作業性の良し悪し

ねじ曲がったか、リッチー!
Ritchey WCS Trail は、ステム本体が220°で、ハンドルバークランプで仮締めしなくても、バーの位置決めが容易にできる。ボルトは裏から留める形式で、ちょっと作業がしづらいが、それほど面倒ではない。

フォークコラムをつかむ方のボルト穴は妙なオフセットのためにだいぶねじけて見える。Thomson など普通のステムの場合、取り付け時の目安をギャップ部分にしているのだが、このステムの場合はどうにもならない。これもまあ、慣れの問題で何とかなる。

WCS Trail シリーズの塗装は "Ritchey Blatte Finish" という。Blatte の意味がよく分からないが、フランス語だとゴキブリのことらしい。もしそうだとしたらあまり趣味の良い冗談ではないなあ...。「リッチー式ゴキブリ仕上げ」じゃあんまりだ。きっとほかの意味があるんだろう。そうに違いない。


で、Moots の新しいフレームに関するこんな記事が。この写真。
トップチューブと左シートステーに溶接されているこの部品は、ブレーキホースを通す穴。ブリーディングは、レバーとキャリパーを接続した状態で行うものだが、このフレームで作業するのは手間がかかりそうだ。ブリーディングを済ませた状態でホースを取り外せる製品は存在するが、この穴を通すのは無理そう。
シマノ製品であれば、(1) キャリパーにホースを接続する (2) シートステーからヘッドチューブへ向かってホースを通す (3) コネクティングインサートやら必要な部品をホースに取り付けてレバーに取り付ける (4) ブリーディングする という手順になるか。

先日ケーブル・ホースのルーティングを変更した際、いったん、トップチューブのクランプ(プラスチック製)をすべて外す必要があったが、このフレームではいったん決めたら最後まで変えないくらいの決意が必要だ。

どういう設計意図があるにせよ、私ならこの画像を見た瞬間に買う気が失せる。記事には「外してつけ直す、ブリーディングする、15分くらいだろ」なんていうコメントがあるが、オリーブは外さないと穴を通らないだろう(そもそもオリーブは使い捨て)。私など、外してからあれがないこれがないと大騒ぎしそうだ。


Slackline Ti/853/631, 4X をはじめとした Stanton Bikes製品はもちろん、ごく普通の設計なので、こんな不思議なことはない。安心してご購入を。

Tiで前回と同じところ

前回より気温が低くて走りやすい
前回と同じところを走ってきた。体調が悪く家で療養中のナタジゴさんから、レッドピョンピョン隊のご三方が7時に現地を出たとの情報を得たが、タイミングが合わず見つけられなかった。もっとも、今日は1本でおしまいにする予定だったので、これはこれでありだ。

前回は空気圧高めだったが、今日は前30PSI、後ろ35PSIにしたところ、ふかふかしてかなり走りやすくなった。ちょっとした段差を下りる際、リアから先に着地した瞬間の衝撃吸収がいい感じ。前もかなりよくグリップし、カーブで流れる気配は皆無。

前回同様、車重の軽さはとても助かる。輪行でも2kg弱の差は大きいし、走っていても疲れ方が違う。ホイール(Crossmax SX)が軽いだけでなく高性能なせいもあるがとにかくよく進む。CRCカスタムのフロントハブ(Nukeproof Generator)がちょっと回らなくなって来たので、その差もあるか。機材の違いに鈍感な私でも、山を走るとやはり違いがよく分かる。

UST 対応で内径21mm、重量1755gというのはさすがMavic という感じだ。円高の時に購入したといえども65,000円もするだけある。


この日は前回ほど気温が高くなく、割と走りやすかった。また、気分転換に別の駅から出発したところ、途中で10人ほどの軍人を見かけた。私は割とぐずぐずしていたので、トレールヘッドから先で彼らの姿をみることはなかったが、所々に新しいブレーキ痕があったので、初心者も少し混ざっていたようだ。それ以外は、帰り際に地域活動で何度かご一緒した方にお目にかかることができた。多分、今日のルートが普通の人向けで、普段のところはあまり人気がないのかも知れない。

Slackline 631

ニューズレターが来た。今年はずいぶん頑張っている様子。

同じように作れば同じ重さ、というけど、631 は Ti 系なので、ちょっと重くなっているのでは?強度についても、単位重量当たりで比較すると、631 はクロモリの525と同じようなもんだ


ともあれ、GBP385(VAT incl)はずいぶん安い。4X譲りのトップチューブブレースもいい感じで、全体的な見てくれも悪くない。

このフレームの諸事情はハブ毛の方が詳しいのでぜひこちらをご一読

Stanton 4X now available!

ハブ毛の方がご注文中の Stanton Bikes 4X 、ついに発売となったようである。

ビデオもなかなか良いが、フレームの具合もかなりいい感じで、これは是非ともハブ毛の方にお目にかかり、じっくりと眺めてみたいものである。もっとも、まだ紆余曲折が続いているようだが(こちらには私も相乗りさせていただいているので、申し訳ないところがたくさんあります)。

この調子で Stanton Bikes の品揃えが増えていくと良いなあ。

なんていっているうちに、Slackline 631 も発売だと!ホーペーでは未発表だが、RRP GBP 385 で、853 よりだいぶ買いやすい値段になっている。EU域外ならVAT免除になるので、まずは Dan にメールを送ってみよう。重量とかいろいろな面で 853 の弟分になるのか、いとこになるのか。ヘッドチューブ 44mm、シートチューブが 31.6 ポスト対応なので、Ti の鉄版といった方がいいのかな。

墨汁製造器?

