Pike RCT3 にしてから初めての例のところ

ここのところ3週連続で長瀞に入り浸っていたので、今週からは別活動+例のところを中心に走って行く予定である。

本日は、1年くらいぶりの軍人コース。ナタジゴさんがご一緒くだされば楽しくて良いのだが、しばらくご多忙なご様子なので、今回もやはり一人で走る。
こういったところはゆっくり走れば良いので、軍人のように大勢でスピードを上げて走るのは遠慮したい。
ということで、カメラだけでなく重たい三脚をバックパックにぶち込み、そこら中で休みながら4時間近くかけて走ってみた。

やはり、Sigma 60mm F2.8 DN の解像力は圧倒的だ。これで2万円もしないというのはちょっと異常な気もする。本製品より高額なSEL50F18とは操作性を含めて比較にならない。三脚を使うとかきちんと準備すればそれに応えてくれる正しい製品である。30mmと19mmはこれに比べると少し見劣りするが、60mmが良すぎるのである。

こちらは19mm。これくらいならスマホでも撮れるのではないか?機材云々の前に撮影技術の問題だが。

このギトギト感も良い。作品としてはかなりひどいが、レンズの良さはよく出ている。

こちらも画像自体は悪くないが、構図やら何やら色々と間違っている感じが。

1枚目を別の位置から。手前の木がもっと低ければ良かった。


長瀞のHTな人から進められてカーボンハンドルバーを導入。ここを走るのが久しぶりすぎて正直なところよく分からないのだが、きっと何かが違うのだろう。しばらく使ってみてアルミに戻すとカーボンの良さが分かるかもしれない。

タイヤの空気圧は長瀞とほぼ同じ。路面状況が良いこともあり、相変わらずグリップは大変に良好、登り返しでも後輪が空転することがない。
ただ、脚力が大幅に不足しているため、いつも失敗している登り返しは、今回もだめだった。このまま引き下がるのは悔しいので、ラインを考えながら再挑戦し、5回目でようやく登り切った。

通勤が電車に戻ったせいかもしれないので、またやり直しだ。山に行かないときはフロントを34Tくらいにしてコンクリの坂を登ってみるとするか。

Rockshox Pike RCT3 の感想(山)


ここは山ではない
何週連続だか考えるのが面倒くさくなったが、先週に引き続き長瀞ツアーに参加。

コーナリングが下手くそなため、前半はトラベル量の増加も含めて色々と持て余し気味だったが、ぬるぬるのストロークと外径35mmの外観から来る重厚感とあいまって、ガレ場では転倒する気がしなかった。おそらく Fox Float 32mm と大きな違いはないはずなんだが、海外で評判が大変良いというだけで、実際の性能差以上に「すげー良くなった!」と思い込んでいる。口に出して言うとなおさらのことだ。

当日ぶち込んだタイヤは、Schwalbe の Magic Mary 2.35(Snakeskin Trailstar)Nobby Nic 2.4 (Snakeskin Trailstar) 。合計で400g 近い減量となった。
どちらのタイヤも推奨最低空気圧が1.6barとなっているが、それだと Nobby Nic はリム打ちしまくりなので、1本走った後に1.8くらいまで加圧した。いくらチューブレス(シーラント入りのTLR)といえども、走行中にゴツゴツ衝撃を感じるのは気分が悪いし、ホイールにも悪そうだ。

そして、どちらのタイヤも耐久性に難あり。

ノブの側面と根元から傷み始める

ノブの根元に亀裂が入る
同じところを1回走っただけでノブの側面と根元から崩壊が始まり、2回目で亀裂が深くなる。フロントは特にグリップがよく、低圧でもコシがある理想的なタイヤなのだが、耐久性に関してはコンチMKII UST の半分未満という印象だ。



ところで、2週前からステムを70mmにして乗り心地を試してみたが、やはり下りの安定感が今ひとつだ。そこでしばらく前に購入した60mmに換装し、次週はこれでどれくらい変わるのか確認する予定。これだけで一気に60gも増量か。いよいよハンドルバーをCFRPにするしかないのか...。

ハンドルバーと言えば、今使っている Spank Oozy もなかなかよい。ポリッシュでも傷がつきにくいのは陽極酸化処理なためか?Easton Haven はすぐに剥げる。


以前と同じ場所
とりあえず、RockShox Pike RCT3 DPA はなかなか良い、ということである。

そして、ホイールの話もあるのだが、それはまた次回以降に。

Race Face Ambush Knee & Elbow

膝当てを装着するのにいちいち靴を脱ぐのが面倒くさいので、いろいろ探しているうちにこここれが見つかった

痩せ過ぎ体型の私であるが、どちらもMサイズで問題なし。今使用しているiXSのニーパッドはMでは若干緩く、Lはでかすぎる。エルボーパッドは、以前POCのやつを使っていて、そちらもLではでかかった。RFのMは割ときつめ。普通の体型の人ならLでもいいのでは。

このニーパッドは、iXSのやつにくらべると、パッドの範囲が縦方向に広く、先の土曜で打撲した範囲の負傷は防げそうだ。ハードカップでないのが少々気がかりだが、わざわざ転倒するのもアホらしいし、そのときになってみないと分からん。

