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相変わらず持久力がない

今日はいつも走っているところ付近の一斉清掃活動後、親分の案内で細かい上り下りのある道を案内してもらった。
最初のうちはそれなりに走れていたが、30分くらいで息が上がり腰は痛み脚が震え、登り続けることができなくなった。
それに引き替えヨシ課長は私よりひどい勤務状況であるにもかかわらず、遅れることなく最後まで先頭集団(といっても4人だが)の中にいた。やはり日頃の鍛錬が違う。寒いからと言って部屋にこもっていてはだめだな。

火曜から鍛え直しだ!(疲れが取れてない月曜は無理しないと言い訳をしておく)

そして、12月上旬は銀杏が落葉するのでこれもいつものところで撮影。ちょうど良い時期に来たようだ。雄株がないため、いつ来てもギンナン臭がない。

そしてまたいつもの構図で
ちょっと離れた位置から広角で。60mmと比べるとやはり少々切れがない。

帰り道で空気圧を40PSI位に上げるとホイールの硬さが際立つ。使っているうちにニップルが緩むことを期待しているが、今のところ Mavic EX823 くらい腰に来る。もともとこのリムが硬いのかな?

子供のように、前の晩寝付けなかったため、1時間半睡眠では夕方5時半でどうしようもなく眠い。

ホイールが硬い(かも?)

またいつものところへ行ってきたのだが、しばらく乗っていないくせにまたいつものように三脚とカメラをバックパックにぶち込んだもんだから肩も腰も痛い。
で、新ホイールとタイヤ(Hans Dampf)には意外な硬さを感じた。スポークテンションが高いせいなのか、結構ゴツゴツした乗り心地である。グリップはくたびれたNobby Nic より悪い感覚があったが、乗り方の問題かもしれない。

先代のリムで走っていた頃は、やたらと歯飛びが発生していたが、これに換えてからなぜか治まった。34Tx21Tでぐいぐい踏み込む練習をしすぎて少々緩んでいたせいか、あるいはチェーンルブをFinish Line セラミックウエットルーブに換えたからかもしれない。
いずれにしても、リムを換えてスプロケットの歯飛びがなくなるなんてことはあり得ない。ただの整備不良だ。

同じような角度ばかりで新鮮味がない
数年前に黄金色に染まった銀杏の広場に来てみたが、やはりまだ時期尚早であった。今月下旬か来月頭あたりに再訪してみよう。

それにしても三脚が、重い。

試走完了

色々あったが、ようやくセットアップが完了し、試走も問題なく終えた。Hope Hoops とか、プロが組んだものと比べるとスポークテンションが低めだが、いつものところを走ったところでは特に問題なし。BBあたりから出ている異音が気になったが、これはホイール交換前からなので、クランクかBBあたりに何か問題があるんだろう。フロントを34Tにして長瀞を走った後からだ。そのときのホイールはHope Hoops SP(Stan's Flow EX)、リアに40T-Rex を入れた初回。

この異音は後日、原因がペダルだったことが判明。Answer Rove FRで、2011年に購入してから一度も分解清掃をしていなかったのが悪いのだが、使用期間はだいたい2年くらい、補修部品は手元にあるので、ソケットレンチを買わないと。でも Spank Ooozy ペダルが欲しい。



トレールヘッドまでは50PSIくらいでやたらとよく進んだ。Maxxis タイヤを使うのはずいぶん久しぶりだが、前後とも少々ひん曲がっている以外は割と良い印象。リアは Minion DHR II で、Nobby Nic Trail Star と比べてややグリップが弱い印象。フロントは High Roller II で、Magic Mary みたいにタイヤに頼り切った走り方はできなさそうだ。

TLRのセットアップにかなり手こずったため、低圧にすると「白い液ブシュー」になるんじゃないかとちょっと心配だったが、25PSIでいつものいい感じに。HTはサグを多めにし、このくらいの空気圧で乗るのが良さそうだ。
来週の長瀞はもう少しハードに走ることになるので、そこで問題なければ今回のDIYは成功ということになる。