黒い、そしてチェーンステーにもルブがべっとり
今月は土日勤務、そして明日も出勤。夏バテで腹の調子が悪いので、休みでも山に行く気力がない。山が近くにあれば行くのか、というと多分行かないと思う。

最近チェーンルブを何にしようかと迷っている。先週は、以前ダイナコのイベントでもらった「セラミックウェットルーブ」を使ってみた。これは週合計50km程度の使用で、かなり黒くなる。チェーンの音がほとんどしなくて良いのだが、この汚れ方はなかなか厳しい。


あまり黒くない、そしてチェーンステーもそれほど汚れない
一方、木曜から試験的に使用している「セラミックワックスルーブ」は、それほど黒くならずにハナクソみたいな塊がこびりつく。その代わり、すぐにチェーンがちりちり鳴り出す。潤滑はしていると思うが、「ウェット」の滑らかさに慣れると、こちらはちょっと気に障る。黒くもならずに音も鳴らない潤滑剤はないものだろうか?


60mm F2.8 DN
おまけ。Crossmax SX のスポークが折れても自分で直す。フロントはSTと共用で、ST用の黒スポークが入っている。だったら1本減らしてその分安くして欲しい。



それにしても、これ、良いなあ
DT SWISS 350 Straight Pull
対応しているスポークは DT Competition Straight Pull だけだが、ZTR Arch EXとかで組むとかなりいい感じに軽くなる。240 の方は高すぎるので、完組を買った方が良い。まあ、350 でも相当高いけど。

フロントシングル化計画中

SAMさんに以前勧められたが、未だに二の足を踏んでいるフロントシングル化計画。しかし、価格面でも折り合いがつきそうな製品がこれ。FBでSAMさんがシェアして下さったのを見て、いよいよ計画を実行に移すときが来たと決意。

Race Face Single Ring Narrow/Wide 30T。RD-M786 とか、スタビライザー付きRDと組み合わせれば、チェーン落ちも防げそうだ。
後はこのリングをどうやって守るか、それはこれ、MRP AMG で解決。私は過去にぶつけているので、その恐怖感からバッシュリング等は必須(そのときはフロント3枚で走ってた)。ここの人も同じような心配をしている

シフターとアウターケーシング・ワイヤー・FD・インナーリング・バッシュリングがなくなるので、で100gくらいは軽くなるかな。

Fox Racing Shox 上場の噂

この記事によると、Fox Racing Shox が上場する予定だそうだ。まずは市場からUSD1億2000万を集め、 USD 5290万 の負債の消化にあてるとか。

興味のある方はこのニュースを継続してチェックしていこう。


[2013/08/08 追記]
明日、Nasdaqに公開だそうだ

久々に例のところへ行ってきた

広角なのでもっと絞ろう
骨折が治ってからここへは来てなかった。1年くらい来てないことになるのかな。軍人に道を教えてもらった思い出深い道。当時は最後の斜面にびびっていたが、いまは落ち着いて走れるようになった。
この場所へ来るまで短い登り返しに木の根が張り出したりしていて腰が持たない。避けていた理由のひとつがそれなんだけど、それでも来る価値がある。難易度が低いので、速度を抑えてのんびり走るのにはちょうど良い。


この日は朝からクソ暑く、ちょっと立ち止まると額から汗がぽたぽた垂れる状態。山の中は日差しが遮られるのでまだましだが、その代わり蚊が多い。そして相変わらずクモの巣だらけだ。
夜中に雨が降ったらしいんだけど、山の中は特に影響がなく、もう少し降らないと乾燥しすぎて逆に走りづらくなると思えるくらい。

こういう状態だと、メレル カメレオン5は、路面でもペダル上でも非常に良くグリップする。乾いた路面では理想的なソールだと思う。

タイヤもほぼ新品であるせいか、地面に突き刺さるような食いつきっぷりで、本日のスリップ回数はゼロ。特にフロントの Mountain King II 2.4 UST が良い感じだ。このくらいの山であれば、リアに X-King を使えば漕ぎも軽くてベストな組み合わせである。


で、Crossmax SX で 11.7kg になった Slackline Ti 、やはり軽さが実感できる。フリーがジャージャーうるさいけど見た目も良いし、太いタイヤを使えるので、山道での常用ホイールになりそう。これで補修部品が簡単に手に入れば最高なんだけど。


おまけ。
秋になると、ここは黄色の絨毯になる銀杏の林。

出かけようと思ったら雨

緑の芝生には(基準値未満の)ダイオキシンがいっぱい
ついに Crossmax SX を投入、3時半に起きていざ山へ、と支度を済ませて外へ出ると雨。現地は降っていないかも知れないが、今日はにわか雨の予報が出ているので無理せず中止。梅雨時だから仕方ない。

800gの軽量化で、ペダル込み11.7kg。まだ軽量化の余地はあるが、これぐらいで十分でしょう。やはり軽い。舗装路でもぐいぐい進むことが実感できる。昨日サグを適正化したこともあって、だいぶいい感じになってきただけに、今日の雨はちょっと残念だ。

ここの広場は自転車乗り入れ禁止なので降車して持ち込んだが、つっかい棒がないためヘルメットをペダル置きにした。しかし、その横で引き綱をしていない飼い犬が小便を垂れていたので、油断すると糞尿を頭にかぶることになる。そもそもここで犬を放していいんだっけ?子供もかけずり回るところに犬の糞小便があるってのは気分が悪いが、免疫獲得のためにはいいのかも知れない。