Rockshox Pike RCT3 の感想(舗装路)

日本では未だ詳しい情報が見つからない、Rockshox Pike RCT3 Dual Position Air 。取り付けてからまだ舗装路のみの試走であるが、とりあえず現段階での所感を。
ちなみに海外ではこのように、非常に評判が良い。


Float 1.125ストレートフォークでどんなに頑張っても解消しなかった軋み音が全く発生しなくなった。ステムのプリロードボルトは定石通り、当たりが出る程度で問題なし。山道ではまだ試していないが、フロントのみでフルブレーキ・フロントを起点にリアを振って方向転換など、いままで異音に悩まされていた操作をしても無音。コンクリートの階段をガタガタ下ったり、フロントを上げずに段差に突っ込むとか、色々やってみたがやはり何ともない。今までのアレはいったい何だったんだろう。やっぱり曲がっていたのだろうか?

そして、重い。今まで使っていた Fox Float 150 FIT RLC より200g以上重い。しかし、34 TALAS 160 よりは50gくらい軽い。スタンションチューブ経はPikeが1mm太く35mm。
次に、初期動作に引っかかりがある。Float は最初の1mmからぬるっと沈むが、こちらはグググと入る。そこから先はFloatと同等の滑らかさで動く。

トラベル調整は使わない。そもそも必要がない。しかし、クラウンとアウターが白の製品を探すとDPAしか販売されていないことが分かり、やむを得ず使いもしないトラベル調整付きのこちらを購入した。

Open/Pedal/Lock は要するにFoxのCTDである。Foxが始めてから、Magra(DLO3:Open/Firm/Lockout)、 BOS(Sof/Medium/Hard)も似たような3段階切り替えを採用した。どうせ開/閉くらいでしか使ってなかったので、こういうおおざっぱな方式は歓迎だ。

無理な力がかかる位置で倒すと破損する
Maxle Lite は使ったことがないが、Maxle Ultimate は工具なしでカムテンションを調整できるのは簡単で良い。

やや曲がって貼り付けられている
フォーク本体にサグ出し目安が貼り付けてあるのは昔からの伝統である。スタンションチューブのプリントと合わせ、こちらを見ればマニュアルなしに調整ができる。
Foxの場合はいろいろとマニュアルなしでは難しいが、それでも読めば分かるように書かれている。それさえも読まずに「どうするんですか」とか、代理店のブログで質問をするユーザーもいて、呆れるばかりだ。

Pikeには予備のダストシール一式が付属しているので、最も消耗が激しい部品については追加購入せずに済む。Foxの場合は完全な技術を持った代理店があるため、有償オーバーホールに出せばここら辺を一通りやってもらえる。販売店でも問題ない。

Rockshox の場合は代理店が変わってから日が浅いため、どの程度の仕上がりになるかまだ情報がない。販売店は多いが、それぞれがどの程度の技術を持っているか測ることができない。さらに、Pike RCT3 のような新製品の場合、これだけ情報が少ないと、販売実績も少ないと思われる。メンテナンスに関しては不安要素の多い製品である。
ただし、カラー写真付きの詳細マニュアルがPDFで配布されているため、基本的には所有者自身の責任でやれ、ということなんだろう。

ショックポンプは余計な付属物である。必要なら買えば良い。私にとってこれだけはまったく無価値だ。こんなくだらないものをつけるのだったら、旧Pikeデカールキットの方がましである。

TLR装着手順確立

いままで何度か Tubeless Ready の装着に挑戦し、そのたびに大汗をかき、手荒れがひどいことになっていた。今回でだいたい3回目くらい、ようやく手順が確立できた(と思う)。

MMにはTLRのアイコンはSnakeSkinにまとめてある
やり方は至って簡単。チューブドでリムに装着し、許容上限まで加圧したら10日ほど放置。リムにタイヤがなじんだら取り外し、ここで改めてチューブレスレディとして装着する。
この際、ビードが全周に渡って均等に上がり、ホイールを回転させたときにねじれがないことを確認しておく。最初からねじれているようなクソタイヤの場合は諦める。

チューブレスレディタイヤはとにかくビードが固い。こいつを素手で取り付けるのはなかなかつらい。なので、なじませる段階ではプラスチックのタイヤレバーを躊躇せずに使う。シリコングリスをビードに塗るのも良いだろう。

放置期間が長いので、ホイールが1セットしかないとその間乗れなくなるのが残念。使っていないホイールがあると良い。

本番で、どうしてもビードが上がらないこともある。そういうときは、ビードの周りに指で水を塗るとうまくいく。
使用したフロアポンプは前回も使った Topeak JoeBlow Mountain 。低圧・高容量でMTBには最適である。素早く、容赦なく、圧倒的な憎悪を持って断固ポンピングする。10PSIを超えるまでは決して途中で休んではいけない。親の敵を討ち果たすがごとく、執拗に。30回のポンピングで10PSIを超えることができなかったら潔くあきらめることも肝要である。

このときもまた、両面のビードが全周に渡って上がりきったら、ねじれがないことを確認する。

ここまで来たら後は最も簡単な作業、シーラント注入である。バルブコアを外し、Stan's NoTubes シーラントをバルブから流し込む。シーラントを入れてからビードを上げるという手順の方がより多く見られるが、シーラントがこぼれないように神経を使ったりして作業性が悪いため、私はバルブコアを外す方を勧める。コアが外れるバルブの方が、シーラントでバルブが詰まった場合に、200円足らずのコアだけ交換すれば済むのでさらに良い。