本日、登り始めで出会ったヨシ課長のFOESフルサス。なんか色々とパーツが変わっていたが、やっぱ青のフレームは良いなあ。

Pike RCT3 にしてから初めての例のところ

ここのところ3週連続で長瀞に入り浸っていたので、今週からは別活動+例のところを中心に走って行く予定である。

本日は、1年くらいぶりの軍人コース。ナタジゴさんがご一緒くだされば楽しくて良いのだが、しばらくご多忙なご様子なので、今回もやはり一人で走る。
こういったところはゆっくり走れば良いので、軍人のように大勢でスピードを上げて走るのは遠慮したい。
ということで、カメラだけでなく重たい三脚をバックパックにぶち込み、そこら中で休みながら4時間近くかけて走ってみた。

やはり、Sigma 60mm F2.8 DN の解像力は圧倒的だ。これで2万円もしないというのはちょっと異常な気もする。本製品より高額なSEL50F18とは操作性を含めて比較にならない。三脚を使うとかきちんと準備すればそれに応えてくれる正しい製品である。30mmと19mmはこれに比べると少し見劣りするが、60mmが良すぎるのである。

こちらは19mm。これくらいならスマホでも撮れるのではないか?機材云々の前に撮影技術の問題だが。

このギトギト感も良い。作品としてはかなりひどいが、レンズの良さはよく出ている。

こちらも画像自体は悪くないが、構図やら何やら色々と間違っている感じが。

1枚目を別の位置から。手前の木がもっと低ければ良かった。


長瀞のHTな人から進められてカーボンハンドルバーを導入。ここを走るのが久しぶりすぎて正直なところよく分からないのだが、きっと何かが違うのだろう。しばらく使ってみてアルミに戻すとカーボンの良さが分かるかもしれない。

タイヤの空気圧は長瀞とほぼ同じ。路面状況が良いこともあり、相変わらずグリップは大変に良好、登り返しでも後輪が空転することがない。
ただ、脚力が大幅に不足しているため、いつも失敗している登り返しは、今回もだめだった。このまま引き下がるのは悔しいので、ラインを考えながら再挑戦し、5回目でようやく登り切った。

通勤が電車に戻ったせいかもしれないので、またやり直しだ。山に行かないときはフロントを34Tくらいにしてコンクリの坂を登ってみるとするか。

Rockshox Pike RCT3 の感想(山)


ここは山ではない
何週連続だか考えるのが面倒くさくなったが、先週に引き続き長瀞ツアーに参加。

コーナリングが下手くそなため、前半はトラベル量の増加も含めて色々と持て余し気味だったが、ぬるぬるのストロークと外径35mmの外観から来る重厚感とあいまって、ガレ場では転倒する気がしなかった。おそらく Fox Float 32mm と大きな違いはないはずなんだが、海外で評判が大変良いというだけで、実際の性能差以上に「すげー良くなった!」と思い込んでいる。口に出して言うとなおさらのことだ。

当日ぶち込んだタイヤは、Schwalbe の Magic Mary 2.35(Snakeskin Trailstar)Nobby Nic 2.4 (Snakeskin Trailstar) 。合計で400g 近い減量となった。
どちらのタイヤも推奨最低空気圧が1.6barとなっているが、それだと Nobby Nic はリム打ちしまくりなので、1本走った後に1.8くらいまで加圧した。いくらチューブレス(シーラント入りのTLR)といえども、走行中にゴツゴツ衝撃を感じるのは気分が悪いし、ホイールにも悪そうだ。

そして、どちらのタイヤも耐久性に難あり。

ノブの側面と根元から傷み始める

ノブの根元に亀裂が入る
同じところを1回走っただけでノブの側面と根元から崩壊が始まり、2回目で亀裂が深くなる。フロントは特にグリップがよく、低圧でもコシがある理想的なタイヤなのだが、耐久性に関してはコンチMKII UST の半分未満という印象だ。



