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今月はなるべく走る

ここまでなかなか快調
今月は普通の勤務なので、お客さんからの電話を気にせずに過ごせるのがありがたい。思い立って登りばかりが長い例のところに行ってみた。今回は降りる駅を変更し、登りを1時間ほど短縮した。
グリップは通勤仕様のErgon GX-1。平地と下りには効果的で、疲労度が圧倒的に違う。これは楽だ。登りでもそんなに違和感がない。手首を鍛えずに物に頼る。





トレールヘッドからも快調。下り始めたらすぐに終わるのは分かっていたので、なるべくゆっくり、時々道を間違えながら進む。


始発には乗らなかったので、この時点で10時を過ぎていたが、日差しがだいぶ弱い。少々蒸し暑く、まだ蝉の鳴き声がちらほら聞こえたが、もはや夏ではない。

この日はフロントに Conti Rubber Queen 2.4 UST、リアに同じく Mountain King II 2.4 UST。RQは新品、MKIIはほとんど使い込んでいないため、非常に安定感があった。路面の状況が良かったせいもあるが、かなり寝かせても滑る心配がない。調子に乗ると骨折しかねないので油断は禁物。

フロントホイール+タイヤを手で持ち上げると明らかに重い。せっかくの軽量ホイールが、1kg超のタイヤで台無しだが、走っているときは全くそのような感じがしない。853と比較してフロントが軽い印象があるのでそのせいかもしれない。登り返しで木の根に押し戻されるようなことがないので結構楽である。

前回は後半にガレ場をつないでいたが、今回はそんな気にもなれなかったため、峠の方へ戻るつもりでまた道を誤る。
今回の迷走では、どちらにも大きめの連続した段差(最大80cm前後)があったが、チェーン落ちはなし。チェーンリングが摩耗してきた際にどうなるかはまだ分からないが、今のところスタビライザー付きのRDと組み合わせればテンショナーは完全に不要という状況だ。見た目も含め、これは非常に良い。

で、結局こっちの方に戻ってくるわけで、この時点でだいぶよれよれな状態。

駅へ向かう道で、フロントタイヤのブリブリ音が低くなっていたため、空気圧を測ってみると25PSI。前の晩に32PSI入れたので、かなりのお漏らしだ。ふかふかした乗り心地はこれが原因だったか。フロントにはサスペンションがあるが、それでもここまでスローパンクが進んでいるとだいぶ違う。

でまあ、翌日がひどいわけで、朝起きて、飯食って寝て、これじゃいかんと河原へ積極的休養に出る。通勤仕様に戻し、だら~んと流しながら走るつもりが、登りをリア何Tまで行けるか試してみたくなる。34Tx25Tで階段横のコンクリ部分を上れることが分かった。この感じだと、もう1枚重いギア(22T)も踏めるような気もする。軽いギアを長い時間回すのは苦手だ。上り坂はぐいぐい踏んでさっさと終わりにしたい。

帰宅してブリーディングをし、ビールを飲んで寝た。

その翌日は筋肉痛がさらに悪化し、朝起きてちょっと出かけて昼飯食って寝たら夜だった。結局4時間以上外へ出たのは連休の初日だけだった。

X-King は湿った路面がかなり苦手

前回の中級ツアーが一体いつだったか思い出せないくらい久しぶりの参加。システム本稼働が水曜だったので、土曜はどうかと心配していたが、そちらの方は特に何もなかったようだ。
別のお客さんからは、前日の晩から当日の早朝に書けて何度か連絡があったものの、土日当番の同僚に任せて、24日は一日走りまくった。

前日に降った大雨のため、路面は湿った状態。ぬかるみは全くないので、普通に走る分には問題ないが、岩盤が露出している部分はどうしようもない。とにかく滑りまくるし、フロントブレーキはかけられない。
そんな状態で失敗したのは、リアにはめていた X-King だ。ほんの少し、緩くかけただけでリアがスリップ。フロントの Mountain King II は相変わらず路面に突き刺さる感じで十分なグリップがあったが、X-King はどうにもならなかった。
結局、路面が緩んだ急坂で前転し、茂みにダイブ・右前頭部から着地。翌日の今日も首が痛い。