もっとも、犬糞以前に過去の有害物質で汚染されているので、「環境基準値未満」といわれても、まともな人間はこんなところに子供を連れて入らないと思う。裸足が基本の犬も少々心配だ。


それはそうと、最近インナーリングを使っていない。これなら、Wolf Tooth の 104 BCD Chainrings  30T でフロントシングルにして、さらに例のこいつを入れると登りも結構行けそうな感じになる。

タイヤがだいぶ劣化してきた

SEL50F18
通勤で使っているせいか、以前より劣化が早い。この裂け目は半年の通勤で痛んだところへ、トレイルカッターツアーで酷使したことが原因だろう。山へ行くとサイドがもげやすいが、舗装路でたまにハードブレーキングしても意外と減っていないのは良い点。

先日、Continental Rubber Queen が届いたが、トレイルカッターには間に合わなかった。1本1.1kg。そして妙に臭い。X-Kingでうんこ踏んづけたのが臭いのかと思ったが、Rubber Queenの方だった。

それにしても、こんなので通勤とは、何とも無駄に豪華だ。次はもっと安いタイヤにしよう。

PD-MX80 がキチキチうるさい

ナタジゴさんのところでも取り上げられていたように、PD-MX80はハズレがあるようだ。私が買ったものも、山を1回走った後にキチキチ耳障りな音を発し始めた。
踏み込む際にハンドルを同時に引いたりしていたので、グリップかステムかはたまたヘッドセットか、とまずは自分の取り付け不良を疑ってみたが、改善せず。
一昨日、手持ちのAnswer Rove FRに付け替えたところ、全く雑音がしなくなった。やはり原因はPD-MX80にあったようである。このペダルはPD-MX80に比べるとだいぶ値が張るが、大きくて薄くて踏みやすい。食いつきもなかなか良いのでお勧め。

ただ巡り合わせが悪いだけなのかも知れないが、BR-M985のお漏らし事件もあり、もうちょっと何とかして欲しいと思う。ペダル1組がたかが5000円くらいだが、昼飯代10回分だし。


去年の8月にドイツから来日してまだ袋の中

軽い
Slackline Ti 用に使おうと思って購入した Crossmax SX だが、何となくもったいない気がしてまだ使っていない。

普段使用している CRCカスタムホイール(Nukeproof Generator + DT Champion + Mavic EX823)に比べるとだいぶ軽い。前後で700gくらいの差になる。スポークが10本単位でしか売らない上に納期が長いとか、補修のことを考えるとあまり良い買い物ではなかった気がする。

重量とリム幅がほぼ同じWH-M788はずいぶん安い。しかも、WH-M788はフリーハブボディが鉄なので、スプロケットの食い込みもひどくなりにくそうだ。

シグマのEマウントレンズは別物

Sigma 60mm F2.8 DN

D90で撮影した画像が眠かったのだが、SEL50F18もカリッとしない。絞り開放付近で撮影するとどうしても眠くなる。それでも、F2.2..F2.5くらいでだいぶ良くなり、F2.8でようやく60mm F2.8 DNに追いつくくらいになる。SEL50F18をF2.8で撮影していたら、せっかくのF1.8レンズの意味がない。
ただ、これは私の撮影技術と慣れの問題である。

Eマウント用Sigmaレンズは、フォーカスが合ったかどうかがかなりつかみやすく、カメラのライブビューで確認した画像と、現像ソフト(Adobe Lightroom5)で等倍表示した結果が完全に一致する。SEL50F18はそこがなかなか難しく、うまく撮れたと思っても帰宅してがっかりすることが7割くらい。

SEL50F18
これはSEL50F18、そんなに悪くない。

SEL50F18
こちらもなかなか。フォーカスを合わせたところ以外はいい感じにぼけている。


60mm F2.8 DN、ライブビューで見た通りの結果
同じSigmaでも、D90で使っているものは同じように撮影が難しいので、私にはやはりNEX-6+Sigma Eマウントレンズが適しているようである。

SEL50F18は「神レンズ」という人もいるようだが、私はその領域には手が届かない。

クイックシューの補修第2弾

クイックシューのゴムが劣化した後、タイヤブートで対応したのだったが、意外と長くは持たなかった。粘着材があまり強くなく、また、2枚重ねにしたことによって締め付け時にずれることが判明。

本日修理から戻ってきた NEX-6に取り付けようと、D90から外す際に緩衝材を交換。部屋に転がっている革の端切れを適当な大きさに切断し、瞬間接着剤で貼り付けた。

しばらく使ってみないと分からないが、こういう用途にはやはり革が一番かも知れない。適度な弾力がありつつも、表面がそれなりに強い。


で、SEL50F18だが、室内で撮影するにはちょっと焦点距離が長すぎる。フォーカスリングをかなりぐるぐるしないとピント合わせが難しいが、75mmという焦点距離で絞り開放にして撮影するにはこれくらい微調整ができた方が良いと思う。

何度見ても良い動画


今更だが、これは何度見ても良い動画だ。もう10回ほど見た。あと30回くらいは見ると思う。

山伏トレイルツアーの主宰とは Slackline つながりで知り合ったのだが、ここのところ忙しすぎて西伊豆に行く時間がない。時間がないといっているうちに良い季節は過ぎ、また年が明け、気づいたときにはあっという間にじいさんだ。

そうならないように、とにかく仕事は平日に片付け、週末に持ち越さないようにしよう。

Stanton Bikes のホーペーでも紹介されているので、そちらもどうぞ。来年には日本に来たいなーといっているDanである。是非とも山伏トレイルツアーには行って欲しい、私も一緒に走りたい!