ビードが上がらねえだの手が痛えだの、コンプレッサーがないからできないだの、屁の突っ張りにもならない泣き言を抜かす暇があったら頭と体力を使ってもっと良い方法を考えて見るべし。何故にうまくいかないのか、原因を追及する手順を省けば、手順を永久に確立させないことができる。結局いつも運任せ。博打好きな人はそうすると良い。

もちろん、この手順でうまくいかなくても私の知ったことではない。


余談だが、今回はフロント用に購入したMMを誤ってリアに装着してやり直し、リアに装着したNNの回転方向を間違えて装着してやり直し。1台分のホイールセットで2回も無駄に作業をし、結局また手荒れがひどいことになった。実にマヌケである。

メレル プロテラスポーツ Gore-Tex

Proterra Sport Gore-Tex 、濡れた路面でのグリップは相変わらず良くないが、Answer Rove FR との相性は、カメレオン5と比較してかなりよい。防水性もまずまずで、これなら浅い小川を渡るのに足がぬれる心配はない。

それにしても、購入当初からベロの裏側が臭いのはなぜ?超足臭野郎がちょっと試し履きして返品したか?素材固有の悪臭かもしれないし、使っているうちにどうせ臭くなるので構わないが、ちょっと気になった。

Crossmax SX フリーハブメンテナンス

Crossmax SX 、初回から、なんかこう、変な共振音が気になりつつも、もう10回ほど使ってみた。しかし、やはり気になるので、メンテナンス方法を探し、バラしてみた。

必要な工具は、ホイールセットに付属する専用工具(325 423 01)と14mmと17mmのコンレンチ。0:10あたりで反フリー側の「308 722 01」を取り外しているが、こちらは外すことができなかった。外れなくても作業はできるのでそのまま続ける。

フリーハブボディーを取り外してみたところ、内部にはオイルがほとんど残っていなかった。
奥に見えるベアリングはNTNの6903Z
0:56 に取り外す「996 107 01」はダストシールで、これがないと内部に砂や泥が浸入し、あっという間にフリーがだめになる。結構汚れるので、ダストシールを取り外したら水で汚れを流し、綿棒などで丁寧に清掃する。
ダストシール以外も、なめても平気なくらいに徹底的に汚れを落とす。

「996 106 01」に含まれるスプリングが非常に小さくて扱いづらい。取り外し・取り付けで紛失する可能性が高いため、写真のように散らかった場所で作業を行うのは感心しない。
取り付ける際は、爪側・ボディー側両方の穴に正しくはまっていることを何度も確認する。手先が不器用な私は爪楊枝を利用した。

専用オイルの「996 136 01」は、ブリスターパックの中でオイルが漏洩したまま販売されている。シマノの純正ミネラルオイルは内蓋があり、このようなことはあり得ない。なんともヌケサクで配慮に欠けたパッケージングだ。

一通り作業を終えると、ラチェット音が少し静かになったが、これは数キロ走るだけで元に戻るだろう。こんな感じでメンテナンスは簡単なので、またしばらくしたら同じようにやる予定。

それにしても、こんな小さな爪2本で走行中の負荷・衝撃に耐えているのだから驚きだ。


で、変な共振音は、専用工具で当たりを出す部品の緩みが原因ではないかと推測している。この部品は、2:30 にあるとおり、当たりを出した後 1/8 回転ほど戻すことになっている。締めすぎると回転が渋くなり、緩めすぎるとガタが出ると思われる。「308 722 01」が緩みを押さえているわけではないので、定期的に状態を確認する必要がありそうだ。

そもそも、手元に届いた時点ですでに正しい位置になかったというのであれば、設計があまり良くないのでは?


なお、Mavic が公開している手順はこちら。



BL-M985

というわけで、BL-M985 、だ。

近所をひとっ走りして試した限りでは、988と比較すると確かに制動力は劣る。ただし、初期抵抗がなく、引き始めから終わりまで一定の力でレバーを操作できる点はやはりよい。M988で1度も使わなかったフリーストローク調整機構がくてすっきりしている。リーチ調整は大変やりづらい。それほど頻繁に変更するものではないが、もうちっと別の位置にレンチを差せればやりやすかっただろうに。

9000系が出た後は、980系はおそらく廃盤になるだろう。サーボウェーブなしでアルミレバーのブレーキは、この985が最後になるのでは。

河川敷の舗装路で八の字走行練習後に撮影。注意深く見ないと気づかないが、Tomac Automatic 120 で使用していた Fox F120 Fit RLC 2011 に換装してある。トラベルは130mmである。軋み音がひどいので、試しにテーパードコラムのこちらにしたところ、なぜか解消した。偶然なのかよく分からないが、Slackline Ti はストレートフォークで使用する設計になっていないのか?それとも、Float 150 Fit RLCはコラムが曲がっていたのか?