ところで、2週前からステムを70mmにして乗り心地を試してみたが、やはり下りの安定感が今ひとつだ。そこでしばらく前に購入した60mmに換装し、次週はこれでどれくらい変わるのか確認する予定。これだけで一気に60gも増量か。いよいよハンドルバーをCFRPにするしかないのか...。

ハンドルバーと言えば、今使っている Spank Oozy もなかなかよい。ポリッシュでも傷がつきにくいのは陽極酸化処理なためか?Easton Haven はすぐに剥げる。


以前と同じ場所
とりあえず、RockShox Pike RCT3 DPA はなかなか良い、ということである。

そして、ホイールの話もあるのだが、それはまた次回以降に。

Rockshox Pike RCT3 の感想(舗装路)

日本では未だ詳しい情報が見つからない、Rockshox Pike RCT3 Dual Position Air 。取り付けてからまだ舗装路のみの試走であるが、とりあえず現段階での所感を。
ちなみに海外ではこのように、非常に評判が良い。


Float 1.125ストレートフォークでどんなに頑張っても解消しなかった軋み音が全く発生しなくなった。ステムのプリロードボルトは定石通り、当たりが出る程度で問題なし。山道ではまだ試していないが、フロントのみでフルブレーキ・フロントを起点にリアを振って方向転換など、いままで異音に悩まされていた操作をしても無音。コンクリートの階段をガタガタ下ったり、フロントを上げずに段差に突っ込むとか、色々やってみたがやはり何ともない。今までのアレはいったい何だったんだろう。やっぱり曲がっていたのだろうか?

そして、重い。今まで使っていた Fox Float 150 FIT RLC より200g以上重い。しかし、34 TALAS 160 よりは50gくらい軽い。スタンションチューブ経はPikeが1mm太く35mm。
次に、初期動作に引っかかりがある。Float は最初の1mmからぬるっと沈むが、こちらはグググと入る。そこから先はFloatと同等の滑らかさで動く。

トラベル調整は使わない。そもそも必要がない。しかし、クラウンとアウターが白の製品を探すとDPAしか販売されていないことが分かり、やむを得ず使いもしないトラベル調整付きのこちらを購入した。

Open/Pedal/Lock は要するにFoxのCTDである。Foxが始めてから、Magra(DLO3:Open/Firm/Lockout)、 BOS(Sof/Medium/Hard)も似たような3段階切り替えを採用した。どうせ開/閉くらいでしか使ってなかったので、こういうおおざっぱな方式は歓迎だ。

無理な力がかかる位置で倒すと破損する
Maxle Lite は使ったことがないが、Maxle Ultimate は工具なしでカムテンションを調整できるのは簡単で良い。

やや曲がって貼り付けられている
フォーク本体にサグ出し目安が貼り付けてあるのは昔からの伝統である。スタンションチューブのプリントと合わせ、こちらを見ればマニュアルなしに調整ができる。
Foxの場合はいろいろとマニュアルなしでは難しいが、それでも読めば分かるように書かれている。それさえも読まずに「どうするんですか」とか、代理店のブログで質問をするユーザーもいて、呆れるばかりだ。

Pikeには予備のダストシール一式が付属しているので、最も消耗が激しい部品については追加購入せずに済む。Foxの場合は完全な技術を持った代理店があるため、有償オーバーホールに出せばここら辺を一通りやってもらえる。販売店でも問題ない。

Rockshox の場合は代理店が変わってから日が浅いため、どの程度の仕上がりになるかまだ情報がない。販売店は多いが、それぞれがどの程度の技術を持っているか測ることができない。さらに、Pike RCT3 のような新製品の場合、これだけ情報が少ないと、販売実績も少ないと思われる。メンテナンスに関しては不安要素の多い製品である。
ただし、カラー写真付きの詳細マニュアルがPDFで配布されているため、基本的には所有者自身の責任でやれ、ということなんだろう。