Slackline Ti では、RQ 2.4 UST が使えそう

変速にやや難あり、インナーxローでチェーンが擦る
Ti のチェーンステーの開きが、853 より広そうに見えたので、久々にContinental Rubber Queen 2.4 UST をはめてみたら入った。FDはぎりぎりだが、両ステー(チェーン/シート)およびブレースには余裕がある。これなら前後ともRQで行けそう。タイヤ2本で合計600g以上も重くなるので、フレームの軽量化が打ち消されてしまう。もっとも、853でも当初は前後で使っていたわけだから、これはこれでいいか。

こいつのエアーボリュームは大変なもので、650Bホイールにペラいタイヤをはめた状態と同じくらいの外周になる。DH系を除けば、コンチでは最大の26インチタイヤだが、転がりもさほど重くない。

ブレースもOK
ただ、緩いところをのろのろ走る私には、このようなFRタイヤは過剰である。物事には程というものがあるので、本来なら内幅19mmくらいのリムに、X-Kingくらいのタイヤを使う方が重量面でも良いと思う。



リアホイールにRQをはめると、スプロケット + バルブ/キャップ + QR + ディスクローターの総重量2.96kgになる。タイヤを含めたホイール径は69cmくらい。
高ボリュームのRQでこれなら、650Bのペラくないタイヤをはめることで、設置面積が結構稼げるか。重量増がどれだけになるかが気になるが。

D90で撮影した画像が眠い

シャープネスを上げたり色々いじってそれなりに
NEX-6 は、ソニーのサービスセンターに持ち込み、「ポップアップしてないのにフラッシュが焚かれる」不具合が再現したため、工場引き取りとなった。ちょっと焦げ臭くなるので、あのまま何度もやっているとフラッシュが再起不能になるだろう。

久しぶりに2009年に買ったD90 + 18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSM(旧版)を持ち出してみた。F2.8通しという大変使い勝手の良いレンズで、50mm(35mm換算75mm)を絞り開放で撮影することで、背景がうまくぼけることを期待したのだが...。

ライブビューで拡大する便利な機能があるので、そいつを使ってみた。しかし、ピントの山が全くつかめず、家に帰ってきて結果を見ると何となくぼやけている。ピントは合っているようなのだが、1枚透明な板が挟まっているようなそんな感じ。
ブログにアップロードする際は長辺1600pxに縮小するのであまり目立たないが、ピクセル等倍で見たときは、NEX-6撮影の結果と明らかに違う。OVFでフォーカスエイドを使用した方が良かったかな?
5年も前の機種なので仕方ないのだが、ライブビューが見づらい。NEX-6は、モニターを「屋外晴天」にすると、明るさだけでなくコントラストもきつめになるので、合焦しているかどうかの判断をつけやすい。
カリッとした写真も撮れたので、撮影技術の問題だろう。

ということで、同じ焦点距離のSEL50F18をヨドバシに注文。50mmだけどF1.8なのでさらなるボケが期待できる。明日届くということで、さっそく比較を、と思ったら、NEX-6は修理中じゃないか!NEX-6がないからD90を使っているのに、なんでNEX-6のレンズを買うんだ?我ながら意味が分からない。頭おかしいのか?

で、やはり一眼レフというシステムは、ミラーレス一眼に慣れた私にはもう大げさで使いづらい。ボディもレンズも重くてでかい。セットで1400gってなんですか、ペットボトル3本分だぜ。水なしで山を走れと?
最近は一度堕落してしまうともう這い上がれないほど意志が弱くなってしまった。

メニュー構成をはじめ、グダグダなUIのNEX-6だが、世代が新しいだけあって、撮影技術を補う仕組みはいろいろと盛り込まれていて便利である。故障についてはハズレを引いただけと考えておこう。

Thomson の鬼締め対策

30mm F2.8 EX DN
(あくまで、本物を購入したという前提なのだが)少し前から、Thomson ステムのボルトが変わった。以前は4mmのレンチで締結するように設計されていたものが、現在は3mmとなっている。

前からの比較

横からの比較
新旧比較。旧モデルは4mm。 推奨トルクは新旧変わらず、ハンドルバークランプが4.0Nm、ステアリングコラムの方は5.5Nmとなっている。

4mmレンチと3mmレンチ
この仕様変更は鬼締め対策かもしれない。3mmレンチは明らかに頼りなく、長い方を手に持って締めようとすると折れるんじゃないかと心配になることも。必然的にトルクは低くなり、過大な力で締め付ける可能性が減りそうである。まあ、やろうと思えば3mmでも鬼締めは可能なんだけど。
トルクレンチを使用して適切に扱えば 4mmでも3mmでもあまり関係ないのだが、いろいろな人がいるためやむを得ない措置だったのと想像している。

以前にも書いたとおり、Thomsonステムで亀裂が入ったことは一度もない。取扱説明書を読み、それでも分からなければこちらのサイトを見る。その上で設計で想定される範囲の使用をし、亀裂が入ったというのなら問い合わせてみよう。


[2013/06/04 追記]
Thomson から回答が来た。私の推測通り、トルク制限を狙っているとのこと。Thomson も不適切な取り付けによる破損には対策をせざるを得ないようである。

