[OBSOLETE] Slackline 853 Q&A

ここに記載された情報は、現在の Stanton Bikes 製品に該当する製品がありませんが、過去の記録として残しておきます。
Stanton Bikes 製品についてのお問い合わせは、代理店である「マシューサイクル」殿へお願いいたします


Stanton Bikes Slackline に興味を持った方向けに、よく聞かれる質問などをまとめてみました。関係者でも代理店でもない単なる1ユーザーとして、気がついたこと・他の日本人 Slackline 乗りから聞いたことをどんどん書いていきます。
あまり褒めてないように見えるかもしれませんが、普段の投稿では中毒気味に書いているので、ここではかなり抑え気味にしました。また、あらかじめいろいろな点を理解しておけば、買ってから「あれ?」ということも少なくなるはずです。
  1. フレームの生産地はどこ?
    たぶん台湾。チューブ自体は Reynolds なので、素材はイギリスで製造は台湾、となる。イギリス製造だと、Curtis Bikes みたいな値段になりそう。ちなみに設計は Dan(Daniel Stanton)。自社工場じゃないと思われるので、ファブレス、ということになるのかな。
  2. 品質は問題ないか?
    おおむね問題なし。ただし、ここに書いたように、ISCGタブがBBシェル断面に対して平行でないことが多く、ISCG05用のチェーンテンショナーを使うつもりの人は再考した方が良い。そもそも、このISCGタブは、フロントシングルでチェーンデバイスを使用する前提で設計している、と思えば、多少の不良は許容範囲ともいえる。Blackspire Stinger なんかだと、BB共締めタイプもあるのでそちらなら全く問題ない。
    また、BBのねじ山がきれいになっていないので、素手でBBを締めるのが困難。BBの装着で工具を使うのは最後の締め込みだけにしたいところ。工具を使ってなおかつバカみたいな力で締め込まないと入らない場合はタッピングした方がいい。
    同じ台湾生産でも、Tomac Bikes は高品質で、Automatic 120 が届いて箱から出した時には、完璧という印象を受けた。それと比べると、Slackline が品質面ではもうちょっとがんばって欲しいところ。
  3. 塗装品質は?
    パールが入った深みのある色合いで、非常に良い感じの塗装。ただ、表面がそんなに強いわけではないので、飛び石なんかで結構塗装落ちがあって、地肌が見えてしまう。同じ鉄フレームでも、日本製の5年ものを何度か見せてもらったが、そちらはほとんど目立った傷もなく、さすが日本製なんて思ったり。Chromag Aperture なんかは、店で見た感じだと、塗装がかなり厚く見えた。厚く見えたからといって塗装がはげにくいかどうかは不明。
    気になる人は、自動車用のタッチアップペイントで修復すれば良い。手順は自動車の場合と同じ、脱脂~プラサフ~塗装~クリアコートでOK。ホルツなら、「F-9」と「T-125」の混色で似たような色が作れる。
  4. フレームの素材は?
    前三角チューブ(ヘッド・トップ・ダウン・シート)が Reynolds 853、ステー(シート・チェーン)が同525。全体の半分以上を占める素材が853なので、「クロモリ」フレームではない。Reynolds の素材紹介で、タイトルに「クロモリ」と明記しているのは「725」「525」「520」のみ。じゃ、853はなんだろう?「空気焼入れ鋼」?これは素材の原料を表していないからダメ。「マンクロモリ」?結局、「クロモリ」が猥褻風味になっただけか。 「鋼」 じゃ通じにくそうなので、私は「鉄」と呼んでおく。「クロモリ」という表現はしない。だから、検索エンジンで「クロモリハードテイル」なんて検索しても、このブログはほとんどヒットしない。
    そもそも、素材を普通に考えたら、鉄。アルミフレームを「マグシリ」とか「亜マグ」、チタンフレームを「アルバナ」なんていわないしね。「鉄」という呼び方は安物のママチャリをイメージしてしまうのだろうか。
  5. フレームの重さは?
    18インチの実測で2.58kg。公称 2.55kg となっているが、誤差の範囲か。
    ちなみに、私のセットアップでは、13.68kg になった。ホイールとタイヤが前後で約4.4kgもあるし、ペダルも522g。HTにしては結構重い方だが、丈夫なホイールは安心感につながるのでここは仕方ない。
  6. 購入方法は?