ショックポンプは余計な付属物である。必要なら買えば良い。私にとってこれだけはまったく無価値だ。こんなくだらないものをつけるのだったら、旧Pikeデカールキットの方がましである。

BL-M985

というわけで、BL-M985 、だ。

近所をひとっ走りして試した限りでは、988と比較すると確かに制動力は劣る。ただし、初期抵抗がなく、引き始めから終わりまで一定の力でレバーを操作できる点はやはりよい。M988で1度も使わなかったフリーストローク調整機構がくてすっきりしている。リーチ調整は大変やりづらい。それほど頻繁に変更するものではないが、もうちっと別の位置にレンチを差せればやりやすかっただろうに。

9000系が出た後は、980系はおそらく廃盤になるだろう。サーボウェーブなしでアルミレバーのブレーキは、この985が最後になるのでは。

河川敷の舗装路で八の字走行練習後に撮影。注意深く見ないと気づかないが、Tomac Automatic 120 で使用していた Fox F120 Fit RLC 2011 に換装してある。トラベルは130mmである。軋み音がひどいので、試しにテーパードコラムのこちらにしたところ、なぜか解消した。偶然なのかよく分からないが、Slackline Ti はストレートフォークで使用する設計になっていないのか?それとも、Float 150 Fit RLCはコラムが曲がっていたのか?

これについては、次回以降、「黒いスタンションチューブのアレにしたらどうなるか?」に乞うご期待。

長瀞で久方ぶりのGoPro撮影

しばらく長瀞ではGoProを使っていなかったが、先日の松崎で映像を見て自己満足感を思い出し、久しぶりに持ち込んでみた。


前半部分で前を走るライダーはその筋で有名な方で、コーナーリングを基礎から教えて頂きに参りたい気分になった。参加者6人中、私が最もコーナーリングが下手クソで、直線で何とか追いついていても、コーナーが続くとどんどん引き離される。

2.4インチのタイヤを前後20PSI程度まで空気圧を下げているのだから、そう簡単にはすっぽ抜けることもないのに、いまだにきちんと倒し込めない腰抜けっぷりだ。


Slackline Ti、相変わらずヘッドの調子が悪い。リーミングする意味はもうなさそうだし、これ以上何をやったら良いのだろうか?

フォークをオーバーホールに出した

Fox Float 150 RLC 2011 をオーバーホールに出した。現在、代理店の作業が立て込んでいるらしく、戻りはだいぶかかりそうな様子。このまま何週間も戻ってこないと、毎日の通勤で交通費がかさむので、Tomac Automatic 120 に取り付けていたF120 RLC 2011 を使うことにした。

ただ、このフォークはテーパードなので、Slackline Ti で使うにはヘッドセットのボトムパーツを1.5用に変更する必要がある。
内径44mmのヘッドセットの場合、ZS ではなく EC が必要で、サイズは EC44/40ということになる。クラウンレースの表記はまた異なる。クラウンレースは、テーパードコラムの場合は 52/40、ストレートの場合は 52/30。
ボトムパーツの数値表記は、「ヘッドチューブ内径/コラム外径」、クラウンレースの表記は「ヘッドセット内径/コラム外径」となる。

ということで、早速1つ注文した。

オーバーホールの取り次ぎ依頼に購入店へ行ったついでに、BB(SM-BB93)とチェーンリングを買ってきた。

SM-BB93の外径は、BBシェル外径より小さい。取り付けには、製品に付属する専用アダプターを介して行うが、これがとても使いやすい。これのおかげで、BB本体に傷がつきにくくなるという副次効果もある。また、このBBは手に持った感じでは非常に軽い(計量は失念)。
これを、
このように装着して使用する
チェーンリングは36Tで、Slackline Ti で使えるシングル用チェーンリングのサイズはたぶんこれが最大と思われる。38Tになると、チェーンステーに干渉して使えないのではないか。ぎりぎりいけるかな?
隙間がかなりぎりぎり
前36Tにあわせ、後ろは..と探してみたが、ぴったりのものがなかったので、CS-6700 11-28Tを発注。11-25Tくらいでも良いかと思ったが、これで河川敷のコンクリ斜面を登るのはきつそうなのでやめた。

