Thomson の鬼締め対策

30mm F2.8 EX DN
(あくまで、本物を購入したという前提なのだが)少し前から、Thomson ステムのボルトが変わった。以前は4mmのレンチで締結するように設計されていたものが、現在は3mmとなっている。

前からの比較

横からの比較
新旧比較。旧モデルは4mm。 推奨トルクは新旧変わらず、ハンドルバークランプが4.0Nm、ステアリングコラムの方は5.5Nmとなっている。

4mmレンチと3mmレンチ
この仕様変更は鬼締め対策かもしれない。3mmレンチは明らかに頼りなく、長い方を手に持って締めようとすると折れるんじゃないかと心配になることも。必然的にトルクは低くなり、過大な力で締め付ける可能性が減りそうである。まあ、やろうと思えば3mmでも鬼締めは可能なんだけど。
トルクレンチを使用して適切に扱えば 4mmでも3mmでもあまり関係ないのだが、いろいろな人がいるためやむを得ない措置だったのと想像している。

以前にも書いたとおり、Thomsonステムで亀裂が入ったことは一度もない。取扱説明書を読み、それでも分からなければこちらのサイトを見る。その上で設計で想定される範囲の使用をし、亀裂が入ったというのなら問い合わせてみよう。


[2013/06/04 追記]
Thomson から回答が来た。私の推測通り、トルク制限を狙っているとのこと。Thomson も不適切な取り付けによる破損には対策をせざるを得ないようである。

何ヶ月ぶりかの山

竹林へ向かう途中で
最後にここへ来たのはいつだろうか?画像の履歴を見たら2月、NEX-6Lを買ってすぐのことだと分かった。本当に忙しいことが理由なんだろうか?効率の悪い仕事をしているから週末に疲れてるだけじゃないのだろうか?などと考えながら、いつも通り駅からトレールヘッドへ。

途中、誰にも会わず、またいつもの竹林へ向かう途中に1人に追い抜かれ、1人とすれ違った。

竹林を抜け、トレールヘッドに戻ると、なんとヨシ課長が!ヨシ課長は、途中で出会ったMTBerと話し込んでいる途中で、今日は一人で来たとのこと。ナタジゴさんは今日は子供の運動会で残念ながら不在。ちょうど行き先が同じだったため、広場までご一緒することになった。

きれいになった青フォーズと一緒に
しかし、ヨシ課長は速すぎる!全くついて行けない。久しぶりとかニーパッド着けてないとか色々言い訳はあるが、あんなスピードでは無理。
ただ、速く走ってもあまり楽しくないので、これからは自分のペースで行くことにする。こうなるとまた団体行動ができなくなってしまうが。



19mmじゃ頑張ってもこの程度
私はひとまわりしてもうだいぶ疲れていたので、お二人を見送ってから撮影会を開始。Stanton Bikes のサイトにあるような写真を思い浮かべながら何枚か取ってみたが、帰宅して見直してみると、あちらさんのは望遠で撮っているようだ。私のは広角なので、解放でも背景がぼけにくい。30mm だったらもう少し違った結果になったと思われる。

で、困ったのが NEX-6 の不審な挙動。Aモードで撮影していると、光量不足の時にフラッシュが発光する。ポップアップしてないので、これが続くと故障するんだが、一体どういう仕様なんだろうか?説明書には「発光するモードにしていても、フラッシュ発光部を上げていないと発光しません」と書いてあるのに?今まではこういうことはなかったのに、数日前から突然おかしくなった。フラッシュ前提の露光量になるため、これが起こると画像が非常に暗くなる。仕方ないのでMモードに切り替え、絞り・シャッタースピードのみをマニュアルに変更。鬱陶しいフラッシュもないし、こちらの方が実用的である。今度ソニーのサービスセンターに聞いてみよう。

ところで、先日FBでSAMさん(4号を購入された方)から、レース仲間の方が4Xを購入したというメッセージを頂戴した。たぶん4Xは日本初上陸だろう。さらに、Slackline 853 も一緒に!代理店がないのに、一部でじわじわと盛り上がりを見せている Stanton Bikes 。そのうち雑誌かなんかで紹介される日が来るかも知れない。

雑誌で紹介、といえば、山伏トレイルツアー主宰所有の Slackline 853(赤)が、MTB日和に掲載されている。"Stanton Bikes"とはっきり確認できる形で大きめの写真が日本の雑誌に出たのはこれが初めてのはず。とはいえ、相変わらず本文ではそのことについて一切触れていない。


いつもの竹林でいつもの撮影(前回よりましに撮れた)
Slackline Ti、肝心の乗り味だが、何となく硬い気がする。軽くてすいすい進むからそう感じるのかも知れないが、突き上げの感じが853のものより角があるような。逆に吸収している印象を受けることもあり、まだ違いがはっきりとは分からない。

サドル(SDG Bel Air RL)は、少々尿道を押す感じはあったが(気のせいかも知れない)、ケツ当たりは上々。この調子で長持ちしてくれたら Trailmaster DT に戻ることはないだろう。デザインもやっぱりTrailmaster DTの方がいいんだけどなー。


[2013/06/08 追記]
NEX-6 は、持ち込んだソニーサービスセンターで不具合が再現し、工場送りになった。ちゃんと直してくれればいいんだが、「水濡れがある」とか言いがかりを付けられた事例もあるらしいので、少々心配。

Slackline 631

FB によると、Slackline 631 のプロトタイプをテストしているようだ。ヘッドチューブが44Xで、ロゴが 4X/DJ と同系統となっている。
29er と 650B も計画にあるみたい。

山へ行く前に近所で試走

部品の取り付け具合を確認するため、近所を試走。チェーンを交換したおかげで、シフティングが非常にスムーズ。853 を10速にしてから1度も交換していなかったので、かなりくたびれていたんだろう。
チェーンなど多少伸びても変わらんだろうと思っていたが、私でも明確に感じ取れるくらい違うものなんだな。XTRは高いので、次回は新しいXTチェーンを試してみよう。

ほんの10センチくらいの段差を下りる際に軽く飛ぶと、フォークが伸びるタイミングでちょっと違和感が。ヘッドセットにガタはなく、走りながら前輪を上げ下げしても何ともなし。しばらく走ってみて何が影響しているのか確認予定。でももう梅雨か。


