2014年6月27日金曜日

Hope Pro 2 Evo


The things you own end up owning you.
 というのは、映画 "Fight Club" の有名な(そして物語の核ともいえる)台詞だ。これを忘れたことはないが、決意を新たにするたび、折悪くセールのメールが来たり、MTBサイトで魅力的な製品紹介があったりする。

ところで、Hope Pro 2 Evo である。どういうわけか、40TのSPハブがついたホイールセットが手元にある。40Tというのは、いわゆるノッチ数のことで、先代の24Tから16T増えている。SPは Straight Pull を意味し、一般的なJベンドではなく完組っぽい見た目になる。

Mavicのような完組ホイールと異なるのは、スポーク数が32本で、スポークとニップルはSapimの汎用品である点。
共通の付属品は、リムデカールが2枚ずつと、スポークとニップルが1セットずつ。フロントホイールはQRで出荷され、15mmTAアダプターが同梱される。

まだ舗装路を走っただけなのでよく分からないが、騒々しいラチェット音は健在である。16T分周波数が高くなっているように感じたが、音量自体はほとんど変わっていない印象だ。

同梱の予備スポークが前後とも同じ長さなので不思議に思い Hope に確認したところ、前後左右すべて同じ 266mm とのこと。よく見るとフランジの高さが左右で異なる。ハブ自体もオフセットしてるのか?

でも、どうやって Sapim Race SP Black 266mm を手に入れたもんだろうか。

2014年6月26日木曜日

つなぎ、を試してみる

シマノは9000系XTRで11速になった。11-40のワイドレシオで、Sramには一歩譲るが、価格面では十分競争力があり、既存のフリーホイールボディがそのまま使える(40Tという巨大なギアに耐えられるかどうかは別だが)。

11速はいずれXTグレードまで下りてくるはずだから、それまではこちらでつないでみよう、という目論見である。

Hope 40T-Rex は、無理せず 40T で抑えている。正式発売前は42Tも予定していたようだが、現行製品には40Tしかない。
パッケージに含まれるのは、40Tのギア本体と20mmのBテンションスクリュー(六角キャップボルト)。ホイールの上に乗っかっているのは34Tの Retainer Ring 、こちらは全く別の製品、同梱されない。これまでの 30T x 36T と比べてややギア比が上がってしまうが、トレールヘッドまでの舗装路はこの方が楽だ。

各社から発売されている1枚追加型40T-42Tリングと同様、17Tあたりを取り除いて取り付ける前提となっている。今回はたまたま手元に XT 11-32Tの16Tがあったので、15Tと17Tとスペーサーを抜き、16Tを入れた。ギア構成は 11-13-16-19-21-24-28-32-36-40 で、単純に17Tだけ抜くよりは少しましになった程度。メンテナンススタンドに設置して変速したところ、やはり13-16でもたつく。サードパーティの製品を入れて非推奨の設定でやってるんだから仕方ない。
BテンションスクリューはSram式のキャップボルトが良いよ!
この辺を解決する策として、近頃 OneUp Components から RAD Cage というものが発売された(初回ロット売り切れ)。これはシマノ Deore/SLX/XT/XTRミドルケージ(GS)専用のアップグレードパーツで、11-13-16-19....42の構成における変速性能を向上させるだけでなく、スプロケットの寿命も延ばすという触れ込みである。おまけに、これを使うことによって、Bテンションスクリューは純正のものがそのまま使えるという。
気になる、が、これはあくまでつなぎだ。本体価格の2倍近い送料を払ってまで手に入れるようなものじゃないと思っている(とか言っておかないと注文してしまいそうだ)。
さらに、 このこの製品に関する nsmb.com の記事も。

さて、このような非推奨構成を使うに当たって、考慮すべき点はもちろんトータルキャパシティである。RDが適合するかどうかの計算は簡単で、(フロント最大最小ギアの差) + (リア最大最小の差) で、RDのトータルキャパシティに収まるかどうかが求まる。
たとえば Zee(FR) はトータルキャパシティ 25T で、リアが11-36の場合、フロントはシングルしか使えない。

40Tを追加したらチェーンを長くすればいいのでは?というとそうではない。
トップ11Tでローが40T、差が29T。Zeeのキャパは25T。乱暴に言って、この4T分のたるみをZeeは取ることができず、トップギア付近でチェーンが垂れ下がる。

シマノの仕様では、ショートケージ(SS)が25T、ミドルケージ(GS)が35T、ロングケージ(SGS)が43T。ミドル以上の設定がないZee/Saintでは、11-40のスプロケットは使用することができない(例外はあるらしいが寡聞にして知らず)。
40Tや42Tを投入する場合、フロントシングル構成が多いため、キャパ35TのGS製品でOK。フロントダブル(38-24とか)だと、リア42Tを入れても14+31 = 45 で、インナーxロー何枚かでたるみが出るものの、SGSなら何とかなる(42-32-24 x 11-36 ならSGSでぴったり収まる)。

もうひとつ、最大最小ギアというのも仕様にあり、トータルキャパシティに収まっていても、GS/SGSいずれも本来は11-40に対応していないことになっている。

ともかく、製品本来の設計から外れたことをするわけだから、キャパシティに収まっていれば良いということでもないので、ロングでも使えなければNG、逆にショートケージでも使えればOKだろう。やりたければ実際に入手して試してみることだ。

ところで、RDの「ージ」(cage)を「ージ」(gauge)と勘違いし続けているブログが散見される。ペット関連ブログでも「ゲージ」。意味が全然違うのでお間違えなきよう。

2014年6月2日月曜日

空気漏れの少ないタイヤ

いままでContinental を12本使ってみたが、USTでも気密性がクソだ。チューブレスレディなどはシーラント入れても延々と空気が漏れ続ける。それに比べるとSchwalbe は5本中5本が問題なし、シーラントなしでも行けるくらいだ。

で、先日試しに買ってみた Maxxis だが、こちらも問題なし、30PSI充填後、2週間放置で5PSI程度のエア漏れだ。
フロントに High Roller II 2.3 EXO TR
リアに Minion DHR II 2.3 EXO TR
コンチはタイヤがねじれている確率も高い(12本中4本)。グリップとか基本的なところは悪くないんだから、これからは気密性を頑張り、また、ねじれの出る確率を下げて欲しい。単に運が悪いだけかもしれんが。