コーナーや下りはそんな感じだが、登りは抜群に調子が良い。トラクション不足で空転はするものの、Crossmax SX の剛性感+回転の良さの効果で、下りで置いて行かれても登り返しで追い抜けるくらい快適。


で、本日タイヤを交換。泥はあらかじめ たわしで洗い落とし、フロントのMKIIをリアに、そして、フロントにはついに Rubber Queen 2.4 UST を装着。
幅も高さも1段上のゴム女王
でかくて重い(約1150g)このタイヤではせっかく軽く組んだ Slackline Ti にちょっと残念だが、フロントが上がりやすい傾向があるので釣り合いが取れるのでは、と期待している。
ちなみに今回のRQはスローパンクがひどい。40PSI充填から2日でブカブカ。

これでいつになるか分からない次回は、今回の5割引の不安で戦える(はず)。

ちなみに、この "Rubber Queen" という品名は、2013年を持って終わり。2014年1月からは北米で使用している "Trail King" に名称を一本化するので、"Rubber Queen" を買いたい人は今年中に集めておこう。


それと、Zee + Race Face Narrow/Wide 30T、これは実に良い。ガレ場を2本走り、転倒が大小1回ずつ、リアは3回ほど隣のギアに入ったことはあったが、フロントのチェーン落ちは全くなかった。
過去に同じコースを走った際は、フロントがミドルからインナーに落ちたりすることはよくあったので、RDのスタビライザーが相当よくできているようだ。
もっと分析的で分かりやすい説明はこちらをご覧下さい


ところで、Renthal Duo Stem 写真で見るより幅が広く頼もしい。一緒に走った人がつけていた実物を見て物欲がまた湧き上がってしまった。


タイヤがだいぶ劣化してきた

SEL50F18
通勤で使っているせいか、以前より劣化が早い。この裂け目は半年の通勤で痛んだところへ、トレイルカッターツアーで酷使したことが原因だろう。山へ行くとサイドがもげやすいが、舗装路でたまにハードブレーキングしても意外と減っていないのは良い点。

先日、Continental Rubber Queen が届いたが、トレイルカッターには間に合わなかった。1本1.1kg。そして妙に臭い。X-Kingでうんこ踏んづけたのが臭いのかと思ったが、Rubber Queenの方だった。

それにしても、こんなので通勤とは、何とも無駄に豪華だ。次はもっと安いタイヤにしよう。

Slackline Ti では、RQ 2.4 UST が使えそう

変速にやや難あり、インナーxローでチェーンが擦る
Ti のチェーンステーの開きが、853 より広そうに見えたので、久々にContinental Rubber Queen 2.4 UST をはめてみたら入った。FDはぎりぎりだが、両ステー(チェーン/シート)およびブレースには余裕がある。これなら前後ともRQで行けそう。タイヤ2本で合計600g以上も重くなるので、フレームの軽量化が打ち消されてしまう。もっとも、853でも当初は前後で使っていたわけだから、これはこれでいいか。

こいつのエアーボリュームは大変なもので、650Bホイールにペラいタイヤをはめた状態と同じくらいの外周になる。DH系を除けば、コンチでは最大の26インチタイヤだが、転がりもさほど重くない。

ブレースもOK
ただ、緩いところをのろのろ走る私には、このようなFRタイヤは過剰である。物事には程というものがあるので、本来なら内幅19mmくらいのリムに、X-Kingくらいのタイヤを使う方が重量面でも良いと思う。



