2017年11月28日火曜日

Sram X01 Eagle を使ってみて

Eagle X01 Eagleの気に入った点
  1. クランクを逆回転してもチェーンが外れない
    シマノは10sになったあたりから、クランク逆回転でチェーンが詰まったり、場合によっては外れることがあった。海外のレビューでも頻繁に確認できる問題で、Sramでも11sでは同様だったようだ。
    Eagle では、トップからローまで、どの位置にチェーンがあっても決して外れることがない。
  2. ダウンシフトレバーの角度調整ができる
    シマノを使い続けてきて、ダウンシフトレバーの角度がいつも気に入らなかった。グリップを握った状態で、親指を大げさに反らす感じでシフトダウンをする必要があった。X01 Eagleでは、これをあるいい感じに調整することができるので、急な登り返しでのストレスが大分減った。
    なお、GX Eagle は調整不可。
    ここを調整したかった、しかしこの角度ではリリースレバーが使えない
  3. Chain Gap Toolが付属する
    B-Bolt の調整がシビアなEagleだが、このツールのおかげで簡単に調整できる。
    これのありなしで作業性が大分違う
  4. ケージロックでチェーンのインストールが簡単
    シマノを使っているときから、チェーンのインストール時はRDにボロ布を挟んだりしていたが、X01 Eagle には Sram 独自のケージロックがあるおかげで、チェーンの取り付けが大変楽になった。チェーンインストール用の変なツールも売ってるけどそれさえも不要である。
    ケージロックのおかげでメンテが楽々
  5. ホイールの脱着が簡単
    ケージロックを使うみたいなビデオがあるけど、これを使わなくても難しくない。RDのテンション自体はXTのスタビライザーを最大まで調整したみたいな感じだが、ホイール脱着のためにRDを開くのに必要な力はXTスタビライザーがオフよりちょっときつい感じか。RDの位置もちょっと違うから、そっちの方が影響してるか。
    ただ、ホイールを外す際、RDを開いてちょっとホイールを引くだけで飛び出すようにホイールが外れる点が少々気になる。簡単に外れるわけではないから問題ではないが。
  6. 紙の取説が付属しない
    シマノは複数言語の取説が、紙媒体で山ほどついてくるが、Sramは製品保証関連のペラ1のみ。取説はWebからダウンロードして読むという寸法。どうせゴミになるし、通信環境が十分であれば、紙の取説など無用の長物である。
  7. シフターのデザインが洗練されている
    シマノのシフターも悪くはないが、リリースレバーがイマイチな印象だ。金属の棒が唐突に生えて、その先に指置きが取って付けたように付着している感じ。
    X01 Eagle のリリースレバーは本体と一体感があり、シマノのような違和感がない。
    ダウンシフトレバーに隠れるくらいのリリースレバー

Eagle X01 Eagleの気に入らない点
  1. 非インスタントリリース
    シマノでは中級のSLX以下モデルの特徴である、プッシュ・プルリリースが、Sramでは最上級のXX1でも同様である点。「バチ」の「バ」で変速完了するのがXT/XTR、「バ」で半リリース「チ」で完全リリースがSLX/X01 Eagleである。XT以上のシフターでは、リリースボタンを押し切った時点でリリースされ、チェーンがトップ方向に落ちる。好みの問題だが、このちょっとした差が与える影響がなかなか結構大きい。
  2. シングルリリース
    シマノでは中級のSLX以下モデルの特徴である、ワンプッシュ・ワンリリースが、Sramでは最上級のXX1でも同様である点。シマノのマルチリリースは、ミスシフトを嫌うライダーからは不評のようであるが、私は1段ずつカチカチ押しまくるのが好きではない。しかもインスタントじゃないし。
    ただ、このバチバチというフィードバックは悪くない。
  3. アウターケーシングが別売
    シマノはシフターを買うとアウターケーシング(=ハウジング)がついてくるが、Sramは超高いX01にも付属しない。事前にこのビデオを見ていたので驚きはしなかったが(ビデオでも"my big surprise"と言っている)。会社としての方針が違うだけとはいえ、新しいシフター/RDを導入したら、くたびれたハウジングも交換したいもんだけど。
    せっかく脱シマノを狙っていたのに、ここだけは最高に素晴らしいシマノSP41を使うしかなかった。
  4. シフター固定と22.2mmクランプが兼用
    Brand-Xのドロッパーポストレバーを見てダメだと感じたこの兼用設計が、高級パーツのX01 Eagleでも採用されていた。シフターとクランプをつなぐ部分と、ハンドルバーにクランプを固定するボルトは別にしたい。
    別にするとどうなるかというと、シマノみたいに上カバーをまるごと交換するような大げさな設計になりそう。ここは一長一短か。
  5. とにかくバカ高い
    消耗品であるカセットスプロケットが国内定価で6万超。しかも、XT/XTRみたいに部分的な交換ができないため、1枚壊れたら全損。
    X-Domeていう、鋼インゴットからの削り出しで350gちょっとはもはや芸術品の域に達しているが、それだけに維持費用はスペシャルハイパーエクストリーム道楽レベルだ。そもそも消耗品が芸術である必要はない。100g増量を我慢してカセットだけGXに落とすという手もある。
    12sでこの軽さ!しかし値段が