全体のバランスのせいかペダルのせいか、後輪が上がりにくい気がしたが、疲れているのが原因と思うことにした。

853 で使ってきたErgon GE1 が劣化してねとねとしているので、Ti には移植せずに廃棄。旧モデルの新品はグリップの直径が細くなっていた。太めのグリップが好きで使ってきたので、これは残念だ。慣れれば気にならなくなるかな。


今回、非常に気に入っていたChromagパーツを採用しなかった。単に、一度Chromagから脱してみようという、つまらない理由なんだが。
特に、Trailmaster DT はクッションの具合も良く、ノーズの幅も最適で、今まで使ってきた中では最高にケツに合ったサドルだった。価格は結構なものだが、耐久性も申し分なく、カバーの剥がれ(WTB)や表面のすり切れ(Selle Italia)もない。
今回入れたSDG Bel Air RL も大定番だが、裏側を見ると雑な仕事っぷりが目立つ。そんなに安くもないんだがなあ..。だめならまたTrailmaster DTに戻そう。

定番になるだけ合って、とりあえず Bel Air の座り心地は悪くない。

Slackline Ti ほぼ完成

仕事が詰まっているのに、来たからにはやるしかないと、8時間くらいかかった。パーツ構成がほとんど変わってないので、フレーム重量分の軽量化。ペダル込みで12.5kg、ホイールが相当重いので、これは仕方ないか。ちなみにフレーム単体(ディレーラーハンガーなし)で1.72kg。

今回は非常に段取りが悪く、853の部品を取り外す前にTiの組み立て作業を始めてしまったため、いろいろなところで躓いた。また、買って置いた部品を探したり、この際だからとチェーンリングを外して徹底清掃をしたりしていたので、思いの外長時間作業となった。

チェーンテンショナーは、結局BB共締めとなった。微妙に平行を欠いたISCGタブでは、インナーリングのボルトと干渉が発生する。フロントシングル前提で作っているんで、ダブルで使うことは想定していないんだろうなあ。

フォークの各レバーの干渉を避けるため、下側のヘッドパーツを厚めにしたため、上側の突き出し量が減り、スペーサーが少なくなった。
ポジションは変わらないが、ハンドルを目一杯切った際、シフターやブレーキレバーが干渉するようになった。でも、実際に取り付けてみると、レバーからガセットまでの距離が、ボトムパーツの2倍以上あるから、薄めの奴でも十分だった。

転ばなければいいのだが、下手なのでこればかりはどうにもならない。フォークコラムをいつも男切りしてしまうため、こういうときに融通が利かない。



結局、Cane Creek 40 ZS に入れ替えた。私が組むと、意図してもしてなくても、やっぱヘッドセットは Cane Creek になるみたいだ。デザインは Nukeproof の方が好きなんだが。

1.5Tヘッドチューブだと、ヘッドチューブとフォーククラウンの段差が目立つので、1.5Tのフォークが欲しくなるが、44Xタイプのヘッドチューブは下側のヘッドパーツを40mmにすると、1-1/8フォークでも違和感がない。


さて、これで山に行くのはいつになるか?

Slackline Ti first look

ISCGタブはやはり平行に溶接されてない
注文から半年、発送から3日で届いた Slackline Ti。各部の溶接は、素人目で見る限りすべて健全のようだ(このページを参考にした)。
ダボはフルアウターでケーブリングすることを前提としているので、取り付け部品がたくさん同梱されていた。ワイヤーの初期伸びを取るのがちょっと面倒かな。でも、長めに取って、余った分をハンドル周りで調整できるので、これはこれで結構良い。

汚しを入れたヘッドバッジ、本当に汚れていて、触ると黒いものが指に付着する。ガセットは 853 と比較してかなり大きいものを入れている。
ヘッドチューブの規格は44X。ヘッドセットのボトムパーツにより、1.5Tにも対応する。




"Stanton" と彫り込まれたエンド。両エンド及び2ステーブレースに同様の刻印が入る。


ディレーラーハンガーは、853と互換性がない。これはNSBでも見つからなかった。これこれが近い。Danから買うと送料がかなり高いからどうしようかな。

で、問題はこれにいつ乗れるのか、である。今月も来月もかなり仕事が詰まっているので、山へ行く時間がなかなか取れそうにない。

Slackline Ti production release

こんな画像が来た。ISCGタブの溶接状態が気になる。Blackspire Stinger は、BB共締めで行くしかないのか、あるいは今度こそきちんと溶接できているのか?

近頃は 27.5 の話題が多い。Ti 用のフォークをどうするか、これが結構良さそうなんだけど、ここのところの円安で、去年までのような価格では購入できなさそうだし。

チューブレスレディという不完全な仕組みは運用が難しい

散らかり放題の背景と微もげノブX-King ProTection
コンチの X-King ProTection に、Stan's NoTubes シーラントを入れて使っていたが、3月ほどでシーラントがほとんど乾燥し、空気圧低下がが甚だしくなった。52PSIくらいまで入れて6時間ほど過ぎると30PSI前後になる。海外のサイトでも、コンチのチューブレスレディは割と空気が抜けやすいという話も目にした。通勤で毎日乗るような場合は維持管理が煩わしい。

ということで、チューブドに戻した。タイヤ内部にへばりついたシーラントの残骸のため、初期状態より重量増になるがやむを得ない。

シュワルベはシーラントなしでも使えるくらいなのでこの点では期待できるが、2.4インチくらいの低ノブタイヤがないようなのが残念。

Nukeproof Generator Hub のベアリングを見てみた

Sigma 19mm F2.8 EX DN
Nukeproof Generator Hub は、通勤でしか使えていないためか、相変わらずリアハブは満足な回転であるが、ベアリングを交換するとしたらどうしたらよいか気になったので中を見てみた。

フロントは「15268-2RS」、リアは「6902RS」とある。この番号を元に調べてみると、フロントの「15268」は分かりやすく、「内径 x 外径 x 幅」が15mm x 26mm x 8mm ということが分かった。リアの「6902RS」は、15mm x 26mm x 7mm だそうだ。
「15268」は「S & S」、「6902」は「JAPAN」と書かれていた。「15268」ってのは特殊で、日本製のものはないのかな。探してみよう。

ところで、このハブ、本国サイトでベアリングのサイズを「6805」としているが、間違いではないか?2012-2013 ではロゴ以外に変更がないはずで、CRC では 2013 モデルに関しても「15268」としている。こっそりと仕様変更したのかな?「6805」って、25 x 37 x 7 で、かなりでかいから入らないと思うんだけど。20mm アクスル版と共通化したのかな?