これについては、次回以降、「黒いスタンションチューブのアレにしたらどうなるか?」に乞うご期待。

長瀞で久方ぶりのGoPro撮影

しばらく長瀞ではGoProを使っていなかったが、先日の松崎で映像を見て自己満足感を思い出し、久しぶりに持ち込んでみた。


前半部分で前を走るライダーはその筋で有名な方で、コーナーリングを基礎から教えて頂きに参りたい気分になった。参加者6人中、私が最もコーナーリングが下手クソで、直線で何とか追いついていても、コーナーが続くとどんどん引き離される。

2.4インチのタイヤを前後20PSI程度まで空気圧を下げているのだから、そう簡単にはすっぽ抜けることもないのに、いまだにきちんと倒し込めない腰抜けっぷりだ。


Slackline Ti、相変わらずヘッドの調子が悪い。リーミングする意味はもうなさそうだし、これ以上何をやったら良いのだろうか?

シマノの4桁品番XTR

既報の通り、シマノの4桁品番XTRが発表された。気になった点をざっとまとめると以下の通り。
  1. ドライブトレインは11速。
  2. 10速と互換性があるのでsramのような専用フリーボディは不要。
  3. 10速と互換性を残したため、カセットのレンジは11-40が最大。
  4. 純正製品との組み合わせでRDの動きが最適化される。
  5. スタビライザーの効き具合は、RDを分解せずに調整可能。
  6. チェーンは11速専用HG-X11。
  7. トレイルモデルでもブレーキレバーはCFRP。
  8. I-SpecはI-SpecIIに更新、ブレーキレバーとシフターとの位置関係を最適化。
  9. クランクセットは、パーツの交換で1枚から3枚までに対応。
  10. チェーンリングは従来通りで、N/Wではない。
  11. ブレーキキャリパーのピストン素材を変更(「ガラス繊維樹脂製ピストン」)。
私が注目するのは1, 2, 3, 4, 11 で、残りの項目はどうでも良い。現行品で何ら問題のないスタビライザーについて、その強弱をなぜ調整する必要があるのかシマノの説明を聞きたいし、また醜悪な外見のクランクなど論外だ。
XCモデルは一律マグネシウムボディ+CFRPレバーの仕様に統一されたので、BL-M987は短命に終わるのかな。

11-40カセットの構成は、11-13-15-17-19-21-24-27-31-35-40 で、トップから7枚目までが10sと同じ、8枚目以降が3-4-4、最後だけが5T飛び。OneUp で17Tを抜いたものと比べると、やはり純正、無理のない歯数構成だ。


私にとっては10速と互換性があるというのが最も良い点で、現行クランクで使える互換N/Wリングが発売されれば、必要なのはRD、カセット、チェーン、チェーンリング、シフターとなる。しばらく様子を見て、互換N/Wリング次第で移行を検討する予定。


9000系でGFRPピストンに変わるブレーキキャリパーはどんな具合になるか。お漏らしのひどい980系から改善されていると良いなあ。
そういえば先日、マウントをフェーシングしたらお漏らしが直るかも、とか言っている頭の悪そうなコメントをFB見かけたが、どうやったらそんな発想になるのか想像できない。フェーシングとオイルリークにどのような因果関係があるのか説明もなしに、とにかくやった方がいいというような話で。
一応自転車屋の店員らしいが、とにかくフェーシングやらタッピングをすりゃいいと思っている稚拙な人物なのかも知れない。その程度なら自転車屋などやめた方がいいね。

山伏トレイルツアーに初参加

長めの休暇の最終週、長いこと行けずにいた「山伏トレイルツアー」に行ってきた。
普段からろくなものを食っていないし、湯船につかるのが面倒くさいのでシャワーばかりの毎日。せっかくなので前日に入って翌日帰る魚食いまくり+温泉計画を立てた。


今回も輪行で、東京駅~松崎が6時間弱で5000円ちょっとの行程だが、レンタカー+油代よりも安く、運転しないで寝ていけるので体力的にはこちらの方がずっと楽だと思う。ただ、現地の有名な温泉を巡りたいと思うと、タクシーか1時間に1本くらいのバスを利用するしかないので少々不便ではあるが。


ISを適用し、カラーバランスと輝度を調整。

前回の訪問が2012年の7月だったので、2年近くたってしまった。ツアー開始前の当時と比べると、トレールの状態は格段に良い。
ここまで再生するのは地元(地主および地方公共団体)との交渉に始まり、作業に大変な労力がかかったわけで、さらに維持するのもまた相当な力が必要だと思う。

道幅と斜度が適切で、それほどスピードを出さなくても浮遊感が楽しめるのは、伊那長瀞にはない特色である。チェストマウントの効果でわりとスピードが出ているように見えるかもしれないが、実際はそれほどでもない。長瀞ツアーでも左右に振れる区間はあるが、斜度が比較的きつく、道幅が狭いので私などは対応が遅れることが多い。

全体を通して上り返しはさほど多くないため、前30T x 後36Tあれば十分だ。それでだめなところは潔く降車すればよい。
今回のメンバーは全員ハードテール。走ってみるとやはりフルサスはいらないし、かえってつまらなくなるかもしれない、という印象。


次行けるのはいつになるんだろうか?

