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微調整

Magura のパッドアクスルには、シマノのような脱落防止の仕組みがない。出荷時には緩み止めが塗布されているが、こういうのは脱着を繰り返しているうちに弱ってくる。
そこでこれ。
Magura純正よりやや長いが、XTRの奴は短すぎ、脱着防止のスナップリングがかからないので、XTの「Y8JZ05000」を使用する。スナップリングは先代XTRの「Y8J716000」でOK。

 取り付けるとこんな感じ。
これで緩み止めがへたってアクスルボルトが緩んでもOK。念のための保険ということで。

これは、たまたまスレッドピッチが一致したからできたのだが、他社のものはどうだろうか?Maguraのパッドアクスルをなくした場合にももちろん適用できる。Magura のスモールパーツはなかなか入手性が悪いので、こういう互換性はありがたい。

そして、いつもの Slik Graphics に作ってもらった 2018年デカール。中身は前年版なので見た目だけ。

Magura 7.P with Storm HC と、PRG PBC-07 with PBR-19

シンタードパッドの効き具合を確認後、いったんMagura純正パッドに戻してみようと言うことで、先土曜日は、オーガニックパッドである 7.P を取り付けていつものところを走ってみた。

やはり、全然効かない。特にリアが効かないので、試しにパッドを前後入れ替えると、今度はフロントが効かなくなった。半分ほど走ってみたが、このままフロント制動不足では楽しくないでしょ、というヨシ課長の勧めに従い、走行前の状態に戻す。

2本目の最後、やや斜度のある短い下りで、フロントのレバーをほぼ握り込んだ状態に保ったところ、ガチョンガチョンやたらとうるさい。どうやら、ローターの穴がパッドの先頭を通過するタイミングで発生しているらしい。面取りすりゃいいのかな?よく分からんけど、次に7.P/Storm HC の組み合わせで走る際はそうしてみよう。

で、帰りの舗装路で、効かないリアブレーキだけを使って下ってみたら、ようやくフロント並みに効くようになった。要するに、Magura のパッドは減りにくくで当たりが出るのが遅いということみたいだ。
ローターがこれくらいになるまでパッドを痛めつけるには、1回以上ガチョンガチョンやる必要がある。

Magura の具合が分かったので、台湾の PRGCycle に戻す。

せっかくなので、こちらもオーガニックパッドを装着し、舗装路で何度かフルブレーキングを実施。こちらは、Magura より早い段階で当たりが出た。シマノのシンタードパッドより少し遅い程度。

ただし、パッドもローターも薄いせいか、ブレーキの感触が若干スポンジーに。計測してみるとこんな感じ。
※値はすべて近似値。
  1. Magura
    Rotors(Storm HC) : 1.96mm
    Pads(7.P) : 2.24mm
  2. PRG Cycle
    Rotors(PBR-19) : 1.82mm
    Pads(PBC-07S) : 1.70mm
Magura の純正ローターが、1.8mm で要交換なので、キャリパーがそれを基準に設計されているとしたら、あまり良い組み合わせではないかもしれない。
Magura 7.P 中途半端に面取り
PRG PBC-07 sintered
PRG のパッドが薄いのは、外付けヒートシンクとの組み合わせを考えてのことだろう。シマノのJ04Cに似せた、交換可能なヒートシンクとセットになるため、バックプレートをぎりぎりまで薄くしたものの、パッドはMagura 7.P 比で0.5mmほど薄くなってしまった。
しかし、ヒートシンクとバックプレートを含めた厚さは、PRGが約1mm薄いので、パッドに0.5mm盛る余地は十分ある。何でこんなに薄くしたのかな~。

一般的にあまり精度が高くない自転車部品だが、ブレーキパッドで0.5mmの差はややでかいかもしれない。
ちなみに、シマノF03C(J04Cの先代)が2.16mm。ベスラBP-046Dが2.04mm。EBC Gold  が 2.37mm。Nukeproof が 2.31mm。SwissStop Disc 30 EXOTherm が2.13mm。おそらく2.00~2.2mmくらいが標準。

パッケージングはこんな感じで、非常に丁寧。まともな台湾製品に共通する特徴で、一つ一つの製品に対して、手を抜かず、きちんと仕上げようという心意気が見て取れる。特に、PRGCycle は今後さらに伸びていく期待がもてる。

今のところ、日本の代理店の扱いは限定的だが、Superstar Components へのOEM(ODM?)もやってるようだし、我こそはという方がいれば、是非PRGCycleに問い合わせて欲しい。

おまけ。Magura Shiftmix。
シフトレバーが遠いので、どうなるか分からなかったが、試しにやってみた。元々クランプタイプのシフターだったので、別途SL-M9000の I-SPEC II カバーと、Magura Shitmix を購入。若干グリップに近づいた(気がする)ため、BL-M985/SL-M9000 の感触に戻った。

この Shiftmix だが、これ自体に位置調整機能はない。調整範囲は、シフター側の水平方向のみ。回転方向は固定されるので、もっとレバーと離した位置にしたいとか、逆に近づけたいと思っても不可能である。使ってみると、意外とこれが良かった。最初からこの位置にすれば良かったんだな。

体調不良のまま走行

5月3日に撮影
最寄り駅前の松屋で牛定を食ってから走りに行くのが常となっているが、この日は少々気分を変えて牛丼大盛りに。しかし、まずい。胃腸の具合が今ひとつで、何を食っても大してうまく感じないのが原因だが、牛丼に関して言えば吉野家の方が口に合っているのは間違いない(松屋では「牛めし」という商品名)。学生の頃に池袋でバイトをしていた頃は、週に何度も特盛りを食ったりしたが、今じゃそんな気には到底なれない。

3:30に起床、ダラダラして7時前くらいに現地に到着、いつもの道を走ったが、最後までMTB乗りはおろか、トレールランナーや山歩きの人にも会わなかった。おかげで蜘蛛の巣払いの先陣を切ったことになってしまった。
5月6日に撮影(電話機カメラ)

5月6日に撮影(電話機カメラ)

5月3日に撮影
まあ、いずれにしても今の時期は新緑が目に優しく、また、寒くもなく暑くもなく湿度が適当で走りやすい。

5月3日まではコンチのTrail King/Rubber Queen を使っていたが、やたらとシーラントが漏れるとか、グリップが自分好みではないとか、いろいろ不都合があったため、結局Maxxisの Minion DHR II に戻した。大量にある手持ちの26erコンチタイヤをどうしたものか?

PBR-19 をいつものところで2時間ほどテスト

台湾 PRGCycle の PBR-19 。山にカメラを持って行かなかったため、翌日に改めて撮影。

近所を走って人のいないところでブレーキ引きずり走行やハードブレーキング等を行って慣らし、土曜に山を軽く走ってテスト。午前中に山林作業があり、また、いつもの寝不足のため、本当に軽く、だいたい2時間程度の走行。

シマノに特段劣る点はなく、ちょっと値段が高い点を除けば、長期使用にも十分耐えられそうな印象である。

もうちょっとハードに、たとえば長い下りでホイールロックなしにブレーキをかけ続けるとか、そういう使い方をした場合の変化を今後は試してみたい。


PRGCycle のヒートシンク付きローター

シマノはSM-RT99をセンターロックでしか出さないため、今使っているホイールには取り付けられない。

Stanton Owners' Meeting で知り合った台湾の方が勤務しているメーカーから、いかしたローターが販売されているのを知り、早速購入。なかなかお高いものではあるが、作りは精巧だし、台湾品質に期待。

PRGCyle PBR-19。日本ではIMEZIってところが代理店をやっている。

Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...