とりあえずこの件に関して質問を投げてみたので、続きは後日。

[2013/05/28 追記]
2013年モデルでも仕様変更はないとの回答が来た。サイトの仕様説明はまだ直ってないけど。

メレル カメレオン5を買ってみた



Sigma 19mm F2.8 EX DN
いつ山へ行けるか分からないのに、新しい靴を買ってみた。メレルの日本向けモデル「カメレオン5 ストーム ゴアテックス」。本国サイトでは、同じ「カメレオン5」でも野暮ったいデザインのものしかない。
山を走ると泥が気になるのでずっとミッドカットを履いていたが、カメレオン5にはローカットしかない。ミッドカットでも泥は入るし、ローカットの方が経験上湿気がこもりにくい利点もある。派手目の色もあるが、すぐに飽きそうなのでメレルでよくある「ブリンドル」色を選んだ。

「カメレオン2」は、滑りやすいとの評価だったが、こちらはその点を改善したらしい。Keen Bryce Mid は、軽さとデザインが魅力だが、こちらも結構滑る。そして、たまたま客先で徹夜した際に履きっぱなしだったため、臭いがちょっと残念な状態になってしまっている。

Sigma 19mm F2.8 EX DN
カメレオン5のソール。2より滑らなそうなパターンだが、実際に使ってみないと分からない。

とりあえず街中の湿ったタイル等を雨上がりの木の根に見立てて試してみよう。

それにしても、US11(約29cm)って、なかなか売ってないなー。


バケツに汲んであった防火用水を、ソールにちょっとつけてタイルを歩いてみたら...滑るじゃないか。これじゃBryceと変わりないのだが、もう少し様子を見てみよう。

[2013/05/19 追記]
小雨降る中を歩いてみたが、やはり滑る。くたびれた点字ブロックはぎりぎり持ちこたえたが、路上喫煙禁止の道路標示ではギューギュー鳴りながら滑った。ペダルへの食いつきもさほど良くないので、後は防水性能に期待するしかない。まあ、この手の靴は、カメレオンに限らずどれも似たようなもんだけど。「濡れた岩場でも滑らない」とはひとことも書いてないしね。

ちなみに、Keen Dry を使用した「TARGHEE II MID」は、本降りの中30分ほど自転車で走ったら足先から派手に浸水。eVent 版ではこんなことはなかったので、Keen Dry は改善の余地ありだ。

[2013/06/01 追記]
乾いた山道では Keen Bryce よりいい感じにグリップした。濡れていると今ひとつだが、乾いていればなかなか良いかも知れない。
[2013/06/24 追記]
金属との相性は悪い。ソールが湿った状態だと、ペダルの上で滑る。危ない。
比較的ましなのが、プロテラスポーツ Gore-Tex。使用レポートはこちらを参照。

[2015/04/20 追記]
濡れた路面ではやはり踏ん張りが効かない。同じビブラムでも、革靴の場合はグリップを失う限界が分かりやすいのであるが、こちらは急にすっぽ抜ける感じだ。
山では木の階段でも滑って転んだし、メレルの見た目重視靴にグリップを求めることは大変な間違いである。

まったく走りに行けていません

2週間前の播磨坂
週7日勤務(出勤/在宅)なのと、週末の天気があまり良くないので全く走りに行けていない。自転車通勤なので、月間走行距離は以前の5倍くらいになるが。

ところで、Slackline Ti だが、ようやく出荷日が5月末頃になったもよう。台湾のOEM元からの出荷が5/12予定なので、Dan からは末頃、という単純計算。

ニューズレターによると、OEM元で紆余曲折があったようである。中国パイプ屋に先払いで発注したところ、ボロカス製品が届き、返金を求めたが相手は行方知れず。まとまった額の国際取引で、素性の定かでない相手に先払いとは、だいぶマヌケな印象だ。

やむを得ず別メーカーに確認したが、Slackline Ti のシートチューブを製造する技術がないため断念。そこで、友人のパイプメーカーに当たったところ、製造可能であるとの返事が。ただ、そのパイプメーカーは、Taipei International Cycle Show に出展中のため、正式契約が遅れてしまったそうだ。

予約した多くの人にはもどかしい状態だったであると思うが、私はこの通り山に行く時間がないため、出荷が例えば今年の秋になるといっても、おそらく全く問題にならない状態。気長に待つという感覚すらなく、いつの間にか3月が終わってしまった。


ともかく、6月には手元に届くだろうが、その後このブログに完成写真を投稿できるのは7月か8月になりそう。いや、そもそもそんな状態じゃ仕事の回し方がまずいってことになるな...。

頑張ろう!

結局絞り優先オートくらいしか使っていない

写真には写ってないが、相変わらずゴミだらけの河原である
1月ぶりくらいにSELP1650で撮影。フォーカス/ズームリングの具合が滑らかで使いやすいレンズだが、狙いがなかなか定まらない印象。たぶんレンズではなく撮影者の腕が悪いだけなのだろうけど、好き嫌いで言えばシグマのEマウント単焦点2本組の方が好きだ。

もうすこしだけカリッとして欲しい
まあでも、焦点距離が私の使いたい範囲だし軽くて機動性が高い。もともとは山へ持ち込むことを前提としていたので、16mm という焦点距離は狭い場所で威力を発揮する。F3.5始まりというのがちょっと残念。広角がそこまでなくとも、20mm-40mm でF2.8通しのズームなんかがでれば飛びついてしまいそうだ。