    東京中野の Matthew Cycle か、contact@stantonbikes.com メールStanton Bikes 直の場合、支払いは PayPal で。クレジットカード番号とか教えるのはやめよう(常識)。公式サイトにショッピングカートもあるので、それでも可能か?
    VAT免除を始めたようで、EU域外であることを伝えれば対応してくれるはず。
    COTIC なんかは当初からVAT免除があるので、
    鉄フレーム欲しいけど、別に Slackline じゃなくてもいいという人は、BFe が良い候補になったはず。実際、ジオメトリが近いし、デザイン以外はほとんど変わらないしね。Cotic に関する日本の情報はここにまとまっているので、興味のある方はぜひご一読を。
    Stanton は日本には代理店がないので、英語で問合せができない人はあきらめよう。誤解や混乱が生じてお互いにいらいらするだけなので。また、私に直接聞いてくれても良いが、ここに書いた以上に説明できることはなさそう。
  7. 送料は?
    Stanton Bikes 直の場合、GBP125。Dan はだいたいいつも「200かな~」とか言うが、そういう場合は「高いからまけろ、ただしトラッキングできる発送方法でな」と返事しておく。私の場合、本体価格の半分じゃ買えねえよな、みたいなことを言ったら、すぐに125になった。
  8. 注文してからどれくらいで届くの?
    だいたい2週間前後で見ておけば良い。Dan の個人的な事情で出荷が遅れることもたまにあるので、早く欲しい場合は遠慮なく催促しよう。
  9. 保証は?
    生涯補償。製品設計で前提としている「通常の使用」の範囲での破損になる。保証が適用されるかどうかは、他の大手ブランドのものと変わらないだろう。製品の欠陥であれば、送料は向こう持ちとなる。もちろん、日本に代理店がないので、これらの手続きはすべて自分でやることになるので、不安な人はやはり日本の専門店で売っている他社のフレームを買う方がいい。
  10. 16.5 と 18 、どちらを選べばいいの?
    Dan によると、およそ 180cm くらいまでなら16.5、とのこと。まずは中野へ!フレームのジオメトリーを Dan に確認し、近いサイズのバイクに乗ってみると良いかもしれない。trek や kona などの北米メーカーもそうだが、日本人の体型を意識しない設計だからといって、日本人に合わないなどといったことはない。
    サイズ関連の問合せはそこら中から受けているんで、そのうちサイトに掲載すると Dan は言っている。言ってるけどなかなか更新されないホームページ、それがまた一つの魅力だったりも。
  11. フレームの付属品は?
    ディレーラーハンガー(ハンガーと取り付けボルトのセット)x1、ブレーキホース留め具。
  12. ディレーラーハンガーの予備は手に入るの?
    手に入る。ハンガーを折る癖のある人はフレームと一緒に買っておくといいだろう。1コGBP10だが、NSBで同じ型のもっと品質の高いハンガーを手に入れることができる(ナタジゴさん実装済み)。
  13. 鉄フレームは柔らかい?
    クロスカントリー向けのアルミフレームと比べた場合、同じコースを走った際に身体への負担が軽いのは間違いない。しかし、そもそもジオメトリが違うので、素材だけで硬い・柔らかいを語るのは難しいと思う。単に楽に乗りたいというのなら、フルサスが断然おすすめ。シングルピボットであっても、フルサスならケツへの突き上げやリアの暴れをきちんと抑えてくれるので。ちなみに、Slackline の16.5インチは、18インチより硬いらしい。単純に考えれば、サイズが小さいと強度が上がるので、18で、「おっ」と思い、16.5を買って組むと「あれ?」と感じるのかも。
  14. タイヤサイズは?
    タイヤによって違う。たとえば、Continental の2.4でも、Rubber Queen UST は使えないが、Mountain King II UST は使える。ただし、お毛々がFDのインナープレートをこするので、気になる場合は剃った方が良い。逆に言えば、毛剃りが必要なくらい、クリアランスが限界ということで、泥詰まりには弱いかもしれない。

2 件のコメント:

  1. これ自分が質問したすべてですなー

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    1. ほかにも何か思いついたら連絡ください。

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