何ヶ月ぶりかの山

竹林へ向かう途中で
最後にここへ来たのはいつだろうか?画像の履歴を見たら2月、NEX-6Lを買ってすぐのことだと分かった。本当に忙しいことが理由なんだろうか?効率の悪い仕事をしているから週末に疲れてるだけじゃないのだろうか?などと考えながら、いつも通り駅からトレールヘッドへ。

途中、誰にも会わず、またいつもの竹林へ向かう途中に1人に追い抜かれ、1人とすれ違った。

竹林を抜け、トレールヘッドに戻ると、なんとヨシ課長が!ヨシ課長は、途中で出会ったMTBerと話し込んでいる途中で、今日は一人で来たとのこと。ナタジゴさんは今日は子供の運動会で残念ながら不在。ちょうど行き先が同じだったため、広場までご一緒することになった。

きれいになった青フォーズと一緒に
しかし、ヨシ課長は速すぎる!全くついて行けない。久しぶりとかニーパッド着けてないとか色々言い訳はあるが、あんなスピードでは無理。
ただ、速く走ってもあまり楽しくないので、これからは自分のペースで行くことにする。こうなるとまた団体行動ができなくなってしまうが。



19mmじゃ頑張ってもこの程度
私はひとまわりしてもうだいぶ疲れていたので、お二人を見送ってから撮影会を開始。Stanton Bikes のサイトにあるような写真を思い浮かべながら何枚か取ってみたが、帰宅して見直してみると、あちらさんのは望遠で撮っているようだ。私のは広角なので、解放でも背景がぼけにくい。30mm だったらもう少し違った結果になったと思われる。

で、困ったのが NEX-6 の不審な挙動。Aモードで撮影していると、光量不足の時にフラッシュが発光する。ポップアップしてないので、これが続くと故障するんだが、一体どういう仕様なんだろうか?説明書には「発光するモードにしていても、フラッシュ発光部を上げていないと発光しません」と書いてあるのに?今まではこういうことはなかったのに、数日前から突然おかしくなった。フラッシュ前提の露光量になるため、これが起こると画像が非常に暗くなる。仕方ないのでMモードに切り替え、絞り・シャッタースピードのみをマニュアルに変更。鬱陶しいフラッシュもないし、こちらの方が実用的である。今度ソニーのサービスセンターに聞いてみよう。

ところで、先日FBでSAMさん(4号を購入された方)から、レース仲間の方が4Xを購入したというメッセージを頂戴した。たぶん4Xは日本初上陸だろう。さらに、Slackline 853 も一緒に!代理店がないのに、一部でじわじわと盛り上がりを見せている Stanton Bikes 。そのうち雑誌かなんかで紹介される日が来るかも知れない。

雑誌で紹介、といえば、山伏トレイルツアー主宰所有の Slackline 853(赤)が、MTB日和に掲載されている。"Stanton Bikes"とはっきり確認できる形で大きめの写真が日本の雑誌に出たのはこれが初めてのはず。とはいえ、相変わらず本文ではそのことについて一切触れていない。


いつもの竹林でいつもの撮影(前回よりましに撮れた)
Slackline Ti、肝心の乗り味だが、何となく硬い気がする。軽くてすいすい進むからそう感じるのかも知れないが、突き上げの感じが853のものより角があるような。逆に吸収している印象を受けることもあり、まだ違いがはっきりとは分からない。

サドル(SDG Bel Air RL)は、少々尿道を押す感じはあったが(気のせいかも知れない)、ケツ当たりは上々。この調子で長持ちしてくれたら Trailmaster DT に戻ることはないだろう。デザインもやっぱりTrailmaster DTの方がいいんだけどなー。


[2013/06/08 追記]
NEX-6 は、持ち込んだソニーサービスセンターで不具合が再現し、工場送りになった。ちゃんと直してくれればいいんだが、「水濡れがある」とか言いがかりを付けられた事例もあるらしいので、少々心配。

Slackline 631

FB によると、Slackline 631 のプロトタイプをテストしているようだ。ヘッドチューブが44Xで、ロゴが 4X/DJ と同系統となっている。
29er と 650B も計画にあるみたい。

山へ行く前に近所で試走

部品の取り付け具合を確認するため、近所を試走。チェーンを交換したおかげで、シフティングが非常にスムーズ。853 を10速にしてから1度も交換していなかったので、かなりくたびれていたんだろう。
チェーンなど多少伸びても変わらんだろうと思っていたが、私でも明確に感じ取れるくらい違うものなんだな。XTRは高いので、次回は新しいXTチェーンを試してみよう。

ほんの10センチくらいの段差を下りる際に軽く飛ぶと、フォークが伸びるタイミングでちょっと違和感が。ヘッドセットにガタはなく、走りながら前輪を上げ下げしても何ともなし。しばらく走ってみて何が影響しているのか確認予定。でももう梅雨か。


全体のバランスのせいかペダルのせいか、後輪が上がりにくい気がしたが、疲れているのが原因と思うことにした。

853 で使ってきたErgon GE1 が劣化してねとねとしているので、Ti には移植せずに廃棄。旧モデルの新品はグリップの直径が細くなっていた。太めのグリップが好きで使ってきたので、これは残念だ。慣れれば気にならなくなるかな。