ところで、好き嫌いを言う割に、私はカメラの基本的な機能はほとんど使用していない。絞り優先オートで、ホワイトバランスもオート。なので、頻繁に変更するのは絞りと露出・フォーカスポイント。それから液晶モニタの角度。ISOはほとんど100で、手ぶれしそうだから高感度にするなんてことはせず、とにかくカメラが揺れないようにするだけ。手ぶれしたら諦める。せっかく高感度ノイズが低いソニーカメラなのだから、もう少しいろいろ試した方が良い気もする。

クイックシューのゴムがはがれた

我ながら低劣な工作精度である
NEX-6 にベルボンの三脚に付属しているクイックシューを付けたまま液晶モニタを動かしていたらいつの間にか端が剥がれていた。ねちょねちょしたえぐい接着剤があちこちに付着して不快なので思い切って除去し、タイヤブート TB-2 を切り抜いて代替品を作成。本来チューブ入りタイヤで使うためのものなので、チューブレスタイヤの穴ふさぎには役に立たなかったが、こんなところで意外な使い道があった。1枚では金属部分がカメラに触れそうになるので2枚重ねで貼り付け。接着剤が割と強めなので、しばらくはこれで何とかなりそうである

ベルボンといえば、以前三脚のレバーのゴムが劣化してねとねとになった際、その部分だけを購入しようと価格を問い合わせたところ、不良品交換として無償対応してくれたことがある。購入してから10年近く経つんで、不良品だとしても有償が普通なのでは?

無償になるかどうかは場合によるだろうが、この一件以来、三脚関連製品はベルボンしか買わないと決めた。

新しいおもちゃを買った

Slackline Ti は出荷が遅れるそうで...
仕事の都合でAndroid端末を入手。当初は NW-F805 だけのつもりだったが、リファレンス端末として Nexus 7 も追加。デザインはウォークマンの方が好みだが、文字種切り替えでうっかり戻るキーを押してしまうのは致命的。小型Android端末はどれもこんなものなのかな。

非力のはずのウォークマンが、意外と速い。もちろん、動画はあまり得意ではないので、アプリの動作検証用専門になりそう。特に小さい画面での使い勝手は、7インチの Nexus7では分からないからね。

jQuery Mobile を使った画面遷移は、ローカルリソースが相手だとなかなか面倒で、この際だからと開発用ラップトップにWebサーバを導入。そこにアクセスすりゃ何とかなるだろうと思ったが、USB経由じゃどうにもならん...。接続先のIPをアプリに書いておけばいいんだけど、開発機はDHCPなんでいつも同じとは限らない。会社と家ではネットワークアドレスが違うし。

で、こんな方法を見つけた。これなら、ルータのアドレスはいつも同じになるから、Android端末からはルータのIPを参照すれば良い。ということで早速設定を行ったが...

つながらない。

もう1台のラップトップからは接続できるのに、ステルスやめても Android君は「圏外」と言い張る。ここでひとまず厠へ。出すものを出しつつ、ようやく自分のアホさに気づいた。

ラップトップが 5GHz のAPにつないでいたら、仮想APも5GHzになっちゃうよな。Android端末は 2.4GHz帯にしか対応してないのがそもそも残念なところだが、これは仕方がない。APが両対応なのですぐに2.4GHzへつなぎ直し、ついに接続完了。

だけど、ウォークマンの方は、仮想APにはつなげたものの、アプリの方で404になっちゃう。OSのバージョン違いが原因か?


向かい風の中を走る

あおり気味ばかりだし、自転車はもっと手前に置いて撮影した方が良い
結局今週末も仕事をすることになった。

昨日から花粉症が本格化したため、今日はアレグラを服用。ついでに強風対策としてゴーグルを装着したところ、向かい風にもかかわらず非常に快適に走れた。河川敷なのでやり過ぎ感あふれる身なりだが、もともと珍妙な様子の人が多い土地柄なのでさほど違和感がない(と思い込んでいる)。

これもまたあおり気味
通勤でほぼ毎日乗るようになってから、重いギアを踏んでいられる時間が少しだけ延びた気がする。スクワットだけでなくジョギングでもするともっと良さそうだが、怠け症なためなかなかに腰が重い。

使用しているホイールは Generator +  EX823 だが、タイヤが X-King で 50psi くらいまで入れているため転がり抵抗が少ない。こちらもやり過ぎ感あふれる仕様だが、かなり雑に扱っても壊れないのが良い。

仕事ばかりしていると更新に気づかない

真っ黒に白いロゴはやはり良い
Stanton Bikes DJ/4X のページが更新されてた。FBの投稿によると、予価 £375だそうだ。私はこういった乗り物には乗らないが、外観はかなり気に入っている。ローフィニッシュの方は、ほとんど Charge Blender とそっくりだ、と批判的なコメントがあったが、ブランドロゴもちょっと似ている。

錆びないマルチツールが欲しい

NEX-6L + 19mm F2.8 EX DN
4年前に購入した Crank Brothers multi-10 。ツール本体が長く、使い勝手は非常に良いのだが、気を抜くとすぐに錆びる。錆びたから性能が落ちることはないが、汚らしいしこいつを納めておくポケットが錆で汚れる。 pixl は鍛造ステンレス鋼で錆びにくそうだがツールが少し短くないだろうか?

以前、RDの巻き込みを復旧する作業を手伝った際に作業者が持っていたツールの長さが足りず、私が持ち合わせていたこの m-10 を貸したことがあった。Lezyne などが出している SV Tools なんかもデザインは良いのだが、やはりこれも短め。

ということで、仕方がないので m-10 の錆をヤスリがけで減らし、ピカールとチェーンルブで磨いてみた。細かいところは面倒くさいのでそのままにしておいたが、まあまあ目立たなくなった。鉄だからどうせしばらくしたらまた錆びるし、これくらいでよし。

驚きの 19mm F2.8 EX DN

撮影のため、池の近くにMTBを立てかけたら鳥に囲まれた
午前中はSSDの配達を待ち、午後遅くから外出。もんじゃを焼く煙にやられたダウンジャケットを取りに会社へ行った帰りに閑散とした公園で撮影。