リアホイールにRQをはめると、スプロケット + バルブ/キャップ + QR + ディスクローターの総重量2.96kgになる。タイヤを含めたホイール径は69cmくらい。
高ボリュームのRQでこれなら、650Bのペラくないタイヤをはめることで、設置面積が結構稼げるか。重量増がどれだけになるかが気になるが。

タイヤ実寸メモ

ホイールに装着済みのタイヤについて、ほぼ同じ条件で幅を計測してみた。
使用したノギスは、ミツトヨ 530シリーズ M型標準ノギス(530-101 N15)。リムは Mavic EX823(2011年以前版と2012年版)、空気圧はどれも45PSI、Topeak JoeBlow Mountain での計測値。
  • Continental Rubber Queen 2.4 UST : 63.0mm(2.48in)
  • Continental Mountain King II 2.4 UST : 58.5mm(2.30in)
  • Schwalbe Nobby Nic 2.4 EVO TSC : 62.1mm(2.44in)
  • Schwalbe Nobby Nic 2.25 EVO DD PSC : 56.6mm(2.23in)
また、以下はCrossmax SX にチューブドで装着した際の参考記録として。
  • Continental X-King 2.4 Protection : 57.5mm(2.26in)

外観の印象通り、Rubber Queen は太く、Mountain King II は細い。X-King はもっと細い。MKIIのこの幅であれば、Mavic Crosstrail 等、最大2.3インチまでを推奨するホイールでも、数値の上では問題なく使用できる。Nobby Nic はもっと太く見えたが、意外とそうでもなかった。

ただし、外周方向へのボリュームはConti もなかなか健闘(?)しているようで、およそ以下の通り。

  • Continental X-King 2.4 Protection : 79.8mm
  • Schwalbe Nobby Nic 2.4 EVO TSC : 82.0mm
  • Schwalbe Nobby Nic 2.25 EVO DD PSC : 75.0mm

Continental は、タイヤ幅が細めでも、横から見た印象で迫力がある。XK2.4とNN2.25との差は、幅が2mm程度にもかかわらず、半径で5mm近くもある。Tomac Automatic 120 の場合、XK2.4ははまらないが、NN2.25ではまだ余裕がある。

タイヤメーカーのサイズ表記は横幅のみであるが、できれば半径についても書いてあればありがたい。

新しいのが出るとすぐに欲しくなる

SAINT M820 公式が出ていた。キャリパーの右側にバンジョーがついている点が良い。というかこれが普通だろ。特にリアにマウントする際にシートステー内側からホースを回すと、バンジョーが左にあるとかなり無理がある。XTR/XT/SLX はどれも左側で、設計ミスにしか思えん。

SAINTは全く関係ないが、ちろさんところで紹介されてた Bike Radar の記事、こいつを読むと、SLXで良いんじゃないかな、と思ったり。「去年みたいに、ぬれた状態でもテストしないと意味ねえよ」なんてコメントがあったが、シマノ製品であれば、同じローター・同じパッドを使えばピークパワーだけで差が分かるので、残りは実際の使用感か。SLXは安いから買ってみても良いな。

Bike Radar では、Fox 2013 年モデルの詳しい話が。こちらは昨年末、すでに漏れていた情報なのでそれほど目新しくもないけど、カタログ写真以外の角度から見ることができるのが良い。フォークとショックで新たに投入される "CTD" は "Climb, Trail and Descend" と書いてあるけど、 "Climb, Trail and Downhill" といってるサイトもある。
Purists will invariably scoff at the new CTD design, saying it removes a level of customization and fine-tuning available with the current models' collection of individual adjustments. While there may be some truth to that (we'll get to our ride impressions later), CTD's simplified interface takes the guesswork out of the process and will make it easier for the majority of FOX suspension users to extract more performance.
とあるように、2012年モデルまで可能だったユーザによる自由な設定を制限するもの、という意見もある。私などは、微調整しても良くわからんので、3段階で簡単に最適化できるんならそれで良いと思う。結局常に "D" モードで使ってるかも知れないし。