今回、非常に気に入っていたChromagパーツを採用しなかった。単に、一度Chromagから脱してみようという、つまらない理由なんだが。
特に、Trailmaster DT はクッションの具合も良く、ノーズの幅も最適で、今まで使ってきた中では最高にケツに合ったサドルだった。価格は結構なものだが、耐久性も申し分なく、カバーの剥がれ(WTB)や表面のすり切れ(Selle Italia)もない。
今回入れたSDG Bel Air RL も大定番だが、裏側を見ると雑な仕事っぷりが目立つ。そんなに安くもないんだがなあ..。だめならまたTrailmaster DTに戻そう。

定番になるだけ合って、とりあえず Bel Air の座り心地は悪くない。

Slackline Ti ほぼ完成

仕事が詰まっているのに、来たからにはやるしかないと、8時間くらいかかった。パーツ構成がほとんど変わってないので、フレーム重量分の軽量化。ペダル込みで12.5kg、ホイールが相当重いので、これは仕方ないか。ちなみにフレーム単体(ディレーラーハンガーなし)で1.72kg。

今回は非常に段取りが悪く、853の部品を取り外す前にTiの組み立て作業を始めてしまったため、いろいろなところで躓いた。また、買って置いた部品を探したり、この際だからとチェーンリングを外して徹底清掃をしたりしていたので、思いの外長時間作業となった。

チェーンテンショナーは、結局BB共締めとなった。微妙に平行を欠いたISCGタブでは、インナーリングのボルトと干渉が発生する。フロントシングル前提で作っているんで、ダブルで使うことは想定していないんだろうなあ。

フォークの各レバーの干渉を避けるため、下側のヘッドパーツを厚めにしたため、上側の突き出し量が減り、スペーサーが少なくなった。
ポジションは変わらないが、ハンドルを目一杯切った際、シフターやブレーキレバーが干渉するようになった。でも、実際に取り付けてみると、レバーからガセットまでの距離が、ボトムパーツの2倍以上あるから、薄めの奴でも十分だった。

転ばなければいいのだが、下手なのでこればかりはどうにもならない。フォークコラムをいつも男切りしてしまうため、こういうときに融通が利かない。



結局、Cane Creek 40 ZS に入れ替えた。私が組むと、意図してもしてなくても、やっぱヘッドセットは Cane Creek になるみたいだ。デザインは Nukeproof の方が好きなんだが。

1.5Tヘッドチューブだと、ヘッドチューブとフォーククラウンの段差が目立つので、1.5Tのフォークが欲しくなるが、44Xタイプのヘッドチューブは下側のヘッドパーツを40mmにすると、1-1/8フォークでも違和感がない。


さて、これで山に行くのはいつになるか?

Slackline Ti first look

ISCGタブはやはり平行に溶接されてない
注文から半年、発送から3日で届いた Slackline Ti。各部の溶接は、素人目で見る限りすべて健全のようだ(このページを参考にした)。
ダボはフルアウターでケーブリングすることを前提としているので、取り付け部品がたくさん同梱されていた。ワイヤーの初期伸びを取るのがちょっと面倒かな。でも、長めに取って、余った分をハンドル周りで調整できるので、これはこれで結構良い。

汚しを入れたヘッドバッジ、本当に汚れていて、触ると黒いものが指に付着する。ガセットは 853 と比較してかなり大きいものを入れている。
ヘッドチューブの規格は44X。ヘッドセットのボトムパーツにより、1.5Tにも対応する。




"Stanton" と彫り込まれたエンド。両エンド及び2ステーブレースに同様の刻印が入る。


ディレーラーハンガーは、853と互換性がない。これはNSBでも見つからなかった。これこれが近い。Danから買うと送料がかなり高いからどうしようかな。

で、問題はこれにいつ乗れるのか、である。今月も来月もかなり仕事が詰まっているので、山へ行く時間がなかなか取れそうにない。

Slackline Ti production release

こんな画像が来た。ISCGタブの溶接状態が気になる。Blackspire Stinger は、BB共締めで行くしかないのか、あるいは今度こそきちんと溶接できているのか?

近頃は 27.5 の話題が多い。Ti 用のフォークをどうするか、これが結構良さそうなんだけど、ここのところの円安で、去年までのような価格では購入できなさそうだし。

チューブレスレディという不完全な仕組みは運用が難しい

散らかり放題の背景と微もげノブX-King ProTection
コンチの X-King ProTection に、Stan's NoTubes シーラントを入れて使っていたが、3月ほどでシーラントがほとんど乾燥し、空気圧低下がが甚だしくなった。52PSIくらいまで入れて6時間ほど過ぎると30PSI前後になる。海外のサイトでも、コンチのチューブレスレディは割と空気が抜けやすいという話も目にした。通勤で毎日乗るような場合は維持管理が煩わしい。

ということで、チューブドに戻した。タイヤ内部にへばりついたシーラントの残骸のため、初期状態より重量増になるがやむを得ない。

シュワルベはシーラントなしでも使えるくらいなのでこの点では期待できるが、2.4インチくらいの低ノブタイヤがないようなのが残念。

Nukeproof Generator Hub のベアリングを見てみた

Sigma 19mm F2.8 EX DN
Nukeproof Generator Hub は、通勤でしか使えていないためか、相変わらずリアハブは満足な回転であるが、ベアリングを交換するとしたらどうしたらよいか気になったので中を見てみた。

フロントは「15268-2RS」、リアは「6902RS」とある。この番号を元に調べてみると、フロントの「15268」は分かりやすく、「内径 x 外径 x 幅」が15mm x 26mm x 8mm ということが分かった。リアの「6902RS」は、15mm x 26mm x 7mm だそうだ。
「15268」は「S & S」、「6902」は「JAPAN」と書かれていた。「15268」ってのは特殊で、日本製のものはないのかな。探してみよう。

ところで、このハブ、本国サイトでベアリングのサイズを「6805」としているが、間違いではないか?2012-2013 ではロゴ以外に変更がないはずで、CRC では 2013 モデルに関しても「15268」としている。こっそりと仕様変更したのかな?「6805」って、25 x 37 x 7 で、かなりでかいから入らないと思うんだけど。20mm アクスル版と共通化したのかな?