単焦点の Sigma 19mm F2.8 EX DN の真価が現れた印象で、狙ったところには非常に精密な描写をするレンズである。9千円もしない製品でこれだからとにかく驚くばかりだ。D90 で使っている 18-50mm F2.8 EX DC MACRO にも負けていない印象だ(こちらは購入当時の価格が4万円)。安くて軽くて描写が優れているのであれば、もうこれで十分。


ところで、先週はかなりきつかった。土曜明け方まで仕事して、翌日は午後から予定外の出張、そのまま現場で半轍、2時間仮眠して7時にまた現場に出勤、戻ってきた2日後に別の現場へ。今週を含めてもう週末は2回も山へ行かないことになる。近くに手軽な山があれば良いのだが、片道2時間弱となると、なかなか足が向かない。なにか刺激になるものを入れないとだめなのかな...。

ディレーラーハンガー交換

19mm F2.8 EX DN+椅子+ゴリポ
通勤仕様に戻すべく、チェーンの洗浄をしたついでに、ナタジゴさんをまねてNSB DH0028を投入。ナタジゴさんのいうとおり、エッジが効いた仕上げが好印象。私が使う上で性能差を感じることは不可能であるが、気分は良い。

ところで、隊長がまた新たな試みをされたようである。


チェーンテンショナーを迂回した状態では(動画未公開)、1分以上も回転を続けていた。もちろんこれは決してフリーの潤滑が悪いわけではなく、BBやチェーンを含めたドライブトレイン全体に徹底的な潤滑を施した結果のようである。せっかくだから私も試してみようと思うが、チェーン以外にもあちこち調整する必要がありそう。それと、ガロン買いしたFinish Line のドライルーブが大量に残っているので、まずはそちらを使い切らねば。同じくガロン買いしたエコテック2ディグリーザーも消費しつつ、何とか年内には新しいケミカルをいれてみたい。

NEX-6L 撮影テスト

もっと頑張りましょう
 たぶん1年ぶりくらいの再訪。変わったのはタイヤと撮影機材だけだが、Canon Powershot A610 での撮影結果と大差ない(むしろコンデジの方が良く見える)印象なのが残念無念。フォーカスリングのおかげでオートフォーカス後のピント調整がやりやすいのであるが、それでも今ひとつカリッとしない印象。もっとも、NEX-6L は購入してから間もないので、A610みたいに善し悪しを理解し切れていないからということにしておこう。
ちなみに、携行した機材は NEX-6L とゴリラポッド ハイブリッドベルボン CUBE も良さそうだが、ちょっと重いのとローアングル撮影に対応していないので、しばらくはゴリポで行くことにする。

沈めたり持ち上げたりしてHDR風に
いろいろいじると、NEX-6Lの性能がそれなりに生きてくる気もする。

キットレンズ云々と前回書いたが、Sigma 19mm F2.8 EX DN が9,000円を切っていたので思わず購入。後継機が発表されたが、噂によると性能には違いがないとか。であれば現行機は相当な値打ちものなのでは?近いうちに試してみよう。



ところで、NEX-6Lで気になった点をいくつか。

まず、シャッターボタン半押しの感触(=クリック感)が不明確。A610やNikon D90 では、半押しの感触が明確で、フォーカス音をOFFにしていても何ら問題がなかったのだが、本機ではONにしないと意図せず撮影をしてしまうことが多い。手袋をはめたままだと誤撮影の頻度が上がる。フォーカス音を切らなければ良いのだが、そうすると下品な操作音もONになってしまう。フォーカス音だけ有効または別のサウンドセットを選択できれば良いと思う。
また、ピント/ズームリングでのピント微調整の際も、この半押し不明確が影響し、調整中に半押しを解除してしまうことがあった。A610もD90も、半押しからシャッターまでは「ペコッ」というフィードバックがあるのに対し、本機では「ヌルッ」としており、さらに半押しからシャッターが切れるまでの閾値が低いようにも思える。慣れで何とかなるかも知れないが、撮影においてもっとも基本的な部分なので非常に残念。

次に、バッテリーの持ちが悪い。85枚ほど撮影して残量は40%。EVFは使用していないので、公称360枚には届かなそうである。フラッシュも使用していないので、250枚くらいは撮れるとありがたい。もっとも、当日の気温(10度未満)が影響していそう。

いままでカメラメーカーの機種しか使っていなかった素人にとっては、カメラとしての基本的なUIに欠陥があるように思えるNEX-6Lだが、カメラではなく「写真を撮影できる何か」くらいの感覚でいれば違和感を覚えることなく使えそうである。

Sony NEX-6L を押上タワー付近で試してみる

寒すぎて10枚で指先が限界
Sony NEX-6L 。キットレンズは今ひとつという人もいるが、レンズを云々言う前に撮影技術が今ひとつなので、その辺はあまり気にしないようにしている。

長時間露光時のノイズリダクションと手ぶれ補正をOFFにしたが、これはONのままでも良さそう。撮影中に目の前を横切ったママチャリ男の光陰が映り込んだ。欄干の照明に被さってしまったが残念。

画素数が3倍くらいになったが、大きな撮像素子のおかげで破綻なく撮影できそうなので、次は明るい時間帯での絵に期待。


今更だが、Wi-Fi は便利!カメラのボタンを押すだけで、専用デーモンが起動しているPCを勝手に見つけ、そこへ向かって画像を送信してくれるので、今までのようにフタ開けてメモリーカード出してPCに差して...なんて手間がない。送信完了したら自動でカメラの電源が切れるし、送信先のディレクトリ名は日付で作ってくれる。本当に今更だが、こんなに気の利いた仕組みを考えた人には感謝したい。わざわざ無線LAN AP を導入した甲斐があるってもんだ。

Stanton Bikes DJ/4X フレームプロトタイプ(RC版?)