Thomson X4 stem 60mm の質量は 200g程度だそうです

最近 Evans Cycles から購入した Thomson Elite X4 Stem の質量が約200gあった。Thomson のホームページでは177gで、誤差にしては違いすぎるので確認をとってみたら「間違ってた、200gが正しいし、50mmも間違ってるみたいなのですぐに直す」との返事。

10分後に見たら200gに修正されていた。精密工作が売りの会社なためか、この辺の対応が非常に早い。

ちなみに、Web Archive によると、変更前は 50mmが167g、60mmが177gとなっている。大して軽くもないと思っていた Easton Havoc との差は10g前後となり、Thomson 基準で考えると「結構軽い」となる。

サドル交換

しばらく SDG Bel Air RL に乗っていたせいか、臨時で Chromag Trailmaster DT に交換してみたところ、どうもケツの収まりが悪い。もうすっかりBelケツになったようだ。

新しいサドルはこちら。

SDG Duster MTN 。280gくらいあり、やや重い。Bel Air にしても Trailmaster DT にしても、後部がやや反り気味だが、こちらはほぼ平らで、ケツの位置決めがうまくいかないかと思ったら意外とそうでもない。クッションは必要十分で、中央の溝によって尿道への刺激が抑えられていることもあり、かなり快適。

Mavic Crossmax SX のスポーク交換

先日の転倒が原因と思われるスポーク曲がりを発見。こんな状態でもリム自体に振れが出ていないのは大したものだ。以前ドイツから購入した予備のスポークがあるので、せっかくだから交換してみることに。

ニップルには、"325 423 01"という専用工具を使用する。金属ではないがかなり硬めの素材らしく、これでニップルを回すとニップルの塗装がすぐに剥げる。

スポークの交換は割と簡単で、反フリー側はただ緩めて外すだけ。フリー側は、スプロケットだけでなく、その下にはめ込んであるスポークプロテクター(?)と押さえ金具(でかいCリング)も外す必要があるが、まあたいしたことはない。やや面倒なのはスポーク交換後の振れ取りだが、これはどのホイールであっても同じ。

外したスポーク。上が反フリー側、下がフリー側。長さがだいぶ違う。フリー側の曲がりはそれほど大きくないが、せっかくなのでこちらも交換しておいた。


この後、シフトワイヤーの交換をし、ナタジゴさんを見習ってワイヤーの末端処理をしようと思ったがうまくいかず、結局いつものエンドキャップを使用した。有害な蒸気を吸って気持ち悪くなるだけで終了。あ、フラックスを落とすの忘れてたな...。キャップの中で錆錆になっていることだろうけど、まあいいや。

過労で意欲低下

過労のため、仕事だけでなく、自転車に関してもやる気がなくなり、ほぼ引きこもり状態の日々、先日は BLSS のトレールメンテに行ってきた。地元の自治体や地主から引き合いが多い本ツアーだが、ルートが増えればそれだけ維持に力がいるため、今のところは大幅な拡張の予定はないそうだ。

で、BLSSの主宰とリピーター6人で整備したいつものトレールを本日走ってきた。アプローチの舗装路では、強風のせいで倒木があちこちで電線に引っかかっていたりと、山を走る以前に危険な様子が目立った。

前夜に降った大雨の悪影響は皆無で、むしろ適度に湿っていたおかげで埃や花粉が舞い上がらず、また、大変グリップしやすい路面状態であった。
長瀞は先日の大雪で大きな被害が発生し、本ツアーも2月弱開催不可能な状態であったとのこと。

久々の長瀞ツアーで、軽度の鬱状態から脱するかと思ったところ、最近ほとんど問題なく通過できていたところで前転。右大腿部を強打し、体重をかけると結構痛む。いつもの通り輪行で何とか帰宅できたが、時間がたつにつれだんだんと痛みが強くなってくる。この様子だと1週間くらいは治らないかな。

右側のカバーが白いのはレールが飛び出しかけているため
この転倒での一番の損害はサドル。天地逆になった自転車からの衝撃を右側だけで受け止めた結果、レールが曲がり、後ろのカバーを突き破りかけている。
SDG Bel Air RL Ti-Alloy は気に入って使っていたのだが、これは私の技術力では修復不可能。せっかくなので同じ銘柄の「2.0」を注文。オリジナルより少し薄くなっている印象だ。

そして、ステムのクランプにも傷が。使用に際しては問題はないと思うが、ちょっとこれはみっともないし気になる部分である。

Stanton Bikes の代理店ができたそうです

Matthew Cycle というところで、Stanton Bikes の代理店を始めるそうです。

走りに行きてえ~。2月はまだ1日も休んでいない...。

650Bなどどうでもよい、と思っているが、こちらは...

wideopenmag に、Stanton Bikes Switchback の記事

EXCLUSIVE: STANTON BIKES SWITCHBACK by Wideopenmag
深緑(Translucent Forest Green)のフレームに、Mavic Crossmax Enduroの黄色リム、Rockshox Pike RCT3 の黒チューブ、これは良い配色だ。相変わらずシマノ好きな傾向が見えるドライブトレイン。Sherpa 853と同じく、シートチューブは曲げを入れているようだ。