先日指摘されたクランクアーム、本日確認したところ、やはりチェーンステー側に1mmちょっと曲がっているようだ。こういう指摘をしてくれる人はとてもありがたい。感謝。


[2014.02.16 追記]
予想外に早くオーバーホールが終わり、ボトムパーツは不要になった。これでまたしばらく乗り続けられる。
インナーチューブが摩耗しているとのことだが、素人目にはよくわからない。購入から3年弱、雨天走行は舗装路で2回、合計1時間程度、それ以外は「普通の」使用で走行距離は3000km未満。カシマコートは耐久性が高いとのことだったが、それほどでもなさそうだ。

年末大掃除。

外さなくてもいいものはそのまま。BBはこの前フェーシングしたし、取り外すのが面倒くさいので放置。長瀞でタイヤについた泥は、いつものところを半日走ったらほとんど落ちた。

久々のひとり山走行を楽しめるかと思ったが、駅を出たところから寒くてうんざりした。途中の自販機でココアを買って飲んだら急に暑くなり、その後は寒さを感じることはなかった。
大晦日の朝早くからこんなところを走っている奇特な人間はいないだろうと思っていたら、2組5人とすれ違った。

休憩中に食ったパンがまずい。賞味期限当日だということより、冷えた上にバックパックの中でもみくちゃになったことが原因だろう。途中で食うのが嫌になったが、一度手をつけたら捨てることができない貧乏性のため無理に完食。

先日の長瀞での転倒が原因か、フォークのデカールがちょっぴりめくれた。だいたいこんなところに傷がつくような転び方ってどうなんだよ。

ブレーキレバーにも新たな傷が増えた。だいたいこんなところに傷がつくような転び方ってのがまったく想像つかない。ハンドルバーにも何カ所か擦り傷が。転倒時にブレーキレバーのクランプが回っても、削れるのはクランプの方だ。それくらい丈夫なバーの表面を削るような転倒なので、その様子は結構派手だったはずだ。左膝は強打したし、肩胛骨の内側が少々痛む。ニーパッドとグラブのおかげで体表部はほぼ無傷で済んだのはありがたい。

このレバー、バーに取り付けずに単体で操作するとサーボウェーブのためか、握り初めの抵抗が大きい。本当にこんな機構が必要なのか?

チェーンステー裏側に傷が。これも多分長瀞だろう。チェーンもよく当たるが、もう少しBB側になるので、この傷はガレ場でついたものだろう。


まあ、こんな感じで来年ものんびり走って行こう。

Guru のチタンフレーム、「コンタミネーション」がちょっとした議論に

Guru の工場見学第3弾、チタンフレーム制作現場。初稿に対する反響が大きかったため、それについての回答が追加されている。


ビードの色については、あちこちのサイトで説明してくれているので、素人でも何となく良し悪しの想像が付く。だが、所詮素人、こればかりは実際に乗って試してみないと分からないものだ(その結果、壊れて大怪我ということもあり得る)。そうでない場合、専門の業者に頼んで非破壊検査をしてもらうか。

表面に現れた「コンタミネーション」は、溶接中に避けられないもので、その影響範囲は表面の数ミクロンのもので、ナイロンたわし(スコッチブライト)でこすって消せる程度だそうだ。さらに、Guru の場合は放射線と顕微鏡で検査をし、また、10年以上の無事故実績があるので心配することはないとのこと。