穴が開いている!
FBにいくつかアップロードされてた。公式サイトも更新されてた(最近まめにチェックしてないので、FBにある写真の掲載可否を Dan に聞くまで気づかなかった)。なぜがヘッドチューブの写真に私がタグ付けされてたんで少々びっくり。

[2013/02/07 追記] こちらにも記事あり。内容は公式サイトと同じ。
Fresh Produce : Stanton Bikes DJ & 4X Frames

白のロゴがかなり良い感じ
しばらく前の試作版と比べると、ヘッドチューブのロゴがブチ抜きになっていたり、ヘッドチューブのガセットに Stanton Bikes のロゴが入っていたりと、Slackline Ti より凝っている様子だ。溶接部は「構造色」というのか?パープルマイカの試作品もあったが、ロー(Raw Finish)と黒の2色展開になるそうである。でもこのクリアーが圧倒的に良い。ローの方は、単なるクリアーラッカーではなく、通常のペイントと同じ表面強度が期待できるらしい。

で、4X/DJとひとくくりにしていたが、公式サイトを読んでみると、DJと4Xは別製品で、ジオメトリに若干の違いがあり、4XにはISCGタブが付くということである。

発売はおよそ6週間後、興味がある人は contact@stantonbikes.com へ。

ところで、Ti の方は2月末に出荷だそうで、まだしばらくあるが、最近はクソ忙しいので、気づいたら3月になってた、なんて状況になりそうな予感。

ヘッドチューブのブレースに施されたロゴ
それと、Ride It Out で、Slackline が "Reader's Awards" を取ったらしい。そして、今年ついに 29er を出す予定とのこと。ドロップアウト違い(バーティカルとホリゾンタル)で2種類、推奨フォークトラベルは80mmから100mm、120mmでもOK。ホリゾンタルはSS向けかな。

Hopetech, イギリス製じゃない製品を発表

wide open の記事から
Core Bike Showにて、イギリスのHOPE TECHNOLOGYがハンドルバーを発表!ただ、これはイギリス製ではなくアジア製とのこと。Hopeといえば、ロゴに"MADE IN UK"を誇らしげに入れているメーカーだが、今後は少し変わっていくのかな?デザインは...カーボンっぽい、なんともその、いや、つまり、アレなんだが、素材は7050アルミ合金、800mm でライズは10mm/20mm/30mm、10mm版で290g 。

発表された製品のリストはこちら

Reynolds 853/631 は「クロモリ」じゃない、みたいな

もう「クロモリ」なんて呼ばないで
Q&Aに既に書いたとおり、Reynolds 853 と 631 は、製品の説明(853/631)で「クロモリ」という単語を使っていない。一方、日本のフレーム紹介では、「レイノルズ 853 クロモリ」なんていう説明をよく見かける。「853はクロモリじゃねえよアホ」なんて書いて喧嘩になっているの海外のフォーラムもある(議論のできない人間はどの国にも存在し、日本人の特権ではない)。このままではすっきりしないので、いつものように直接聞いてみた。

結果、やはり製造元としては、853/631を「クロモリ」とは呼んで欲しくないそうだ。Reynoldsでは、「SAE4130」の仕様に沿って製造した757と525・520がクロモリ、853と631はそれとは異なり、素材それ自体および溶接部分が自硬性により強度を増す鉄合金、と分類しているとのこと。

要は、そんじょそこらの鉄合金とは違うんだ、それを十把一絡げに「クロモリ」なんていいやがったら張り倒すぞ、このすっとこどっこいのべらぼうめ、ということである、いや、ない。

でも、"The chemistry includes carbon, manganese, chrome, molybdenum, silicon, copper." と書いてあるけど...。これも気になったので、853/631に「クロモリ」みたいな呼び方はないのか確認してみると"air-hardening"(「空気焼入れ」)との回答。原材料を元にした呼称は考えていなかったらしい。

ただ、「空気焼入れ」というのも正式な分類ではなく、853/631がクロームとモリブデン以外にも色々(企業秘密な)物質から構成されている合金なので、「クロモリ」みたいな感じには呼べないから、まあ、そんな感じ、てな説明を付けてくれた(表現の一部を脚色)。


ともかく、製造元の見解は分かったので、「空気焼入れ」は面倒くさいし落ち着かないから、私はこれからもReynolds 853/631は「鉄」と呼ぶようにしようと思う。


余談だが、自転車部品に使用される金属の大半は合金で、純鉄や純チタン・純アルミなどはほとんどない。しかし、英語圏のサイトを眺めていると、alloy はアルミ合金、brass は真鍮というように、混合気体と空気、自動車とミゼット、みたいな妙ちくりんな表記が通例となっている。

GoPro の搭載位置についてちょっと考えてみた

最近3が出たGoPro、標準オプションでいろいろなマウンタがあり、他社との一番の違いはチェストマウントである。クルトさんのように自力でマウントアダプタを作れば、GC-XA1 をGoProのチェストマウントに取り付けることもできるが、無加工でやろうとすると、やはりGoProを買うことになる。

ネットで見かけるいろいろなマウント方法のうち、一番安定して鑑賞できる映像が撮れるのがヘルメットマウント。ただし、純正のマウントはジョイントが多すぎ、アームが長すぎるので却下。

頭頂部に接地すると木の枝等にぶつける危険あり
代わりに使用するのが「Grab Bag of Mounts」。突き出しの長いマウントと粘着材付きのベースマウントしか使わないし、値段がヘルメットマウントの2倍くらいするが、無駄なジョイントがなく、揺れが減らせる。下方向への角度変更範囲がヘルメットマウントより大きい点も良い。もちろん、GoProマウントのお約束で、マウント自体から発生する雑音を防ぐためには各部に詰め物が必要。

次点がチェストマウント。角度調整がちょっと面倒だが、ヘルメットマウントより地面に近づくためスピード感が出る。ハンドルバー周辺に限られるが、自分も一緒に撮影できるという利点もある。ただし、バックパックのチェストストラップ等、カメラ周辺の干渉物には要注意。ちょっとしたことで映像には盛大にノイズが乗るのでここは注意したい。また、ケツを引きすぎるとサドルにカメラがブチ当たり、場合によっては角度が変わってしまうことも。

一番ゲロを履きそうになるのがハンドルバーマウント。ロードバイクならまだしも、不整地を走るMTBでハンドルバーマウントだけはやめた方がいい。設置場所がステムキャップであっても同じ。ハンドルバーの細かい動きに視点を合わせるなんて無理。動画編集ソフトのIS機能を使っても、ここまで大きく映像が振れると修正しきれない。私などはスターツアーズで酔っちゃうくらいなので、どんなにうまい人の映像でも、ハンドルバーマウントで撮影したものだけは御免被りたい。