こんなのを見ると、Sherpa 853 から目移りしてしまう。まったく、どいつもこいつもいい感じの650Bフレームを出しやがる。

いや、26er乗りとしては、やはりいったん極端に振ってから、それからアレだ。

とりあえず、主な仕様は以下の通り。
  • ダブルバテッド、シームレス空気焼き入れReynolds 631メインチューブ
  • Reynolds 631 44mm ヘッドチューブ
  • 冷間鍛造 Reynolds 525 ステー
  • 30.9 mm シートチューブ(34.9mm クランプ)
  • カスタム CNC スタントンロゴ刻印入りトップチューブブレース
  • ガセット付きダウンチューブ
  • ISCG 05 マウント
  • カスタム CNC 交換式ドロップアウト (12mm x 142mm, 10mm x 135mm, ホリゾンタル)
  • フルアウター用ケーブルガイド
  • 73mm BB シェル
  • スタントンロゴヘッドチューブバッジ
  • アンダーラッカーグラフィック
  • 加熱処理エナメル塗装
  • 色は「透明森緑」とローの2色

塗装の強度についてはどんなものかわからない。ドロップアウトが交換できて、12x142に対応したのは良い。

16.5インチと 18インチの2サイズ展開で、ジオメトリは以下。
  • ヘッド角 65.75 度(140mmフォークで25%サグ)
  • シート角 72.5 度
  • ヘッドチューブ長 16.5インチが 110mm、18インチが 120mm
  • トップチューブ(実測)長 16.5インチが 22.5インチ、18インチが 23.3インチ
  • トップチューブ(実効)長 16.5インチが 23.62インチ、18インチが24.42(初稿で"19 frame"の誤植)
  • チェーンステー長 415mm
  • BB高 315mm
  • フレーム重量 16.5 インチで 5lbs 5oz(約2.4kg)
軽めに作っても、やはり2kgは超えてしまうのを見ると、やはりTiフレームは軽い(1.72kg)のだな、と実感する。

フォークをオーバーホールに出した

Fox Float 150 RLC 2011 をオーバーホールに出した。現在、代理店の作業が立て込んでいるらしく、戻りはだいぶかかりそうな様子。このまま何週間も戻ってこないと、毎日の通勤で交通費がかさむので、Tomac Automatic 120 に取り付けていたF120 RLC 2011 を使うことにした。

ただ、このフォークはテーパードなので、Slackline Ti で使うにはヘッドセットのボトムパーツを1.5用に変更する必要がある。
内径44mmのヘッドセットの場合、ZS ではなく EC が必要で、サイズは EC44/40ということになる。クラウンレースの表記はまた異なる。クラウンレースは、テーパードコラムの場合は 52/40、ストレートの場合は 52/30。
ボトムパーツの数値表記は、「ヘッドチューブ内径/コラム外径」、クラウンレースの表記は「ヘッドセット内径/コラム外径」となる。

ということで、早速1つ注文した。

オーバーホールの取り次ぎ依頼に購入店へ行ったついでに、BB(SM-BB93)とチェーンリングを買ってきた。

SM-BB93の外径は、BBシェル外径より小さい。取り付けには、製品に付属する専用アダプターを介して行うが、これがとても使いやすい。これのおかげで、BB本体に傷がつきにくくなるという副次効果もある。また、このBBは手に持った感じでは非常に軽い(計量は失念)。
これを、
このように装着して使用する
チェーンリングは36Tで、Slackline Ti で使えるシングル用チェーンリングのサイズはたぶんこれが最大と思われる。38Tになると、チェーンステーに干渉して使えないのではないか。ぎりぎりいけるかな?
隙間がかなりぎりぎり
前36Tにあわせ、後ろは..と探してみたが、ぴったりのものがなかったので、CS-6700 11-28Tを発注。11-25Tくらいでも良いかと思ったが、これで河川敷のコンクリ斜面を登るのはきつそうなのでやめた。

先日指摘されたクランクアーム、本日確認したところ、やはりチェーンステー側に1mmちょっと曲がっているようだ。こういう指摘をしてくれる人はとてもありがたい。感謝。


[2014.02.16 追記]
予想外に早くオーバーホールが終わり、ボトムパーツは不要になった。これでまたしばらく乗り続けられる。
インナーチューブが摩耗しているとのことだが、素人目にはよくわからない。購入から3年弱、雨天走行は舗装路で2回、合計1時間程度、それ以外は「普通の」使用で走行距離は3000km未満。カシマコートは耐久性が高いとのことだったが、それほどでもなさそうだ。

wideopenmag に掲載された Sherpa 853

wideopenmag に掲載された Stanton Bikes Sherpa 853 の画像。さすが、雑誌社だけあって写真の質が高い。様々な角度から撮影された画像と詳しい説明で、仕様のほとんどが明らかになった。

まず、ドロップエンドはQRで、RDハンガーは Slackline Ti っぽい。FDはダイレクトマウントになっている。ISCGタブはついてないようだ。


製品版は穴なし、試作品は穴あき
そして、一番心配な造作がこれ。穴あきヘッドチューブ。泥や水がここから入り込んだら錆びそう。これは塞いで出荷して欲しいなあ。

[2014.03.13 追記]
FBで、Matthew Cycle さんのポストに書き込んだら、Dan から「アレはサンプルで、製品版では Slackline Ti と同様になる」との回答が!やはり、CX 向けならそうなるよなあ。Stanton Bikes の説明はたまに当てにならないことがあるが、"Pewter head badge" に関しては誤りではなかった。