軽くて錆びにくいチタンフレームだが、やっぱりこの手の不安はいつになっても消えることがない。Slackline Ti についても、まだ1年もたたないので、外観からは分からない何かがあるのかないのか、心配するときりがない。

なんか違う2

久々の長瀞ツアー、70mmステムと20mmライズのバーで参加。ホイールとタイヤの調子はとても良かったが、どうも前のめりになる感じが抜けず、前回危なげなく通過できたところで派手に転倒。ペダルには靴底がなじんでいないような違和感というか、錯覚みたいな。

さっそく、ステムを50mmに戻し、ついでに30mmライズのハンドルバーに交換。
次回はこれで試してみよう。

余談だが、こちらは本日の偽物。
本日時点で、X4 1.125インチの50mmと60mmはくびれがなく、強度重視で重量が重め。X4で最も軽量なのは70mm、60mm は 130mmとほぼ同じ、1g差で2番目だ。
Thomson のステムは見慣れているし、公式に発表されている製品の仕様表をみれば、これくらい分かりやすい贋物はすぐに分かるが、精巧に作られている物に関して見分けが付くか自信がない。


この日は7人参加で、搬送時に前輪を外して積み込み。裏側があらわになったエロ魔人様のフォークを見ると、ステアリングコラムにキャップが。ここから入り込んだ埃や泥水で、プリロードボルトがジャリジャリになるのは以前から嫌だったのだが、すぐに忘れてしまいなんの処置もしないで来た。

処置後はこんな感じ。バーエンドキャップがぴったり収まるとのことで、試してみたところ確かにあつらえたようにはまった。FR/DH用のバーに使用した使い古しだと、キャップのヒダが潰れてスカスカになるが、XC用ならバーが薄く、内径が大きいので、ヒダの潰れが少なく、なんとか使い回し可能。これは非常に良い。

ホイールはいつもの Crossmax SX。どこかにぶつけたらしく、地金がむき出しになっていた。スポークは予備もあるし、MTBなのでこういう感じで傷物になっていくのが良い。ただし、通勤途中で転けたりして入る傷へこみは我慢がならん。


そうそう、Race Face Narrow/Wide 、フロントは全然外れない。RDはスタビライザーON状態で、リアが数回隣のギアに飛んだりしたが、フロントが外れなければ問題ない。

余談だが、高校の頃、フロントの変速でチェーンがクランク側に外れてRDがブチ壊れかけたことがあった。今考えてみれば、実に低技術のクソ自転車屋だったことが分かる。ディレーラーの可動範囲など、ちょっと本を読んでちょっとやってみれば分かることなのに、そのバカ店員は救いようのないクズだったなあ。今度別のところに店を出すんだ、とか言っていたのを覚えている。こんな初歩的な調整もできない奴は自転車屋など辞めちまえ。もうやってないだろうな。

三脚持って平日の山

日差しが弱々しい
昨朝からやたらと電話が鳴りまくり、落ち着かない代休の平日。今朝は予定通りいつものところへ。

今回は、ゴリポではなく、小型だがまともな三脚で撮影することに決め、ベルボンのウルトラマックスアイMを用意。雲台はQHD-33Qに交換し、自由雲台の使い勝手を試す。それから、山中での中望遠レンズのテストのため、Sigma 60mm F2.8 DNを追加したため、今回は普段より少し荷物が多くなった。

焦点距離が長いため、被写体から距離を取る必要があるが、背景がぼけやすくてなかなか好印象。もともとこのレンズは値段の割に高性能であるため、うまく扱えば想像以上に良い画像を作ってくれる。

場所が山なだけで、写真の傾向は近所の公園と変わらない

絞り開放でくっきり

ここはいつも静かで良い
もう12月なので、山の方は銀杏がだいぶ散っているだろうと思っていたが、まだ散り始めで少し早かった。週末は天気が良くない予報なので、次回は再来週になるが、それではもう葉が傷み始めている頃だろう。

