小さいのに意外といける泥よけ

mucky nuts の Face Fender (R) 、当初はかなりバカにしていたが、試しに使ってみると思いの外効果があった。face fender の名が示す通り、前タイヤが跳ね上げた泥がクラウン下部を通って顔面に当たるのを防ぐことができる。ダウンチューブ下部へ向かうような泥は一切防げない。

先日の長瀞ツアーでnoriさんから聞いた話では、ダストシールの汚れが少なくなる効果もあるとのこと。言われてみれば確かにそうで、これは NeoGuard にない利点である。また、ステアリングコラムの穴から泥が浸入することも防げる。

当初 XL を買った方が良いかと思ったが、ナカザワジムで聞いたところ、XLでなくても十分とのことで、こちらのノーマルサイズを購入した。

以前、これの型を取ってヒャクショのクリアファイルなどで自作するということもあったようだが、零細町工場から金型をかっぱらうが如き印象があったため、正規品を購入するに至った。最初にこれを製品化したのはどこなのだろうか?このほかにも Marsh Guard という製品もある。私は、これくらいの価格であれば金を払って買うことにしたが、簡単に作れてしまうが故に、2000円弱を支払う気になれないというのも分かる。
輪行で袋詰めした際にも、このサイズであれば極端に飛び出すことがない。

プラスチック製なので、軽い代わりにいずれ劣化してぼろぼろになると思われる。noriさんの使っていたものも、古びて弱くなったところに枝などを巻き込んでブチ壊れてしまった。走行中にバラバラになると、破片を拾い集めるのに難儀しそうである。

android 5.0 はやはり遅い

先日配布の始まった android 5.0 だが、4.4.4 と比較するとやはり遅い。具体的に何が何秒遅いとか、数値で表現するネタはないが、操作のたびに引っかかることが多い。また、プレビュー版ほどではないにしろ、アプリの動作が不安定だったりもする。
今日までに目立った問題は以下の通り。発生頻度は色々。遅いのは全般的に遅く、クラッシュはたまに発生、4.4.4より多い(4.4.4ではほとんどなかった)。
  • FBからブラウザでリンクを開いて戻るのが遅い(FB組み込みブラウザは使用していない)
  • ホーム画面/アプリ画面に戻る際の待機が4.4.4より多い
  • スリープから復帰直後の操作不能時間が長い
  • ブラウザでリンクをタップして反応するまで数秒かかる
  • ブラウザが異常終了する
  • アプリを起動してすぐに終了するとクラッシュする


今のところ手持ちの機器に導入したのは タブレット(Nexus7 2013)のみで、電話機(Nexus5)のアップデートは来年以降の予定だ。Nexus5 + android 4.4.4 は応答が速く安定していて非常に快適なため、アップデートによってこの快適さが失われるのだけは避けたい。


本日時点でちょっと調べてみたところ、以下のような話題が見つかった。なんとも不安になる内容ばかりだ。

今回、タブレットにはファクトリイメージでクリーンインストールしたので、次回は4.4.4からのアップデートを試してみよう。デスクトップ/サーバーOSの場合、クリーンインストールの方が圧倒的に不具合が少なかったが、モバイル系はそうでもないのか?

Schwalbe タイヤの傾向

先般より書いているとおり、Schwalbe タイヤはノブの根元に亀裂が入る傾向にある。欠点と見ればそれまでなのだが、私が走る程度であればノブがもげてしまうまで相当時間がかかる。単にそういう傾向にあると考えれば特別気にするほどのことではなさそうだ。

先日の里山低速走行と舗装路走行、そして一昨日の長瀞ツアー走行でいくつかのノブの根元に損傷が見られる(写真の赤枠部分)が、まだごくわずかなものであり、年内に剥離することはないと思われる。

数回使用した Maxxis Minion DHR II EXO TR と High Roller II EXO TR はいずれもタイヤのねじれが目立ち、そちらの方が少々気に障る。価格が安く入手性も良いので、この Hans Dampf がだめになったら本格的に走り込んでみようと思う。

ホイールはやはり硬いようだ。今までのテンションやや低めのものと比べると少々跳ねる感覚があった。もう少し乗り慣れてくればうまくいなせるだろう。

シングルスピード購入

リアディレーラーが好きなので、今までSSを敬遠してきたが、とうとう購入に至った。こちら。
リアブレーキはバンド、フロントはリムで、ライトはタイヤサイドローリング式のダイナモ。フロントブレーキの効きが最悪で、シューを換えるだけでもだいぶ増しになるはずだが、諸事情によりいったん見送り。また、トーインをつけているように見えたが、右側だけなので単なる調整不良だろう。ステム(スレッド式)もまっすぐに付いていないし。ステムごときまっすぐつけられないってどんだけ整備技術が低いんだよと思うが、CFRPハンドルバー1本も買えない値段の自転車に多くを求めてはいけない。

誰でも知っていることだが、やはり設計が全般的に低劣である。誰でも知っていることだが、後輪はハブ軸に何でもかんでも集中させているせいで扱いが大変に面倒。30年くらい前にパンク修理の経験はあるが、その頃は実家だったので、玄関前にたらいを出して水入れてブクブクして...なんてことができたが、今はなんだかんだと制約が多いので他の方法を考えないといかん。


