ラベル RockShox Pike RCT3 Solo Air の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル RockShox Pike RCT3 Solo Air の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

Charger Dumper(先代)のブリーディング

と、まあこんな感じの道具と消耗品を用意して、ロワーレッグのオイル交換とCharger Dumperのブリーディングを行なった。ついでにエアシャフトは買った時の150mmに戻し、サグをやや大目にとるよう圧を変更。

Charger Dumper はオープンバスとは異なり、エアの混入は厳禁。しかし、このビデオを見てからやると、意外と簡単にできる気になる。
たしかに、実際にやってみると、必要な工具を揃えてシリンジとシャフトを上下するだけ。カートリッジタイプであること、買ってからそれほど乗っていないことで、内部のオイルは赤いまま、エアの混入もなかった。
ロワーレッグのオイルは黒い細かいゴミが混じっていたので、やはりカートリッジタイプのオイルは劣化しにくいようだ。

もちろん、オーバーホールをする場合は、全部の部品をバラし、パッキンやらその他消耗品の交換が必要になるだろうけど、簡易的なメンテならオープンバスより簡単。
ただ、作業を始めてからスナップリングプライヤーの小(12mm..25mm)がないとリングが抜けないことに気づき、慌ててアストロまで買いに行ったたのはマヌケだったが。

ジョンとマック、./configure && make && make install とかLinux買ったんじゃねえぞ!
150mmにすると、同じサグ(20%くらい)では、ハンドルバーの位置が8mm上がるため、30%くらいを目標にスプリングのエア圧を落として見た。あいにくの雨でまだ舗装路での試走ができていないが、これくらい落とすとBBが高い感じが減るはず。 あまりに緩くするとボトムアウトしてしまうので、そこらへんはMRP Ramp Control(ボトムレストークン代用品)でなんとか調整してみよう。

微調整

Magura のパッドアクスルには、シマノのような脱落防止の仕組みがない。出荷時には緩み止めが塗布されているが、こういうのは脱着を繰り返しているうちに弱ってくる。
そこでこれ。
Magura純正よりやや長いが、XTRの奴は短すぎ、脱着防止のスナップリングがかからないので、XTの「Y8JZ05000」を使用する。スナップリングは先代XTRの「Y8J716000」でOK。

 取り付けるとこんな感じ。
これで緩み止めがへたってアクスルボルトが緩んでもOK。念のための保険ということで。

これは、たまたまスレッドピッチが一致したからできたのだが、他社のものはどうだろうか?Maguraのパッドアクスルをなくした場合にももちろん適用できる。Magura のスモールパーツはなかなか入手性が悪いので、こういう互換性はありがたい。

そして、いつもの Slik Graphics に作ってもらった 2018年デカール。中身は前年版なので見た目だけ。

RockShox Boost 110mm ハブ用フォーク

Boost 規格は、ハブのフランジ幅拡張に伴ってオーバーロックナット寸法も変更された。Sramは、ハブ側面とフォークとの設置面積を増やし、フォークとハブの一体感を向上させるための独自規格である "Torque Cap" を導入した。

このため、通常の Boost ハブは使用できず、各ハブメーカーで対応したアダプターが必要になる。Boost にしたいけどFoxは諸事情で断固購入を拒否したい、という人がRockShoxを選ぶとこういうことになる。

Hopetech は、このような変換キットを販売している。HUB485がBoostハブ用、HUB486が100x15ハブを110mm幅のTorque Caps 対応フォークで使用するためのもの。ただし、100mmを変換して使用する場合は、ブレーキローターマウント位置の調整と、ホイールのセンタリング調整が必要になるため、HUB486をつけたらお終い、という訳にはいかない。ホイール調整ができない人は技術が確かな店に頼むか諦めるべし。

これが Torque Caps 対応フォークの受け側。

交換前。

交換後。これで、オーバーサイズ(31mm)の受け側に対応したハブとなる。
表面を平滑にすれば設置面積がもっと増えると思うのだが、なぜこのような設計なんだろうか?

で、各ハブメーカーの対応状況であるが、有名なところでは、Industry NineDT Swiss(公式サイトはちょっとわかりづらい)Stan's NoTubes。後は未調査で不明。シマノはFoxと協業したりするのでまずやらないだろう。やるとしても相当先のことになるはず。

しかしアレだ。20mmで良かったところへ15mmで買い替え需要を捻り出し、さらに今度はBoost、この業界狂ってる。さらにRockShox は Torque Caps。こんな(くだらない)もの作るんなら20mmでいいじゃん。


Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...