あと、650B(27.5インチ)も。こっちはもうしばらく様子見。26インチでも、Rubber Queen 2.4 UST みたいなタイヤをはめるだけでタイヤを含めた直径はだいぶ大きくなるので。それでも 29er バイクの奇妙な見た目に比べると遙かに良い感じだ。Mavic がフリーライドUSTリムを出して、Conti が RQ UST の 650B 版を出したら飛びついてしまいそうだ。

[2012/04/24 追記]
ちろさんところで知ったが、Saint にはこんなサイトもあるのか。プレスリリースより画像も説明も豊富。今のところビデオは "comming soon" だけど。

[2012/04/26 追記]
pinkbike で、Aaron Gwin のビデオ公開中!

Bike Radar に、Slackline の記事

Slackline 853 の記事が、今度は、Bike Radar に。新しいビデオも掲載されている。
Slackline Ti の仕様(30.9mm シートチューブ、44mm ヘッドチューブ、トップチューブの内部ケーブルルーティング)について、Bike Radar が
We wouldn't be surprised if these changes trickle down to the steel Slackline too.
っていうのはまさにそう、Slackline 853 Rev 2 とか出して実現して欲しい。特にヘッドチューブとシートチューブかな。 また、別途 Dan に聞いた話によると、Ti の方はリアの幅を少し広げるそうである。そうすると RQ 2.4 が使えるのかな?ま、その前にまっすぐ溶接されてないISCGタブと、剥がれやすい塗装を改善するのが先だけど。私からも Dan に伝えてあるが、Slackline オーナーの方は、気になることを率直にどんどん伝えて欲しい。

また、記事の Dan の話
I managed to find a factory in Asia
の通り、Stanton Bikes のフレームはアジア(いくつかの写真から台湾と思われる)で製造されている。もちろん、853 は Reynolds でイギリス製、ヘッドバッジも同じくイギリスの工房で制作したものだ。Ti はどこのチューブを使うんだろう?これも聞いてみるか。


[2012/06/25 追記]
Ti のフレームはレイノルズではないとのこと。価格からするとおそらく台湾とかそっちの方だろう。 大切なのはやはり溶接技術だそうで、大気中で酸素や窒素に触れたまま溶接するとものすごく硬く脆くなるらしい。 Dan も言っていたが素材に関しては大差ないと思われる。台湾といっても、全部が全部高技術な訳じゃないし。しつこいようだが、Slackline 853 のISCGタブを見ればよくわかる。

リハビリテーション(2), with Slackline 853

リハビリテーション第2弾として、今回は、ハードテールの Stanton Bikes Slackline 853 で走ってきた。

仕事の疲れがちょっとたまっていたためか、登りはちときつかったが、それでもなるべく歩かないようにしてみた。先週乗ったフルサスの Tomac Automatic 120 に比べると、(しつこいようだが)HTでの登りは難しい。サドルから腰を浮かせつつも、荷重が抜けすぎないように。これを、体力を消耗せずにやるにはどうしたらよいのかわからない。そこが当面の課題だ。

で、走ったのは元旦の走り初めと同じところ。処分場を回り込んで終点の竹林に向かう、非常に走り応えのあるルートである。MTBのパーツはほぼ同じだが、今回はサドルを登り向けの高さから変えずにいけるかどうか試してみた。結果、多少玉を打つことはあったものの、下りでケツを引く必要があることから重心が後ろになって、前ブレーキをためらいなく使うことができ、リアを1回もロックせずに走ることができた。急斜面で岩がごろごろしているようなところは難しいかもしれないが、このルートなら今後もこれで行くのが良さそうだ。
もっとも、こういう技術はたぶん常識で、人によってはそんなに後荷重にしなくても前ブレーキをうまく使えるのだろう。