とりあえずこの件に関して質問を投げてみたので、続きは後日。

[2013/05/28 追記]
2013年モデルでも仕様変更はないとの回答が来た。サイトの仕様説明はまだ直ってないけど。

メレル カメレオン5を買ってみた



Sigma 19mm F2.8 EX DN
いつ山へ行けるか分からないのに、新しい靴を買ってみた。メレルの日本向けモデル「カメレオン5 ストーム ゴアテックス」。本国サイトでは、同じ「カメレオン5」でも野暮ったいデザインのものしかない。
山を走ると泥が気になるのでずっとミッドカットを履いていたが、カメレオン5にはローカットしかない。ミッドカットでも泥は入るし、ローカットの方が経験上湿気がこもりにくい利点もある。派手目の色もあるが、すぐに飽きそうなのでメレルでよくある「ブリンドル」色を選んだ。

「カメレオン2」は、滑りやすいとの評価だったが、こちらはその点を改善したらしい。Keen Bryce Mid は、軽さとデザインが魅力だが、こちらも結構滑る。そして、たまたま客先で徹夜した際に履きっぱなしだったため、臭いがちょっと残念な状態になってしまっている。

Sigma 19mm F2.8 EX DN
カメレオン5のソール。2より滑らなそうなパターンだが、実際に使ってみないと分からない。

とりあえず街中の湿ったタイル等を雨上がりの木の根に見立てて試してみよう。

それにしても、US11(約29cm)って、なかなか売ってないなー。


バケツに汲んであった防火用水を、ソールにちょっとつけてタイルを歩いてみたら...滑るじゃないか。これじゃBryceと変わりないのだが、もう少し様子を見てみよう。

[2013/05/19 追記]
小雨降る中を歩いてみたが、やはり滑る。くたびれた点字ブロックはぎりぎり持ちこたえたが、路上喫煙禁止の道路標示ではギューギュー鳴りながら滑った。ペダルへの食いつきもさほど良くないので、後は防水性能に期待するしかない。まあ、この手の靴は、カメレオンに限らずどれも似たようなもんだけど。「濡れた岩場でも滑らない」とはひとことも書いてないしね。

ちなみに、Keen Dry を使用した「TARGHEE II MID」は、本降りの中30分ほど自転車で走ったら足先から派手に浸水。eVent 版ではこんなことはなかったので、Keen Dry は改善の余地ありだ。

[2013/06/01 追記]
乾いた山道では Keen Bryce よりいい感じにグリップした。濡れていると今ひとつだが、乾いていればなかなか良いかも知れない。
[2013/06/24 追記]
金属との相性は悪い。ソールが湿った状態だと、ペダルの上で滑る。危ない。
比較的ましなのが、プロテラスポーツ Gore-Tex。使用レポートはこちらを参照。

[2015/04/20 追記]
濡れた路面ではやはり踏ん張りが効かない。同じビブラムでも、革靴の場合はグリップを失う限界が分かりやすいのであるが、こちらは急にすっぽ抜ける感じだ。
山では木の階段でも滑って転んだし、メレルの見た目重視靴にグリップを求めることは大変な間違いである。

まったく走りに行けていません

2週間前の播磨坂
週7日勤務(出勤/在宅)なのと、週末の天気があまり良くないので全く走りに行けていない。自転車通勤なので、月間走行距離は以前の5倍くらいになるが。

ところで、Slackline Ti だが、ようやく出荷日が5月末頃になったもよう。台湾のOEM元からの出荷が5/12予定なので、Dan からは末頃、という単純計算。

ニューズレターによると、OEM元で紆余曲折があったようである。中国パイプ屋に先払いで発注したところ、ボロカス製品が届き、返金を求めたが相手は行方知れず。まとまった額の国際取引で、素性の定かでない相手に先払いとは、だいぶマヌケな印象だ。

やむを得ず別メーカーに確認したが、Slackline Ti のシートチューブを製造する技術がないため断念。そこで、友人のパイプメーカーに当たったところ、製造可能であるとの返事が。ただ、そのパイプメーカーは、Taipei International Cycle Show に出展中のため、正式契約が遅れてしまったそうだ。

予約した多くの人にはもどかしい状態だったであると思うが、私はこの通り山に行く時間がないため、出荷が例えば今年の秋になるといっても、おそらく全く問題にならない状態。気長に待つという感覚すらなく、いつの間にか3月が終わってしまった。


ともかく、6月には手元に届くだろうが、その後このブログに完成写真を投稿できるのは7月か8月になりそう。いや、そもそもそんな状態じゃ仕事の回し方がまずいってことになるな...。

頑張ろう!

