GoPro のカタカタ

先日のテスト撮影で気づいたのは、鳴り止まないカタカタ音。海外のビデオを見てもたいていこの音が入っているので、GoPro 特有のものかと思ったが、"GoPro Clicking Noise"とかで検索すると、ベースプレートとクイックリリースバックルに問題があることがわかった。早速手近な詰め物で対処したところ、見事カタカタノイズが消えた!

使用したのは、ワイシャツの剣先に入れるプラスチックの薄い板。たったこれだけのことで、あの鬱陶しいカタカタ音から解放される(はず)。次回に期待。
ただし、内部で鳴っているチキチキ音は分解しない限り解消しない。どう弁解しようと、こんなものは設計ミス。次期製品に期待するしかない。

[2012/06/25 追記]
もともと白い詰め物が付属するのだが、それはあまり効果が期待できない。特にヘルメットマウントで使うときは、衝撃を受けるたびにガツガツと結構なノイズが乗る。その場合は、白い詰め物を装着した後、マウント部の隙間にいろいろ詰めると有効。

GoPro HD2 テスト

GoPro HD2 のテスト。チェストマウントは安定していて、カメラを付けていることを忘れるくらいだ。角度調整も簡単で、初めてにしては予想以上にうまくいった。ただし、撮影した映像の半分以上にバックパックのストラップが映り込んでしまったのが失敗だったが、そもそもライディングが下手すぎてどのみち使えないからいいか。

ヘルメットマウントも人気があるが、顔を動かすたびに視点が大きく動く。特に横方向の揺れは映像酔いの原因になる。以前ヘッドマウントで撮影した映像を見て気分が悪くなったことがある。
ただし、チェストマウントでも立ち漕ぎすると体が上下左右に揺れるため、登り返しなどではかなりの技術がいりそう(私だけか?)。

それにしても、「赤い奴」はうまいなー。全然ついて行けてない。もうちっと路面の角度に合わせてバイクを倒し込む度胸があれば、もうちっと滑らかに走れるはずなんだが、もう一歩が踏み出せない腰抜けっぷりだ。

バイクもカメラもそろった。次は乗り手の技術だ(以前にも同じようなことを書いた気がする)。

使用したツールは、カメラが GoPro HD2 Outdoor Edition、動画編集ツールが Windows Live Movie Maker、動画変換ツールが Any Video Converter Free。MP4→WMV→MP4とかやってるんで無駄な感じが。すげー時間かかるし、何とかならんのかなー。


[2012/03/12 追記]
これくらいうまければ、ヘルメットの方が絶対に良い!


[2012/04/30 追記]
ヘルメットマウントを前面に設置して近所をひとっ走りしてきた。映像の揺れは比較的少ない。ただ、やはりぶつけやすいのと頭がかなり重くなるのが気になる。頭を振ったときの映像はカットすれば良いものの、この重さのことを考えるとどうしたものか。少しテストしてから考えよう。

SLX 2013 RD の外観が秀逸

bikeradar に掲載されている Shimano SLX 2013年モデル。RDが特に良い。XT 2012年モデルより良い印象。クランクは今ひとつで現行モデルの方が高級感があるが、完成車で見たらまた印象が違うのかもしれない。
今回の売りは 29er 向け "Direct Mount"。ホイールの脱着がしやすくなるだけでなく、シフティングの抵抗が減ることによって精度が上がり、また、フレームとディレーラーとの結合が強くなる、とのこと。たぶん26erでも使えるだろう。

その他、Ice-Tech 三層ローターおよびI-Specシフター・Shadow Plus RDの追加が行われている。

コンベンショナル(ダウンスイング)FDの改良(タイヤとのクリアランス増加)を、XTR/XT/SLXに適用、するそうだ。

ダストシールの音、解消

Slackline に入れてる Float 150RLC 2011 の音が気になっていた。舗装路のちょっとした段差を越えるときや、フロントから急激に荷重を抜いた時に「チュッ」と不愉快な音がするので、倒立5分その後エア抜いてストローク、なんてことをしたけど、一時的に良くなっただけ。山では全然聞こえないけど、やっぱ何とかしないと、と思いながら半年近く過ぎて、ようやく昨日「治療」を完了。

インナーチューブについた埃を簡単に拭き取り、ダストシールにべっちょりと FLOAT FLUID を垂らす。サグが80%位になるまでエアを抜いて、適度な早さで目一杯ストロークする。それを何回か繰り返したところ、ようやく理想としていた無音フォークになった。カシマのいやらしいギラギラも復活したので、次の走行が楽しみだ。
店の親父はローフリクションダストシールをしきりに勧めるけど、しばらくはこれで乗っていこう(とかいってやっぱりローフリクションが良いとか気が変わる可能性大、かな)。


[2012/04/26 追記]
と思ったら、ノイズ再発。某大親分の仰せのように、やはり2011年モデルの出すとシールはカシマコートとの相性が悪いのだろうか。

リハビリテーション(2), with Slackline 853

リハビリテーション第2弾として、今回は、ハードテールの Stanton Bikes Slackline 853 で走ってきた。

仕事の疲れがちょっとたまっていたためか、登りはちときつかったが、それでもなるべく歩かないようにしてみた。先週乗ったフルサスの Tomac Automatic 120 に比べると、(しつこいようだが)HTでの登りは難しい。サドルから腰を浮かせつつも、荷重が抜けすぎないように。これを、体力を消耗せずにやるにはどうしたらよいのかわからない。そこが当面の課題だ。