ゴリポと比べてはいけないのだが、やはりちゃんとした物は使い勝手が良い。自由雲台はこういった静止物の撮影には十分である。目一杯高くしても1385mm、だいたい小学生くらいの目線になるが、ゴリポは基本的に地面から見上げるしかなかったので、この違いは大きい。これで重さが半分くらいだったら最高なんだけど。


先日リーミング/フェーシングをした後、ヘッドセットを Cane Creek 40 ZS に戻して2週間になるが、ヘッドの緩みは今のところ発生していない。それなりに効果はあったようである。
Rubber Queen 2.4 UST は相変わらず空気漏れが甚だしい。シーラントを60mlほど注入したがほとんど効果がなく、一晩で15PSIくらいは抜ける。650BのタイヤのほとんどがTLRで、USTはもう時代遅れなのか?

Slackline Ti 経過観察中

作業中の画像はなし。切削油でドロドロで写真など撮影する気にならない。

下の写真は、作業後のカッター(リーマー/フェーサー)。付着したクズは歯ブラシでそれなりに落としている。

削りクズは予想より多く出た。リーミングは、最初のうちかなり抵抗を感じたが、根気よく続けていくうちにスムーズに回転するようになった。

リーミングの抵抗もあったため、初期段階ではフェーシングがうまく行かず、断面に放射状の溝ができたりしたが、最終的にはほぼ平滑に仕上がった。


その後、通勤で舗装路を20km、テストで階段下りや段差上り下りを含めて3時間、前輪に負荷がかかるように意識して乗ってみたが、以前のようなガタつきは発生しなかった。ただ、フロントブレーキだけで停止した際のきしみや、その後のフロントアップでの異音は完全にはなくなっていない。

異音はおそらく、フロントフルブレーキでフォークコラムがボトムパーツを支点に前方へ傾き、その状態が、フロントリフトでフォークが急速に伸びる力でまっすぐに戻ることで発生しているように思える。

フレームに対してはもうこれ以上やることはないはずなので、後は精度の高そうなヘッドセットに交換してみるか。候補は、Chris King InSet 1、もしくは Cane Creek 110 ZS。


そういえば、BBの断面も今ひとつ。BB共締めで使用している MRP AMG は、10kmほど走っただけでずれる。853の時に使用していた Blackspire Stinger がずれることはなかった。

こちらのフェーシングもやってみるか。

Slackline Ti の治療について

IceToolz E181(リンク先は E185、BBツールとのセット)を使用した。ただし、44mmヘッドチューブのフェーシングには対応していないため、E18H リーマー/フェーサーを別途購入(日本では入手不可)。


セットのうち、今回使用した一式はこれ。本体、脱着式ハンドル2本、クイックリリース、プレッシャースプリング、センタリングコーン、そして別売りの ZS 44mm対応リーマー/フェーサー。


たまに見かける「チタンフレームは硬くて削れない」というのはウソ。ピカールで磨いた感じでは全くそのようなことはない。アルミ合金のブレーキレバーがちょっとこすっただけでも表面に傷が付くし。実際にチタンの切削を行っている企業はたくさんあり、それほど特殊な訳ではなさそうである。
硬いとか傷が付きにくいとか幻想を抱いている人は、TiNコーティングと混同して勘違いしてるのか?

