。毎日乗っているのでその間どうするか。新しいのを買う金もないし。

新しい奴の候補は、27.5用を考えていたが、本当にそんな物必要なのか?と再考中。どうせホイール径を変えるなら29、27.5などという中途半端なサイズにどれほどの意味があるのか分からない。楽をしたければ26フルサスにすれば良い。

フルサスとHTの違いは明確で非常に分かりやすいが、それに慣れてしまうとありがたみがよく分からない。HTを乗り直してみてようやく感じ取れる。27.5HTに乗り換えたところで、体が慣れたらもうなんだか分からなくなりそうだ。
フルサスじゃないから登りも下りも突き上げがひどい。ただ楽に走りたい以外の何かを求めても、29ならともかく、27.5からは多分得られない。


[2014/01/04 追記]
Stanton Bikes もやはり 650B に手を出すようだ。まあそれが業界の流れなのだろうから、そんなもんだろう。
Thomson が、しばらく前にこんなブログを書いていた。35mm ステムについての話で、31.8と比較して、ほとんどわずかな違いしかないが、市場がそういう方向になり、ユーザーがそれを求めれば、Thomson も35mmステムを作るとのこと。
650Bが今そんな感じだが...やはり私は26でなければ29と考えている。

三脚持って平日の山

日差しが弱々しい
昨朝からやたらと電話が鳴りまくり、落ち着かない代休の平日。今朝は予定通りいつものところへ。

今回は、ゴリポではなく、小型だがまともな三脚で撮影することに決め、ベルボンのウルトラマックスアイMを用意。雲台はQHD-33Qに交換し、自由雲台の使い勝手を試す。それから、山中での中望遠レンズのテストのため、Sigma 60mm F2.8 DNを追加したため、今回は普段より少し荷物が多くなった。

焦点距離が長いため、被写体から距離を取る必要があるが、背景がぼけやすくてなかなか好印象。もともとこのレンズは値段の割に高性能であるため、うまく扱えば想像以上に良い画像を作ってくれる。

場所が山なだけで、写真の傾向は近所の公園と変わらない

絞り開放でくっきり

ここはいつも静かで良い
もう12月なので、山の方は銀杏がだいぶ散っているだろうと思っていたが、まだ散り始めで少し早かった。週末は天気が良くない予報なので、次回は再来週になるが、それではもう葉が傷み始めている頃だろう。

ゴリポと比べてはいけないのだが、やはりちゃんとした物は使い勝手が良い。自由雲台はこういった静止物の撮影には十分である。目一杯高くしても1385mm、だいたい小学生くらいの目線になるが、ゴリポは基本的に地面から見上げるしかなかったので、この違いは大きい。これで重さが半分くらいだったら最高なんだけど。


先日リーミング/フェーシングをした後、ヘッドセットを Cane Creek 40 ZS に戻して2週間になるが、ヘッドの緩みは今のところ発生していない。それなりに効果はあったようである。
Rubber Queen 2.4 UST は相変わらず空気漏れが甚だしい。シーラントを60mlほど注入したがほとんど効果がなく、一晩で15PSIくらいは抜ける。650BのタイヤのほとんどがTLRで、USTはもう時代遅れなのか?

Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...