結局絞り優先オートくらいしか使っていない

写真には写ってないが、相変わらずゴミだらけの河原である
1月ぶりくらいにSELP1650で撮影。フォーカス/ズームリングの具合が滑らかで使いやすいレンズだが、狙いがなかなか定まらない印象。たぶんレンズではなく撮影者の腕が悪いだけなのだろうけど、好き嫌いで言えばシグマのEマウント単焦点2本組の方が好きだ。

もうすこしだけカリッとして欲しい
まあでも、焦点距離が私の使いたい範囲だし軽くて機動性が高い。もともとは山へ持ち込むことを前提としていたので、16mm という焦点距離は狭い場所で威力を発揮する。F3.5始まりというのがちょっと残念。広角がそこまでなくとも、20mm-40mm でF2.8通しのズームなんかがでれば飛びついてしまいそうだ。


ところで、好き嫌いを言う割に、私はカメラの基本的な機能はほとんど使用していない。絞り優先オートで、ホワイトバランスもオート。なので、頻繁に変更するのは絞りと露出・フォーカスポイント。それから液晶モニタの角度。ISOはほとんど100で、手ぶれしそうだから高感度にするなんてことはせず、とにかくカメラが揺れないようにするだけ。手ぶれしたら諦める。せっかく高感度ノイズが低いソニーカメラなのだから、もう少しいろいろ試した方が良い気もする。

クイックシューのゴムがはがれた

我ながら低劣な工作精度である
NEX-6 にベルボンの三脚に付属しているクイックシューを付けたまま液晶モニタを動かしていたらいつの間にか端が剥がれていた。ねちょねちょしたえぐい接着剤があちこちに付着して不快なので思い切って除去し、タイヤブート TB-2 を切り抜いて代替品を作成。本来チューブ入りタイヤで使うためのものなので、チューブレスタイヤの穴ふさぎには役に立たなかったが、こんなところで意外な使い道があった。1枚では金属部分がカメラに触れそうになるので2枚重ねで貼り付け。接着剤が割と強めなので、しばらくはこれで何とかなりそうである

ベルボンといえば、以前三脚のレバーのゴムが劣化してねとねとになった際、その部分だけを購入しようと価格を問い合わせたところ、不良品交換として無償対応してくれたことがある。購入してから10年近く経つんで、不良品だとしても有償が普通なのでは?

無償になるかどうかは場合によるだろうが、この一件以来、三脚関連製品はベルボンしか買わないと決めた。

新しいおもちゃを買った

Slackline Ti は出荷が遅れるそうで...
仕事の都合でAndroid端末を入手。当初は NW-F805 だけのつもりだったが、リファレンス端末として Nexus 7 も追加。デザインはウォークマンの方が好みだが、文字種切り替えでうっかり戻るキーを押してしまうのは致命的。小型Android端末はどれもこんなものなのかな。

非力のはずのウォークマンが、意外と速い。もちろん、動画はあまり得意ではないので、アプリの動作検証用専門になりそう。特に小さい画面での使い勝手は、7インチの Nexus7では分からないからね。

jQuery Mobile を使った画面遷移は、ローカルリソースが相手だとなかなか面倒で、この際だからと開発用ラップトップにWebサーバを導入。そこにアクセスすりゃ何とかなるだろうと思ったが、USB経由じゃどうにもならん...。接続先のIPをアプリに書いておけばいいんだけど、開発機はDHCPなんでいつも同じとは限らない。会社と家ではネットワークアドレスが違うし。

で、こんな方法を見つけた。これなら、ルータのアドレスはいつも同じになるから、Android端末からはルータのIPを参照すれば良い。ということで早速設定を行ったが...

つながらない。

もう1台のラップトップからは接続できるのに、ステルスやめても Android君は「圏外」と言い張る。ここでひとまず厠へ。出すものを出しつつ、ようやく自分のアホさに気づいた。

ラップトップが 5GHz のAPにつないでいたら、仮想APも5GHzになっちゃうよな。Android端末は 2.4GHz帯にしか対応してないのがそもそも残念なところだが、これは仕方がない。APが両対応なのですぐに2.4GHzへつなぎ直し、ついに接続完了。

だけど、ウォークマンの方は、仮想APにはつなげたものの、アプリの方で404になっちゃう。OSのバージョン違いが原因か?


向かい風の中を走る

あおり気味ばかりだし、自転車はもっと手前に置いて撮影した方が良い
結局今週末も仕事をすることになった。

昨日から花粉症が本格化したため、今日はアレグラを服用。ついでに強風対策としてゴーグルを装着したところ、向かい風にもかかわらず非常に快適に走れた。河川敷なのでやり過ぎ感あふれる身なりだが、もともと珍妙な様子の人が多い土地柄なのでさほど違和感がない(と思い込んでいる)。

これもまたあおり気味
通勤でほぼ毎日乗るようになってから、重いギアを踏んでいられる時間が少しだけ延びた気がする。スクワットだけでなくジョギングでもするともっと良さそうだが、怠け症なためなかなかに腰が重い。

使用しているホイールは Generator +  EX823 だが、タイヤが X-King で 50psi くらいまで入れているため転がり抵抗が少ない。こちらもやり過ぎ感あふれる仕様だが、かなり雑に扱っても壊れないのが良い。

油圧ディスクブレーキとかなんとかかんとか

油圧ディスクブレーキに関する個人的な感想を書いてみる。 輪行に難あり、または輪行は不可能という幻想 自分もVブレーキから移行した当初(2010年頃)はそう思っていたが、実際やってみると慣れの問題で、輪行は油圧ディスクブレーキを忌避するための決定的な要因にならない。 片道で1回と数...