Stanton Bikes Sherpa 853

Facebook に、Sherpa 853 の情報が出ていたので転載。

サイズは3種類で展開、17、19、21。色は2色、エメラルドグリーンとシャドーグレー。シングルスピード、ベルトドライブ版の予定もあり。

サイズ別の推奨身長は、17インチが5.6(167.64cm)~5.10(177.8cm)、19インチが5.10~6.2(187.96cm)、21インチが6.2~6.6(198.12cm)。19インチのカバー範囲がちょっと変だが、腕脚が短い場合は小さめが良いだろう。私の場合、26erで18なので、29erなら17かと思ったら、この仕様だと19になるようだ。

ヘッドアングルは68.5度で、100mmフォークの適正サグで69.5度。シートチューブはそれぞれ72.5度/73.5度。
XC 向けなので、Chromag Rootdown より登り指向なのか。チェーンステー長が Cotic Solaris と同じ、価格もほぼ同じなので、やはりかなり意識していると思われる。
シートポストは30.9mm、一方 Cotic Solaris は 31.6mm。

17インチのトップチューブは実測/実効で 570mm/600mm、19インチで+20mm、21インチで+40mm。チェーンステーは435mm。

リアのエンドがスルーに見えるが気のせいか。

重さは 17で4.5lbs(2.041kg)。かなり軽く仕上がっている。26er の Slackline よりも軽い。


希望小売価格GBP500。1/26現在 GBP1 = JPY 170 くらいなので、VAT exemption があるとすると、送料込みで10万弱くらいになるか。これだと Chromag Rootdown に価格面で負けているなあ。もっとも、あっちは素性不明の素材で、Stanton の方はいつものように全パイプを Reynolds で作っているので単純な比較はできないけど。また、Rootdown はフレーム重量がはっきりしない。明確にできない理由でもあるのか?


予約は、Dan に連絡を。半額を前金で支払い、5月以降に出荷開始予定。

Stanton Bikes まとめ


久しぶりに Stanton Bikes の更新情報など。
  • Switchback
    素材の構成は Slackline631と同じ。前三角が Reynolds 631 AH鋼、シート & チェーンステーが 525クロモリ。ヘッドアングルが64.5°(140mmフォークの適正サグで66°)、"Gravity Enduro's and Mini DH on the weekends" って、 BTR Ranger を意識しているのかな?Ranger の方は26インチ、会社の方針も明確でブレがない。
    Stanton Bikes はどちらかというと「フルサスをやってない Cotic」あるいは「ファブレス Chromag」といった感じか。
  • Sherpa 853
    26 と 29 を検討した結果、29で発売することに落ち着いた。ジオメトリ等の詳細は不明だが、Cotic Solaris は参考にしているはず。フレーム素材は相変わらずすべて Reynolds で、ヘッドチューブが 631、トップ&ダウンチューブは853で、ダウンチューブの方は「DZB」というトリプルバテッド管を使用。ステーはやっぱり525。"trail/XC specific frame"といっているので、100-130mmフォークで71-69°程度のヘッドアングルになるのでは。

    どうせならいったん大きく振ってみる方が分かりやすいので、650Bはパスし、29erに行きたい。「どうせなら」だが。今のところこれ以上自転車を増やすつもりはない。Sherpa 853のジオメトリ次第でもある。

    2月には詳細が明らかになるだろう。
  • Sherpa Ti
    詳細不明。853が29なのだから、こちらも多分29のはず。

切れない包丁で調理をするとうんざりする

包丁を意識的に扱うようになった頃、種類などよく分かっておらず、とりあえず3本組の「ツイン ライン ナイフブロックセット」を購入したが、いつもの調子で、高い物が欲しくなり、同じメーカーから2万弱で販売されていた「ツインセルマックス シェフナイフ 20cm」を購入(現在は廃番)。

手前の牛刀が高い方、奥の三徳が3本セットの安い方
切れ味は、全然違う。重さは2倍弱、刀身が柄まで貫通しており、バランスが良く、力を込めずに引くだけで切れる印象がある。鶏もも肉を捌くときなどは、包丁を持つ手はその重さを支えるくらいの力加減で良い。

この包丁は研ぎの練習台も兼ねていた(兼ねている)ため、非常識な場所に傷がたくさんついており、それをごまかすためにピカリングを行った結果、レーザーエッチングのロゴや製品型番が消えかけている。
購入からまだ5年しかたっていないため、刃が減った感じはしない。切れ味が鈍っても、ちょっと研げば切れ味が復活する。ぶつけて欠けても荒研ぎからやり直せば修正できる。しかし、購入当時はもっとよく切れた気がする。砥石もたまに研いで平滑にならして、包丁の研ぎにムラが出ないようにしているが、やはりプロがきちんと研いだものにはかなわないのか。


 Zwillng の限定版包丁があっという間に予約でいっぱい、という話を聞いた。岐阜県関市で鍛えられた133層の積層鋼材、ダマスカス文様が特徴的なエロい製品だが、価格は5万弱。しかも、三徳一種類のみ。