サイメンの飯倉清さんが公開してくれているこの動画「ママチャリメンテのAtoZダイジェスト版」をよく見て覚えてみるかなあ。一番知りたいところを youtube で公開してくれるってのは本当にありがたい。
こういった手順を踏んだやり方ではない、ほかの方法は聞いて知っているが、どうせなら面倒でも正規の手順でやってみる価値はありそうだ。

昨日の長瀞ツアーでようやく理解できた「ケツプリ・ターン」を、このSSバイクでやってみたところ、自分が想像していたママチャリとは思えないようなタイトターンも可能で少々驚いた。フロントフォークにサスペンションがなく、沈み込みによるジオメトリ変化がないため、狙ったとおりの軌道を描くことができた。

誰でも知っていることだが、盗まれてもあきらめが付く価格とそれなりの性能を考えると、このクラスのママチャリは非常に良いかも知れない。
本当はフレンチバルブのチューブに換えてみたいのだが、注油メンテ以外極力手をかけないようにするつもりだ。
いやしかし、ダイナモライトだけは取り外して、もっと明るいLEDライトをハンドルバーにマウントして使いたい。そうするとカゴが邪魔だな。バスケットマウントとかやりたくないしなあ。フロントブレーキももっと効きの良いものに、したい。ブレーキレバーは4本指でいいんだろうか。

ホイールが硬い(かも?)

またいつものところへ行ってきたのだが、しばらく乗っていないくせにまたいつものように三脚とカメラをバックパックにぶち込んだもんだから肩も腰も痛い。
で、新ホイールとタイヤ(Hans Dampf)には意外な硬さを感じた。スポークテンションが高いせいなのか、結構ゴツゴツした乗り心地である。グリップはくたびれたNobby Nic より悪い感覚があったが、乗り方の問題かもしれない。

先代のリムで走っていた頃は、やたらと歯飛びが発生していたが、これに換えてからなぜか治まった。34Tx21Tでぐいぐい踏み込む練習をしすぎて少々緩んでいたせいか、あるいはチェーンルブをFinish Line セラミックウエットルーブに換えたからかもしれない。
いずれにしても、リムを換えてスプロケットの歯飛びがなくなるなんてことはあり得ない。ただの整備不良だ。

同じような角度ばかりで新鮮味がない
数年前に黄金色に染まった銀杏の広場に来てみたが、やはりまだ時期尚早であった。今月下旬か来月頭あたりに再訪してみよう。

それにしても三脚が、重い。

リム交換

白黒の外見がなかなか気に入っていた Spank Oozy Trail 295 Bead Bite だが、TLR セットアップが非常に面倒くさいのと、長瀞2回でサイドが少々へこんだのとで、残念だが諦めることにした。
新しいリムは、Hope Hoops として購入したホイールセットをばらして外した Stan's NoTubes Flow Ex 。内幅 25.5mm で、500g前後のアルミリムとしてはかなり幅広のものになる。

「25.5mm」という仕様だけ見て幅が狭いと勘違いする人がたまにいるが、Flow EXの外幅は29.1mmである。様々なリムメーカーが外幅しか書いていなかったりすることが原因で、ETRTO ではどのサイズになるのかさっぱり分からないことがある。
ちなみに、Gee AthertonRachel Atherton が乗る 2015 GT Fury のホイールは、この ZTR Flow EX を使用している。

チューブレスに有効なのは幅広リム、もちろん内幅のことを指している。内幅が同じで外幅が広いリムは強度を稼ぐためにそうしている傾向がある。
3年前にこの記事を読んで以来、リムの内幅が気になるようになった。もっとも、タイヤ幅に対してリム幅が極端に広いと、今度はサイドが使えなくなり、自転車を倒した際に転倒しやすくなるのであるが。

今回は前回の経験から、いくつか事前準備の手順を増やした。具体的には、

  • リムに養生テープを貼る
    スポークの先端で引っかかってリムの塗装が剥げることを防止。
  • 白スポークに養生テープを貼る
    調整中の塗装剥離を防止。
  • 初期段階ではスポークがニップルから抜けない程度にする
  • テンションの高い方から張る
  • スポークプレップを塗ってみる
  • リムの設計容量上限近くまでテンションを上げる
といったもので、ホイールを組んだことがある人にはどうでもいい話だ。

また、ニップルには DT ではなく Sapim Secure Lock を使ってみた。それがどういったものかはリンク先を参照。DT はニップル内部に緩み止めをあらかじめ塗布するという手法で、Sapim はニップル自体の構造でスポークの緩みを防止しようとしている。


Hope Hoops の前輪にはなぜか DT Squorx っぽいものが使用されていた。

完成時の重量は、フロントが 858g、リアが968g 。前回より116g増しになった。確実なTLRセットアップが得られ、タイヤ制限がなくなると思えば、これくらいは我慢しよう。
計測に使用したのはタニタ デジタルクッキングスケール KD-177、いずれは 0.1g 単位で量れるものが欲しい。

で、フレームに取り付けるとこんな感じ。今ナタジゴさんのところにあるものとホイールの外観はほとんど変わらない、遠目には同じに見える。RockShox が赤白黒なので、これもまあ悪くはない。Maxxis の黄色いロゴが入ればまた違った印象になるかも。

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 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...