同じような位置なら、ヘッドチューブなどどうだろうか?純正のマウントがなく、また、ブレーキホースやシフトケーブルが邪魔くさいが、工夫すれば何とかなるのでは。もっとも、MTB本体に固定すると振動音を拾うのでBGM必須な感じになってしまうが。

久々に Slackline 集合

ナタジゴさんの「おしゃれ3号」新リアホイール
ナタジゴさんからお誘いを受け、骨折後、ツアー以外では初めての山。前日は相変わらず仕事を23時頃までやってたので、睡眠時間2時間半ほどだったが、とにかく頑張って起きた。平日は寝床でぐずぐずしているわけだが、こういう日は眠気に対して精神力が連勝中。

最寄りの駅に着くと、とにかく寒い!厠に入り、小汚い便座に腰掛けようとするが、冷たくてどうにもならない。諦めてチリ紙を敷いて何とか事なきを得る。


駅まで迎えに来て下さったナタジゴさん、なんと昨夜からお風邪を召されたそうで、本当は車を運転するのもつらいくらいだったが、誘った以上は決行するという九州男児の鏡のような意気込みである。

今日もナタジゴさんとヨシ様と私の3人でゆるめに走った。

前回はマサ隊長にご案内いただき、かなりいい感じで走れたが、今日は路面が乾燥しまくり、さらに落ち葉で状況がよく分からない場所が多かった。そういった条件と、骨折以来の臆病が完治していないこともあり、始めから終わりまで緊張し通し。通勤仕様のまま突入したせいもあるが、「転ぶ転ぶ!」とひやひやしながらで、まだまだ思い切りが足りない。2本目はそれなりにいい感じで走れたので、徐々に元通りになることを期待。



それにしても、ナタジゴさん、体調は大丈夫かな...。

「チャレンジ650B」はいったん取りやめ

ちろさんママパパ、それ以外にもあちこちでホイール規格の違いについて興味深い記事が続いている。少ない資金でホイールの大径化をするなら、とりあえずフロントだけ650Bにするという手がある。この場合、フォークは 26インチ用なので、あまりボリュームの大きなタイヤは使用できない。逆に言えば、26インチで使用できる最大ボリュームのタイヤ相当までは何とかなるということだ。

26インチフォークに26インチホイールと高エアボリュームのタイヤを使用した例
650B リムを Mavic が出したら迷わずいってしまおう、と公言してしまったのだが、いや、ちょっと待て。

フォークが 26インチ用なので、使用できるホイール+タイヤの最大径は同じ。接地面積も同じである。同じ外径の場合、650Bにすると、ホイールの割合が大きくなる分、全体に占めるタイヤの割合が小さくなる。つまり、径の大きい650Bホイールの方がエアボリュームが小さくなり、乗り心地は悪化するのでは?さらに、同じ設計の場合、ホイール自体の強度は26インチの方が高いはず。となると、650Bを26インチフォークで使う意味はあるのか?

ホイールを選べない、タイヤも選べない、値段が高い、強度が下がる、だけど重量は増える、エアボリュームは減る、26インチフレームで無理に使うと設計に合わない、などなど、良いことひとつもなし。

26インチフォークのまま650Bのホイールを使用してもすべてが悪くなるだけ、という結論となった。残念ながら、今の(そしてそのうち入ってくる)26インチフレームが完全にイカレてしまうまでは、新たな挑戦はお預けになりそう。

フォークを買えばいい?その選択肢は...たぶんない、はず(いや待て、2014年版の FLOAT では 150mm以下も 650B 対応になる予想があるし、それならひょっとしたら...)。

Disk Read Error

世間では、Aaron Gwin がスペシャライズドに移籍なんて騒いでいるけど、こんな面白い奴がいたなんて知らなかった。ディスク壊れた、パソコン起動しない、なんてときのがっかり感あふれる旋律。

BL-M988とBL-M985について

下手乗りで転倒し、レバーが傷物になったBL-M988
発売とほぼ同時に購入してから使い続けているBL-M988、その制動力には十分満足している(写真は以前の投稿から使い回し)。先日の走り初めでBL-M985を触らせてもらったところ、サーボウェーブの引っかかり/抵抗がなく、レバーを引く力も少なくて済むような感触だった。

シマノはサーボウェーブを推しているようだが、Avid Elixir なんかから乗り換えるには向いていない印象だ。サーボウェーブがないM985は、レバーを引いた分だけリニアにピストンが動き、ブレーキのきき具合が比較的分かりやすい。雑誌やネットで書かれていたことをようやく実感することができた。

私は形と色で選んだのであるが、山ではサーボウェーブがない方が使いやすそうである。夜中にコンクリ上でやるコソ練で前輪をロックしたい場面でも、私ごときの技術では、M988とM985の制動力差はほとんど影響しなさそうだし。

サーボウェーブの独特なタッチが嫌いな人、他社のブレーキから乗り換えたい人、普通にブレーキングしたい人、そういった人には BL-M985 がお勧めである。

Slackline Ti on Dirt 100 2013

Dirt 100 2013 の記事によると、製品版のRDハンガーは交換式だそうです。溶接の写真があったのでちょっとがっかりしたけど、これで安心。

紙媒体では、Slackline Ti が Dirt 100 2013 に掲載されていることを知っていたが、日本では入手困難なので、毎年Webで公開されるのを待っていたところ、ちろさんの記事リンクからたまたま見つけた。

山へ持って行く小型一眼カメラが欲しい

暗めの室内で三脚使用、マニュアルフォーカス、絞り以外は自動
一眼カメラを買うまでは、画素が多すぎるし高いしそんなものいらねえや、と思っていたが、使ってみると撮影した写真の質が違いすぎてびっくり。ただ、コンデジ(Powershot A610)が8年前に購入したものであり、場合によってはスマートフォンにも負けるくらいなので当然かも知れないが。

Canon Powershot A610、購入してから今まで故障は一度もなし、大変な品質で長持ち(ちなみに中国製)。大して軽くもないけどバリアングルでいろんな角度で撮影でき、ニッケル水素電池4本で充電は年1回程度(撮影枚数は800枚くらい)。
もうちょっと違う画角が欲しい、もうすこし背景をぼかしたい、しかし、Nikon D90 と 18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSM、この組み合わせは、山に持って行くにはでかいし重い。転んだらたぶん壊れる。