なぜ三徳なのか?シェフナイフ(牛刀)に慣れてしまうと、三徳は狙いが定まらず、また、中途半端な使い心地である。牛刀なら何でもできる(はず)。みじん切りはもとより、桂剥きも可能だ。
次に衝動買いするときもおそらく牛刀になるだろう。

チェーンをきりきり言わせて走っている自転車を見かけるとイライラする

疲れて走りにも行っていないし、誰でもやってるチェーンルブ比較。ただし、手抜き評価で、箇条書きにもしない。

主に通勤(雨天時は走行しない)で、潤滑性・耐久性を比較すると、Finish Line Ceramic Wet Lube > Wako's Chain Lub >> White Lightning Epic Ride > Super Zoil Chain Lube > Finish Line Ceramic Wax Lube の順。

  1. Finish Line Ceramic Wet Lube
    1回(約10km)走っただけでチェーン真っ黒。潤滑性・静粛性・耐久性はこの中で1番。
    ズボンの裾の汚れは避けようがない。ちょっと触れただけで頑固な油汚れが付着し、洗濯してもなかなか落ちない。
    汚れは甚だしいが、粘りがないのでボロ布で拭けば落ちる。見た目に反し、掃除はさほど面倒ではない。
    おおよその再注油目安は400kmくらい。
  2. Wako's Chain Lub
    汚れ具合は Ceramic Wet Lube よりやや穏やかだが、やはり黒くなる。Ceramic Wet Lube に比べてやや粘りがあるが、こびりつきは少ない。
  3. White Lightning Epic Ride
    使用感はただのオイル。そんなに静かでもない。さらに臭いが強め。Finish Line Dry Teflon Lube と類似した臭いで、室内で使用するには不適。
    こんなもの使うくらないら、激安のミシンオイル(ミネラルオイル)で十分。ガキの頃、実家の家業の都合でミシンオイルはたくさんあったので、16インチの子供用自転車のメンテにもミシンオイルを使っていた。もうちょっと粘度が高かったか。
    あれ、これならブレーキメンテ後の入れ替えで排出した廃オイルを再利用すればいいんじゃ...。
  4. Super Zoil Chain Lube
    どろどろ。使用感は冬期に粘土が落ちたFinish Line Dry Teflon Lubeと同等。汚れの付着が多く、掃除が面倒。高額な割に使い勝手が悪い。そもそも自転車に使うのが間違っているのだろう。
  5. Finish Line Ceramic Wax Lube
    Ceramic Wet Lube のような汚れ方はないが、ハナクソのような汚れが固まって付着し、掃除も面倒。潤滑性・静粛性・耐久性どれをとっても、この中では最低。通勤で毎日使用するには適さない。
常用しているのは Wako's Chain Lub、気が向いたときに Finish Line Wet Lube。この2つ以外は処分に困っているので、地道に使っていくしかないな。

真打ちバックパックがない

無駄遣いをしていろいろバックパックを買ってきたが、真打ちをまだ手に入れていない。現在使用しているのはこちら。
Trans Alpine シリーズで最大容量の32Lであるこのバックパックは日本の代理店では扱っていない。Deuter の自転車用バックパックらしく、見てくれも今ひとつだ。バックカントリー向けである Freerider Pro 30 赤みたいなやつを期待。


32ELは、高さが4cm、重量が50g増しとなる以外は、30 と同じ仕様。2013年モデルでは、ヘルメットホルダーの素材が本体生地と同じになったため、使い込んでよれよれになることがなさそうである。普段はここにニーパッドを引っかけている。
正直なところ、この手のホルダーをヘルメット用に使うことがほとんどないので、わざわざこんなものつけなくても良いと思っている。

ジッパーで分割した下の収納空間には輪行袋とそれ用の工具を納める。このおかげで、輪行袋についた泥やら埃が補給食と一緒になることがない。

右側についているこれはマップホルダー、だそうだが、鼻紙を入れる程度にしか使っていない。存在を忘れるくらい私にとっては利用価値のないポケットである。

上部の収納が唯一の不満。ファスナーは片開きで扱いづらく、収納力が著しく低い。

付属のレインカバー。取り外すことが可能なので、自分の好きなカバーと交換することが可能。

そして、この背面がこのバックパックで最大の売りだ。乗車時の姿勢は猫背気味になるので、こういう具合になっていると背骨部分がバックパックの背面にこすれることがなく快適である。

見た目の良さと機能性を兼ね備えたバックパックは今のところ見つかっていない。Dakine なども割と人気があるようだが、私にはあれの外観については、何が良いのかさっぱり分からない。

Evoc Freeride Tour ももう一歩だ。ウエストベルトが長すぎて余るし、ヘルメットホルダーがコンプレッションベルトを兼ねているので扱いにくい。

背中への当たりと見た目だけで選ぶとすれば、Millet Solo 28だ。ただしこれは自転車向けではないため、いろいろな面で不都合が多そうだし、ヘルメットとの干渉も気になる。

Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさん

 Lewis LHTというTrickstuff Maximaそっくりさんがちょっと話題になってるみたい。 某代理店等は普通に紹介してたけど、「Trickstuff Maximaインスパイアード」「Trickstuff Maxima系」くらいは言っても良かった気がする。日本ではさほ...