2015年9月13日日曜日

BL-M8000/BR-M9020

体調不良やら長雨やらでしばらく山を棄権中。やることがないので、ブレーキの本格的エア抜きを1年以上ぶりにやってみた。
結果、何も変わらず。そして、レバーを弾いていると内部から延々とエアが発生することを発見。多分こういう設計なんだろうと思ったが、試みに以前から気になっていたこれらを導入。

XTR様と比べればいろいろとケチが付くXTだが、ちょっと重くなる以外、性能が特段劣っているわけではない。ただ、先代のレバー(BL-M785)に対して、私は外見だけで拒絶反応を起こしていたため、XTR様の半値くらいであっても買う気にはなれなかった(ちなみに最初に使った油圧ディスクブレーキはBL-M775)。

で、現行のBL-M8000であるが、ワンピース構造となり、XTR様に近くなった。また、塗装の具合も785より高級感がある。黒に見えるように撮影した画像が多数見つかるが、実際はラメ入りダークグレーに近い。785は、こちらの方が障害に対する解析を行い、対策を実施されたように、構造的欠陥があったようである。

BL-M988 で気になったサーボウェーブは、BL-M8000では気にならないレベルに。988では、カムの動作が不適切で、レバー比が変化する位置で大きな抵抗が発生していたが、8000ではほとんどそれを感じられない。これはハンドルバーに取り付ける前でも同じ。988の「なんだこの引っかかりは?」がなくなった。985に比べるとレバーを引く力は余分に必要だが、あの初期抵抗が減っただけでかなりの改善といえる。

この点についての記事を探したが、今のところかなり少ない。そもそもこんなことを気にするような人間は神経質で少数派なのかも。

キャリパーもXTにしたかったが、よくよく調べてみるとピストンがGFRPになっていない。ヨシ課長にはウソ情報を流してしまい大変恐縮であるが、XTは今回もセラミックピストンである。
ということで、こちらもバカ高いXTRである。BR-M9000は塗装がひどく安っぽいし、985とは構造が異なるので、ちょっと重いけど9020に。

985と同じモノブロックであるが、下部のトルクスボルトはなんだろうか?985はバンジョーボルトのほかに真ん中にでかいボルトが1本刺さるだけだったが、今回はここにもう1本追加になっている。
余談だが、パッド固定ボルト脱落防止ピンを写真のように取り付けるとキャリパー本体の塗装が剥げるので注意。この向きから90°倒した向きが正解。

BR-M9020はフィン付きメタルパッドが付属するが、2セットとも左用ばかりが入っていた。初物でハズレを引く私の能力は未だ衰えていないことが分かった。これは週明けにシマノへ確認予定。やむを得ず近所のテスト走行では先代のF03Cを使用した。
パッド本体には方向性がないので使っていても問題はないが、不完全なまま使用するのは気分が悪いので交換させたい。

制動力に関しては、985に慣れていると逆に弱くなった印象を受ける。サーボウェーブの「パッドがローターに当たり始めてからパッドの移動が遅くなる」設計が影響しているのか、ホイールを完全にロックさせるまでのポイントが少し奥になった感じ。しばらく988を使っていなかったのでこの感覚を忘れてしまっていた。


[2015/09/18 追記]
パッドは無事、というか、なぜか2台分が返送された。つまり、左4枚と右4枚。さすがシマノといったところである。