いま検討しているのは Sony NEX-6L。画像素子がAPS-Cなので、D90と同じ、キットレンズとの組み合わせで約461g 、今使っているレンズ単体(約450g)と同じくらいの重さだ。もちろん、D90で使ってるシグマのレンズがF2.8通しの大口径レンズなのでこれくらいの重量になるのは当然で、NEX-6L のキットレンズにこの画質を求めるのは無理だろうな。

「山伏トレイルツアー」がNHKで紹介されました

NHK静岡限定で、Slackline #3 号オーナーの「山伏トレイルツアー」が紹介された。放送時間は8分を超え、松崎町を扱ったここ1年の放送では最長だったのでは。

新春インタビューの第1回目、「伊豆を走れ!1人で始めた古道再生」と題され、松崎町の古道再生への取り組みが丁寧かつ適切に説明され、さすがNHKという質の高い内容だったそうである。番組の最後で、「山伏トレイルツアー」のツアー内容と連絡先も字幕付きで放送され、直後から放送を見た地元のご老人方から次々と。

全国のNHKでも放送されるように、皆さんで要望を出しましょう!

フランス人、Slackline購入

FBで知り合ったフランス人が Slackline 853 を購入、本日完成。彼によると、私の Slackline 853を見て Stanton Bikes を知り、どうしても欲しくなってしまったそうだ(本写真はFBに彼が投稿したもので、彼の許可を得てここに公開)。なんともいい雰囲気のMTBだ。

ブレーキマウントはISなのかどうかとか、Dan に聞けば良いことをわざわざ私に聞いてきたりちょっと不思議だったが、お互い英語母語話者ではないということで気が楽だったのかも知れない。

彼は、最初のうちは「機械翻訳した英語がへんてこですまん」などと言っていたが、私の方こそひどいもんで、Dan に鼻で笑われるような不自然な単語選択やイカレ文法で書きまくっているからお互い様。彼は日本語使えないし、私はフランス語全く分からんので、重要な部分が通じりゃいいんだ。まあ、気にしないで行こうぜ、みたいなことを伝えてからは、お互い妙ちくりん英語でよろしくメッセージをやりとりしている。

黒の Slackline 853 を日本で見る機会はないが、これもなかなか良い感じだ。特に、多くの色を使いすぎていない彼のパーツ構成には深く共感できる。配色に対する趣味が彼と私で近いのかな?彩度のある色を3色以上使用しない、というだけで、外観は割とまとまった印象になる(気がする)。
所詮泥だらけで傷だらけになるMTBであるが、ワックスで磨いてみたり、こういうところを気にしてみたりするのも悪くない、と思う。

2013年もSlacklineで

原寸大の画像だと塗装補修の下手さ加減が目立つのでこれくらいで。

フリーにグリスを入れ、タイヤの空気圧を高めにしたので、MTBにしては走行音がかなり静かになった。そのせいで歩行者になかなか気づいてもらえないが、降車してしまえばよい。

2011年~2012年は怪我や病気があったが、 Slackline 853 によく乗った。楽なフルサスにあえて乗らない、というのではなく、単に乗っていて楽しい方を選んだだけ(あるいはそう思い込んでいるだけか)。今年も太めのタイヤは替えないが、乗り方はもう少し滑らかな感じを目指そう。

私が確認しているだけで、日本国内に 8 台も(?)入っている Slackline 。Stanton Bikes の知名度も少しずつ上がっているようではあるが、代理店がないこともあって雑誌等で取り上げられることは皆無。それがまた良いので、ひっそりやっていきたい。

MTBだけどワックスがけ

ぬるぬるの艶、しかし面積が小さいので満足度は高くない
切断面ばかり磨いていても目に付くことがないので、フレームを磨いてみた。クルトさんからいろいろとアドバイスをもらったんだけど、やはり寒いので、下地はメラミンスポンジ研磨で茶を濁した。

メラミンスポンジでこするとフレームの表面がつや消しになる。そこにワコーズ シェイクワックスを塗り、乾いたらぼろきれで塗り込む。さらにワコーズのバリアスコートを噴霧し、付属のクロスで磨き上げる。所詮MTBなので、乗ればすぐに傷が付くし、輪行中にホイールとこすれて塗装が剥げることもあるが、たまにはこうしてつや出しをするのも悪くない。

やっぱステムはThomsonだね

別に「驚くほど軽く」もない
なぜかEaston Havoc ステムがある。35mmが148g、50mmが185g、65mmは 230g と、なかなかの重量級。FRもDHもいけるぜ、といっている Thomson Elite X4 は、70mm で 141g。見た目と取り付けやすさは Havoc の方が良いが、90g近い差は結構大きい。

Thomson ステムは亀裂が入りやすいという記事をよく見かけるが、そういった症状が発生した際に、推奨トルクで締結した結果なのかどうか、それらの記事からは判断できない。適切な取り付けを行ったのならまだしも、そうでないのなら製品の問題と結論を出す前にまずはここを一読すべし。
私の場合、2年以上 Thomson Elite X4 を使用しているが、今のところ特に問題ない。MTBでステムが壊れたらかなり痛いことになりそうなので、取説を読んで理解し、不適切な取り付けを行わないように気をつけている。

最近 Thmson もハンドルバーを発売し、3点セットでそろえることができるようになったが、値段がずいぶんと高い。出たばかりということもあるが、Havoc ハンドルバーと比べると、風魔新宿価格で2倍以上する。Thomson はそんなに大きく値崩れすることがないので、各店での何とかセールで手に入れるのが良さそう。

油圧ディスクブレーキとかなんとかかんとか

油圧ディスクブレーキに関する個人的な感想を書いてみる。 輪行に難あり、または輪行は不可能という幻想 自分もVブレーキから移行した当初(2010年頃)はそう思っていたが、実際やってみると慣れの問題で、輪行は油圧ディスクブレーキを忌避するための決定的な要因にならない。 片道で1回と数...