前ブレーキを使う(使える)ようになって気づいたのは、BL-M988/BR-M985 の使いやすさだ。本当に少ない力で適切な制動を得られる。前世代(BL-M775とか)のときは、ブレーキレバーを引くという動作が常に意識にあったのだが、BL-M988は「速度を落とす」「止まる」という一連の動作の中で指を引いたらそこにレバーがあった、というような感じ。指1本で操作できる点が大きいのかな。

次回は、下りでMTBの性能に頼りすぎない走り方を意識してみよう。


そういや、今日もチェーン落ちが1回もなかった。K-Edge DIRT-3 の効果もあるのかな。Automatic は何度も落ちているので、そっちは要調整かな。


[2012/02/25 追記]
リアタイヤ(Continental Mountain King II UST)を見たら、ノブとノブとの間に刺し傷と切り傷が見つかった。対して深くもないのでエア漏れにはつながっていないようだが、ノブはまだまだ使える状態なので、何とかパンクせずに使っていきたい。

リハビリテーション

約1月ぶりの山走行。病気や仕事のためにろくな運動もせずに過ごしてきたから、まともに走れるかどうか心配だったが、意外と疲労感もなく、すんなり走り終えることができた。

フルサスに乗るのは3月ぶり。やはり登りは非常に楽だ。木の根を越えるときもケツをシートに乗せたまま行けるので、体重が抜けにくく後輪が滑りにくい。下りは、Slacklineに比べてストロークが30mm近く短いため相当慎重になったが、ここでもリアショックとフロントフォークがうまく連携したおかげで非常に安定して走れた。
もっとも、タイヤの効果もかなり大きかった。ちょっとした段差と木の根が入り組んだシングルトラックで、下りきったところで右に緩いターンがあり、そこでフロントが少し流れる感覚を覚えたが、タイヤがうまく踏ん張ってくれたおかげで転倒せずに済んだ。

ようやく、登りも下りもフルサスの方が楽だ、という感覚を思い出した。これが「乗らされてる」感の一つでもあって、このままフルサスだけ乗っていると確実にハードテールの技術が落ちていくんで、FS:HTの割合は3:7位にしておこう。


それにしても。コンデジで撮ると、写真の解像感みたいなものが足りない。一眼で撮ったのと比べるとぐっとくるものがないというか、等倍で見なきゃわからんとずっと思っていたが、実際に並べてみるとそうでもないことに最近ようやく気づいた。そろそろアレの投入時期かもしれない。

走り納め

久しぶりに軍人と福生の山へ。もともと1人で30kmくらいのコースを回る予定だったんだけど、ちょうど同じ日に向こうが「技術レベル問わず」で募集したメンバーで走るというので私も混ぜてもらうことにした。

で、なぜかこういう日に寝坊。4時半に起きて飯をたらふく食って6時に出ようと思ったら、目が覚めたのが6時20分。飛び起き、やむを得ず朝飯抜きで出発したら、予定通りの時刻に着いた。なんだかよく分からんが、結果がよけりゃいいや。

この日は珍しく9時という遅い時刻から走行開始。普段とは違い、川沿いに迂回して、トレールヘッドにはかなり楽なルートでたどり着いた。
いくら「技術レベル問わず」といっても、やっぱ相手は軍人だから俺はビリかな、と思っていたら、意外とそうでもなく、この日はレギュラーの2人ともう1人を除けば、後の4人は大したことなく、登りでも下りでも私ごときについて来ることができなかった。下りでは、ケツを引いて重心を安定させるという基本動作が分からないくらいだったので、山の中を走るのは初めてだったのかもしれない。
短パンでグラブもなし、スタンド付きの「なんちゃって」風MTBに乗ってきた若者は、帰路の住宅街で行方不明になるという腰抜けっぷりを見せてくれた。あれで本当に軍人なのか?