いくつか調べたところ、粘り強く熱伝導率が低いため工具が摩耗しやすいことが、チタン切削の難易度を上げているとのことである(ほかにも低ヤング率でびびりやすい、焼き付き易いなどなど)。工具が摩耗しやすいということは、カッター(リーマー/フェーサー)の寿命を縮めることになる。E18Hひとつで9000円近くする。

それから、チタンは削りクズから発火して火災になる危険もある。この削りクズは消化剤が使えないため、消火には乾燥砂を用いる必要がある。水をかけると水素爆発を起こすこともあるらしい。「チタン 切削 火災」で検索すると、なかなか恐ろしい事例が山ほど出てくる。


で、チタンのような難切削材には、それなりの切削油が必要である。今回はこれを使用した。
なんとも間抜けな商品名だが、チタンは豆腐になったりはしない。
「ステンレススチール」を「ステン」と省略した表記をあちこちで見るが、意味がわからない。せめて「ステンレス」にしてくれ。「チューブレス」は「チューブ」で、「セックスレス」は「セックス」なのか?アホか。とはいえ、この切削油の失笑的商品名は「ステンレス」では成り立たないが。

実際の潤滑性能がどうかというと、よく分からない。前回は別の切削油で Slackline 853 のBBをちょびっと削っただけで、リーミングなどは今回が初めてだ。

やってみると、なかなかカッターが入っていかない。やる前にノギスで寸法を確認しているので、バカみたいにチューブを広げすぎることはなさそうだったが、やはり不安である。このまま進めて、ヘッドセットがスカスカで取り付けられなくなったら、Slackline Ti はただの置物になってしまう。


それにしても、日本国内の素人通販ショップでは、Park Tool 788 を、外径43.95mmとかバカなことを書いている、と思ったら、Hozan の誤記をそのまま引き写しているだけか。「規格対応表」では、788の仕様は正しいのに、サムネールでは内径(ID)を外径(OD)と勘違いしたままだ。

で、Park Toolで、44mmの治療をする場合、カッターだけで定価ベース6万弱。これじゃチタンフレームのフェーシング/リーミングをやりたがらない店が多いのは無理もない。IceToolzでも十分行けると思うが、やはりプロなら Park Tool なんだろうなあ。


Slackline Ti のヘッドがいやん

Slackline Ti のヘッドが今ひとつで、853 と同じ感覚で取り付けるとすぐにガタが出る。規格はZS 44mm 。今まで、ZS44/EC49、ZS44、EC34 の取り付けを行ってきたが、どれも特に問題がなかったため、作業ミスの疑いはない。

そもそも、このヘッドチューブの誤差はちょっと大きい(Gary Fisher Wahoo 2009比)。

トップチューブ方向は、チューブが余る。

右側はヘッドセットが余る。縁が白く見えるのは、はみ出したボトムパーツに付着しているアンチシーズグリス。

トップパーツを別の角度から。拡大してよく見ると、結構はみ出しが大きいことに気づいた。

こんなのはよくあることかもしれないが、ヘッドの面出しは今ひとつのようだった。今まで乗ってきた3台のバイク(Gary Fisher Wahoo 2009、Tomac Automatic 120、Slackline 853)は、いずれもフェーシングなしで十分な精度が出ていた。ガタが出たことなど一度もない。それに比べ、HTとしては最も高価なこのTiの精度は残念な感じだ。

山へ行かずとも、近所の河原を半日走り回るだけでずれが生じ、フロントブレーキをかけると停止する少し前に振動が発生する。段差を越えるためにフロントを引き上げるとヘッドが動く音がする。降車してハンドルを5mmほど持ち上げてもはっきりと分かる。
メンテナンススタンドにシートポストを挟んでつるしておくと、ハンドルが右に切れる。まっすぐに直しても、しばらくすると右に切れている。

853 や Automatic 120 より高めのトルクでプリロードボルトを締めても無駄。どんなに調整しても、フォークコラムがまっすぐ入っていないので意味がない。
ヘッドセットを2種類、ステムを5種類試したが、どれも結果は同じ。


フレーム素材は325チタン合金で、ごくありふれたものだが、あちこち探しても「チタンお断り」ばかり。長瀞ツアー参加者に教えてもらった店にコンタクトを取ったところ、フェーシングはやってくれるとのことだったが、症状を説明するとリーミングも必要で、そうなると対応できないとのことだった。


さて、どうしたものか...。

続きは後日。

Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...