その他
  1. XD Driver Bodyは障壁ではない
    どの記事を見ても「(ただし)取り付けには専用のXD Driver Bodyが必要」と、何やら面倒くさそうな注記があったりするが、シマノ以外はほとんどのメーカーが対応しているので問題にならない。
    Hope の場合は、手で引っこ抜いて専用工具で押し込むだけ。アルミ合金からステンレスに交換したことがあるので、交換は非常に簡単だった。各メーカーごとに専用工具が必要だったり汎用工具だけでいけたりするので、取説はよく読む必要があるが、やってみればたいしたことはない。
  2. 42Tで噛み合わないことがある
    このGXのビデオでも紹介されているが、42Tの位置でチェーンとギアが噛み合わないことがある。走行中には発生しないが、メンテナンススタンドで、負荷がかからない状態で42Tにシフトした際、結構な確率で発生する。
    Sramの解説ビデオは、陰影礼賛風のライティングで、細部がよく見えなかったりするが、この人のビデオは時々焦点が合わないところもあるものの、明るくはっきりしていて見やすい。まずはSramを見て、それからほかの記事やビデオを見ていくのがよさそう。
  3. 情報はやや少なめか
    シマノ XTR に比べると、Sram X01 Eagle の情報は、特に日本国内では少なめである。取り付けから調整、ちょっとした不具合かもしれない事象について、今のところ詳細で的確な情報は海外からしか得られていない。
    今回導入に当たっての情報源はSramの公式マニュアルと、YouTubeで個人が公開している様々な映像で、すべて英語である。近頃は自動生成された英語字幕がかなりの制度であるため、ちょっと聞き取りづらいところは字幕を読めば理解が深まる。専門用語・固有名詞は少なくとも1割くらいは間違ってるけど。
    余談になるが、こういった類いのビデオを見たり記事を読んだりして、それなりに英語が分かったつもりになっても、自分が興味ない分野になったとたん、内容がほとんど理解できずがっかりする。
    単語を詰め込むことがいかに大事かよく分かる事例だ。文法は確かに中学レベルでも良いが、単語はいくらやってもきりがない。

2017年11月13日月曜日

体力がないと走ってもあまり楽しめない


最後にここを走ったのは7月末?のようだ。で、ろくに運動もせずダラダラ過ごしていたら、まともに走ることができなくなっていた。老化もあるが、体を動かさないのはとにかくまずい。

いつものように3時半起床、始発に乗って現地で飯を食ってから走り出したが、どうにも体が重い。小休止は普段の10倍くらいとったか。ちょっと進んでは休み、の繰り返し。カメラ・三脚持って走りに行ったときより休みが多い。

先日入れた Brand-X の Ascend ドロッパーポストは、値段の割に非常に良くできている。最初に発売された内蔵式のものは、初代 Slackline Ti には合わないので、最近出た、ワイヤーがたるまないタイプのものを購入。
しかし、レバーがクソみたいに使いづらいので、別売りの 1x 用を購入して取り付けた。
しかし、これは内蔵用のレバーであり、シートポスト側にタイコが必要な本製品には適合しなかった。やむを得ず、ワイヤーを無理矢理レバー内部へ通し、付属の外付けタイコをレバー側に使用してごまかしてみた。今のところなんの問題もなく使用できているので、本当にこのままドロッパーポストを使い続ける段になったら、WTCのReMote に交換することにしよう。

Miranda Infinium クランクセットはやはりよい。チェーンリングの抵抗の低さを体験すると、もうNarrow/Wideには戻れない。Sram の X-Sync 2 もチェーンの抵抗を減らしたようなので、下手にサードパーティーのリングを使うくらいなら、Sram純正の方がよいのでは。Sram の特許を使っている数少ない Chromag のリングも先代の X-Sync のままだし(2017.11.13現在)。
チェーン落ちはゼロ。もっとも、これはRDの効果の方が大きいと思うが。
ガレ場を走ったりすると、RDにスタビライザーが付いていてもリアの方で2~3段落ちたりするので、次に長瀞へ行ったときにどうなるか楽しみだ。

おまけ。


フリーのグリスを入れ替えた後の状態。良く回る。山を走ってるときはローターを擦ったままだったので20秒くらいで止まる感じだった。

2017年10月28日土曜日

クランクアーム表面仕上げ詳細

XTRも毎回仕上げに凝っている。特に先代のFC-M980は二色で非常に好印象。手裏剣ぽいアームは好みの分かれるところであるが。

Miranda Infinium は、側面がヘアライン(?)、ロゴのある方がグロス仕上げ。

裏側は表面が梨地、軽量化のために肉抜きが施されている。シマノは中空かな(中空というとスギノが頭に浮かぶのはなぜだろう)?表裏を指でつまんでみると、結構薄くなっているのが分かる。肉抜きでも中空でも、私のような素人が使う場合どちらでも良い。Infinium自体はプロユースに耐える強度だそうだし。

ちなみにこの傷は開梱時からのもの。荷物を受け取ったときに中で音がするからもしやと思ったら案の定。化粧箱の中で左アームが遊んでいた。税関による開封があったので、どこで発生した傷か分からないが、所詮MTBクランクなのでこれくらいは目をつぶろう。


ボルトにはすべてMirandaのロゴが入っている。ボルト類がアルミ合金じゃないので安心。