今日は、ちょっとスピードを上げてみたが、それでも Slackline は安定。同じことばかり書いているが、やはり、フレームの基本設計が良いこと + 強靱なホイール + 高性能タイヤのたまものだろう。

Stanton Bikes Slackline 853 (13)

前日まで褒めちぎってきたContinental Rubber Queen 2.4 UST、ねっとりしている割に転がりが軽く、しかもグリップが非常に良いので気に入っていたのだが、今日メンテナンスしてみてびっくり、チェーンステー内側の塗料がかなりひどくはげてしまっていた。このフレームは表面仕上げと合わせて4層くらいで塗装されているみたいなのだが、地肌が完全に露出し、素材自体もちょっぴり削れているようだった。
タイヤのねじれがひどくて多少こすっていたものを平気だろうと放置していたのがこのざまだ。女王の剛毛恐るべし!まあ、実際は加重による変形でノブもかなり当たっていたんだろうな。

同じContinentalでも、台湾製タイヤはこういうことはなかった。やっぱタイヤも台湾製がいいのか。仕方がないので、Mountain King II 2.4 USTに交換。耐久性はちょっと落ちると思うが、フレームがだめになる危険があったのでやむを得ない。

だめもとで、Continentalに「Mountain King II 2.4 USTのBlack Chili 版を出してくれ」と頼んでみた。

Stanton Bikes Slackline 853 (12)

今日は趣向を変えて北西方面あたりをうろうろしてきた。今回も、軍人さんが取ってくれたログをGPSにコピーして出発。
今朝の福生の気温は-1℃、山の中はもう少しばかり寒かったのではないか。乗ったまま登っていたら、つま先が冷えて痛くなってきたので、バイクを降りる口実にしてだらだら歩いた。
このコースは登りが無駄に長い。大部分が舗装路だから楽だけど、それがまた逆につまらなさに拍車をかける。景色はいいんだけどね。

下りはあっというまに終わってしまった。駅から3時間近くかけて登ってきたのに、20分も下れない。
しかし、さすがMTB大好き男たちだけあって、もう1本おまけをつけてくれていた。50分登って30分も下れる、しかもガレ場があって、Slackline の乗り味を楽しむにうってつけのコースだった。もっとも、ガレ場が楽なのはフレームだけではなく、高強度ホイールに超高性能タイヤを履いていることがかなり影響しているはずだ。

Stanton Bikes Slackline 853 (7)

ようやく、Continental Rubber Queen 2.4 USTがそろったので、いつものトレールへ。
いままで使っていたタイヤの中で最もボリュームがあり、フォークに着けたNeoGuardに干渉してやたらとうるさい。仕方がないので、ストラップをタイヤの方まで回り込ませないよう、途中で折り曲げて解決。

タイヤの重量は1本あたり1000g以上ある(カタログでは950gだが)。コンパウンドも柔らかめで、さぞかし転がりは悪いだろうと思ったが、意外とそうでもない。グリップもいいし、クッション性も高い。鉄のフレームとの相乗効果があってか、乗り心地が非常に良くなった。
Rubber Queen シリーズは、USTでもBlack Chiliコンパウンドを使用する唯一のタイヤのようである。ドイツの工場で生産し、「転がり抵抗26%減とグリップ力30%向上・寿命5%」を謳っている。さらに、Freerideカテゴリのこのタイヤには、apexという技術でサイドウォールの強化を行っているとのこと。次回のガレ場走行にはうってつけだな。
製造元が自信を持って推しているだけあって、性能はかなり良さそうだ。対パンク性も高いといいのだが。
売り切れると入荷待ちが長いので買いだめしようかと思うが、今は少々円安になったんでちょっと様子見(している間に売り切れるのがいつものパターンだ)。

それにしても、細いパイプに極太のタイヤ、不釣り合いに見えるかもしれない組み合わせ。だが、それがいい。もう見慣れてしまって、これが普通になってしまった。


[2011/11/04 追記]
FB によると、2本目のSlackline853 が日本に出荷されるそうだ。日本に1台、という希少価値はなくなるが、うれしい限りである。あちこちで宣伝してきた効果があったかな?

Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...