で、走ったのは元旦の走り初めと同じところ。処分場を回り込んで終点の竹林に向かう、非常に走り応えのあるルートである。MTBのパーツはほぼ同じだが、今回はサドルを登り向けの高さから変えずにいけるかどうか試してみた。結果、多少玉を打つことはあったものの、下りでケツを引く必要があることから重心が後ろになって、前ブレーキをためらいなく使うことができ、リアを1回もロックせずに走ることができた。急斜面で岩がごろごろしているようなところは難しいかもしれないが、このルートなら今後もこれで行くのが良さそうだ。
もっとも、こういう技術はたぶん常識で、人によってはそんなに後荷重にしなくても前ブレーキをうまく使えるのだろう。

前ブレーキを使う(使える)ようになって気づいたのは、BL-M988/BR-M985 の使いやすさだ。本当に少ない力で適切な制動を得られる。前世代(BL-M775とか)のときは、ブレーキレバーを引くという動作が常に意識にあったのだが、BL-M988は「速度を落とす」「止まる」という一連の動作の中で指を引いたらそこにレバーがあった、というような感じ。指1本で操作できる点が大きいのかな。

次回は、下りでMTBの性能に頼りすぎない走り方を意識してみよう。


そういや、今日もチェーン落ちが1回もなかった。K-Edge DIRT-3 の効果もあるのかな。Automatic は何度も落ちているので、そっちは要調整かな。


[2012/02/25 追記]
リアタイヤ(Continental Mountain King II UST)を見たら、ノブとノブとの間に刺し傷と切り傷が見つかった。対して深くもないのでエア漏れにはつながっていないようだが、ノブはまだまだ使える状態なので、何とかパンクせずに使っていきたい。

X-Fusion も 2013 年モデルのプロトタイプ(?)

pinkbike のこの画像、「super slick coating」とだけ書いてあるが色はカシマっぽい。MTB向けに鹿島を使えるのは Fox と KOWA だけだったはずなので、別のコーティングなんだろう。気になる。

X-Fusion のGMは Tomac のオーナー Joel Smith。念のため。

[2012/02/17 追記]
"Kashima look-alike" だそうで、予想通りカシマコートではない。

リハビリテーション

約1月ぶりの山走行。病気や仕事のためにろくな運動もせずに過ごしてきたから、まともに走れるかどうか心配だったが、意外と疲労感もなく、すんなり走り終えることができた。

フルサスに乗るのは3月ぶり。やはり登りは非常に楽だ。木の根を越えるときもケツをシートに乗せたまま行けるので、体重が抜けにくく後輪が滑りにくい。下りは、Slacklineに比べてストロークが30mm近く短いため相当慎重になったが、ここでもリアショックとフロントフォークがうまく連携したおかげで非常に安定して走れた。
もっとも、タイヤの効果もかなり大きかった。ちょっとした段差と木の根が入り組んだシングルトラックで、下りきったところで右に緩いターンがあり、そこでフロントが少し流れる感覚を覚えたが、タイヤがうまく踏ん張ってくれたおかげで転倒せずに済んだ。

ようやく、登りも下りもフルサスの方が楽だ、という感覚を思い出した。これが「乗らされてる」感の一つでもあって、このままフルサスだけ乗っていると確実にハードテールの技術が落ちていくんで、FS:HTの割合は3:7位にしておこう。


それにしても。コンデジで撮ると、写真の解像感みたいなものが足りない。一眼で撮ったのと比べるとぐっとくるものがないというか、等倍で見なきゃわからんとずっと思っていたが、実際に並べてみるとそうでもないことに最近ようやく気づいた。そろそろアレの投入時期かもしれない。

Slackline 853 Q&A作成

Stanton Bikes Slackline に興味を持った向けに、よく聞かれる質問などを「Slackline 853 Q&A」にまとめてみた。静的コンテンツで、いつでもトップにあるので、気になったときにどうぞ。不定期更新予定。

Slackline Ti は、6月頃に出るみたい

Stanton Bikes のDan によると、Slackline Ti は、3ヶ月くらいで発売できそうとのこと。
開発段階の仕様ではあるが、シートポストは30.9mmに対応、可変シートポスト用に内部ケーブルガイド付き、ヘッドチューブは1.125-1.5のテーパード、となるらしい。

素材がチタン合金なので、フレームの仕上げは無塗装に近いものになると予想。

チタンか...。興味はあるけど、高そうだし、扱いも面倒くさそう。

Slackline 853 入荷!

Stanton Bikes Slackline 853 の第2ロットが入荷したそうだ。予約注文が立て込んでいるせいで、最初の出荷はちょっと遅れる見込み。

でも、なんか「売り切れ」みたいな表示が...あるが、Dan によると、今日、「本当に」入荷したとのこと。

さあ、どんどん注文しよう!(できれば黒を)

Tomac 2012 小ネタ

ふと思い立って、Tomac2012モデルのリアショックがカシマなのかどうか、TomacのオーナーであるJoelに聞いてみた。とりあえず思いつくまま聞いてみた AutomaticとSnyper・Vanish・Primer・Supermatic.のうち、Snyper とPrimer・Supermaticはカシマだそうだ。JoelはX-FusionのGMでもあるから、ちょっと失礼な質問だったかな。
うーん、Snyper欲しい。

それにしても、Joelからの返事はいつも大変早い。メールを送るとほとんど1日以内に返ってくるし、平日の朝なら早いときは10分もかからない。まるでチャットをやっているような感覚。しかもいつも気さくで好意的な印象を受ける。フルサスバイクならTomacを推したくなる理由がこういうところにもある。

Wideopen Issue 17 に、Slackline の記事

Wideopen Magazine Issue 17の109~112ページに、Stanton Bikes Slackline 853 の記事。

Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...